今朝の神戸新聞「正平調」を先ずお読みください。記事拝借お許しを。
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そこで、昨日の学文公民館での子ども将棋大会です。
こんな場面がありました。
対局の様子を見回っていたのですが、足を止めて一つの対局を見ていた時のことです。
優勢になっていた方の子が、盤のある個所を指で示したのです。
そこには自分が置いた「歩」がありました。
なんだろう?と思うと、同じ列の下の方にも「歩」がありました。「二歩」の反則です。
ということは彼は自分の反則を自分で申告したということなのです。
それまで相手も気づかずにいたのです。
試合の最初のルール説明の中で、「負けました」と言って終了した後は、たとえ反則が見つかっても試合は成立とする、と言ってあったのです。
その対局も彼が勝ちそうな局面だったので、黙っていれば勝ったかもしれないのです。
講座の中でいつも子どもたちに言っていました。ルールを教える時に、マナーこそ重要だと。
「自分に厳しく、相手に優しく」と。
「もしも自分に優しく、相手に厳しくすればケンカになってしまいます」と。
彼はそれを実践してくれたわけです。
思い切り褒めてやりました。
プーチンさん、この子どもたちを見習ってください。
もう一つ付け加えます。
試合中の子どもたちの様子を公民館館長さんと見ながら言いました。
「子どもたちの眼を見てやってください。素晴らしいでしょう。これを見たくてわたしは子どもの将棋指導をしているようなものです」と。
「大会」と名づけた将棋では、親の前でも学校の先生の前でも見せないような素晴らしい眼をするのです。集中力にあふれた眼を。
幸せなことです。

そこで、昨日の学文公民館での子ども将棋大会です。

こんな場面がありました。
対局の様子を見回っていたのですが、足を止めて一つの対局を見ていた時のことです。
優勢になっていた方の子が、盤のある個所を指で示したのです。
そこには自分が置いた「歩」がありました。
なんだろう?と思うと、同じ列の下の方にも「歩」がありました。「二歩」の反則です。
ということは彼は自分の反則を自分で申告したということなのです。
それまで相手も気づかずにいたのです。
試合の最初のルール説明の中で、「負けました」と言って終了した後は、たとえ反則が見つかっても試合は成立とする、と言ってあったのです。
その対局も彼が勝ちそうな局面だったので、黙っていれば勝ったかもしれないのです。
講座の中でいつも子どもたちに言っていました。ルールを教える時に、マナーこそ重要だと。
「自分に厳しく、相手に優しく」と。
「もしも自分に優しく、相手に厳しくすればケンカになってしまいます」と。
彼はそれを実践してくれたわけです。
思い切り褒めてやりました。
プーチンさん、この子どもたちを見習ってください。
もう一つ付け加えます。
試合中の子どもたちの様子を公民館館長さんと見ながら言いました。
「子どもたちの眼を見てやってください。素晴らしいでしょう。これを見たくてわたしは子どもの将棋指導をしているようなものです」と。
「大会」と名づけた将棋では、親の前でも学校の先生の前でも見せないような素晴らしい眼をするのです。集中力にあふれた眼を。
幸せなことです。