いつもわたしが座っている周りには本が乱雑にあふれている。
そこを片づけたら、「あれ、こんな本?」と思うのが下の方から出てきた。
裏表紙に「街の草」さんのラベルがあるけれど、いつ買ったのか覚えていない。
パラパラと中を見てみたが読んだ覚えがない。
著者の高島俊男さんは先年お亡くなりになったが、ご生前には宮崎翁と共に、たしか二度「喫茶・輪」にご来店下さった。写真も一緒に撮っている。『触媒のうた』にも登場してもらっている。
妻の作るおにぎりを「おいしいおいしい」と言ってくださったのだった。
今、読み始めたが、さすがに面白い。