喫茶 輪

コーヒーカップの耳

西宮の民間医療~治病・長寿・安産を祈る~

2024-12-12 17:17:09 | アート・文化
西宮市郷土資料館に行ってきました。
 
学芸員の早栗佐知子さんの講演を聞きに。
 
タイトルが「西宮の民間医療~治病・長寿・安産を祈る~」だったので、加持祈祷の類の話かと思っていましたが、内容は西宮の修験道行者講の歴史が主。
 
これはわたしに大いに関係がある話だったので興味がわきました。
 
実際にわたしが提供した写真が示されたり、わたしの証言が採用されていたり。
 
さらには、拙著『縁起・小墓圓満地蔵尊』が「図書館にもありますのでお読みください」と紹介されたり。
あらあらでした。
 
早栗さんは先日の信行寺でのわたしの「おしゃべり」も聞きに来てくださっていました。
 
その時、神戸新聞の池田記者に取材を受けたのですが、その池田記者に会場で会いました。
 
講演後の取材の様子。
 
会う時は会うものですね。
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「生」という詩

2024-12-12 08:57:42 | 杉山平一先生

先月26日(火)に「さくらFM」で杉山平一先生の詩集『希望』を紹介した。


その時あるリスナーさんからメッセージが入っていたのを後で知らされた。

「杉山平一さんの「生」という詩をお寺の法話で聞いたことがある」というもの。

わたしは多分この詩だと思うと答えたのが、次の詩。

   「生」

  ものをとりに部屋へ入って

  何をとりにきたか忘れて

  もどることがある

  もどる途中でハタと

  思い出すことがあるが

  そのときはすばらしい

 

  身体がさきにこの世へ出てきてしまったのである

  その用事は何であったか

  いつの日か思い当るときのある人は

  幸福である

 

  思い出せぬまゝ

  僕はすごすごあの世へもどる

        (詩集『ぜぴゅろす』1977年より)

 

この詩をパーソナリティーの久保さんは、その顛末と共に先日12月10日の放送で紹介された。

法話で使われたというそのお寺さんが、わたしは気になります。どんなお坊さんなのでしょうね。

たしかに法話に使える詩です。

 

今村欣史の本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 今なら本屋さんでも買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。

 

 

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