喫茶 輪

コーヒーカップの耳

朝陽と太陽

2022-03-05 15:38:26 | 将棋
「宮水ジュニア・将棋講座」今年度(2021年度)最終回でした。

今日の出席は16人。コロナでの学級閉鎖が残念です。

最終回はいつも将棋大会です。
時間が短いので「宮水ジュニア」の特別ルールで。
でも二歩などの反則はその時点で負けと厳しくします。
悔しくて涙を浮かべる子もいますが、それがその子の人生にきっとプラスになると考えてのことです。
そんな中、ある子が対局途中で「負けました」と。
なんで?と思ったら、彼の指差す先に歩があり、それが二歩だったのです。
自分から申し出たのである。お互いに気づかずに進んで終わってしまえば、勝てたかもしれないのに、よくぞ申し出たと思いました。
いつも「自分に厳しく相手に優しく」と指導していたので、これはうれしかったですね。
褒めてやりました。
それから驚いたこと。
この対戦表を見て下さい。
○○朝陽君と○○太陽君です。
この偶然には本当にびっくりしました。

最後、やはり時間が足りなくなって、全勝者同士の優勝決定戦が行えませんでした。
予め試合開始前に、こんな場合は振り駒で優勝者を決すると言ってありました。
先ずジャンケンで駒を振るものを決めます。そして勝ったものが振ります。
5枚の「歩」を手の中でよく振って盤上に散らします。
表が多いと振ったものの勝ち。
そうして決着がついたのです。
ところが賞品は優勝者の分しか用意しておりませんでした。
この度の準優勝者に何もなしは可哀そうだったので、わたしが使っている扇子を進呈しました。
「新しいのではないけれど、これは井上慶太九段のお弟子さんの船江航平六段が、四段に昇段した時の記念扇子です」と言って。


少々疲れましたが、コロナ禍の中、無事に終了して良かったです。



コメント
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