あまりにも痛ましい。
つまらないことで足の引っ張り合いをしている政治家さん、目を覚ましてください!
〇
宮城県角田のもりあやこさん、心配です。
どうしておられますか?
大丈夫ですか?
あまりにも痛ましい。
つまらないことで足の引っ張り合いをしている政治家さん、目を覚ましてください!
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宮城県角田のもりあやこさん、心配です。
どうしておられますか?
大丈夫ですか?
今日3月10日は、かつてペンフレンドだった時実新子さんのご命日でした。
新子さんは有名人でしたが、わたしのような無名の者にも誠心誠意お相手して下さいました。
亡くなられてもう4年になります。
川柳では全国にたくさんのお弟子さんをお持ちの人でしたが、エッセーの名手でもありまし
た。
頂いた見事な文のたくさんの書簡、大切にしています。全く無駄のない、しかも情のこもった
お便りでした。
どれも端正なきれいな字ですが、最後に頂いたハガキはいつもとは少し違いました。
書かれている内容は私にだけ解ることがらです。
この後、二か月を待たずに逝かれました。
〇
☆みんなやさしい だから涙が止まらない
☆人間で よかった涙うつくしい
☆れんげ菜の花 この世の旅もあとすこし
新子
〇
コミック、処分します。
引き取って頂ける方、お申し出ください。
『行け!稻中卓球部』全13巻。
『沈黙の艦隊』全32巻。
〇
明日12日(金)の「輪」のおすすめ定食は、
「手づくりハンバーグ」の予定です。
よろしくお願いいたします。
昨夜、何気なく読んでいて、ハッと目を覚まされました。
この雑誌の坪内稔典さんの「柿への旅」という連載を毎号楽しみに読んでいます。
今号は「柿渋と腸捻転」と題された随想。
読み進めていて「十三」という字が目に入り、「おや?」。そして、「大阪西川」とあって、「あ
っ!」でした。
そうです、うちの常連さんの柿渋屋さんです。
坪内さんが、そこを訪ねたお話。
わたし、西川さんの柿渋のこと昨日このブログにちょっと書きました。
その西川さん、今日もうちへお食事に見えました。で、聞きました。
坪内さん、いきなり見えたそうです。
「普通のおっちゃんでした」と。
わたし、この人のこと「偉い先生なのですよ」と教えてあげました。西川さん「そうなんですか」
と。
坪内さんについては、わたしに思い出があります。
我が宮崎修二朗先生の著書50冊を祝う会が数年前に神戸であり、著名人が参集しての盛
大な会でした。その席でわたしは、祝電を披露する役を仰せつかっていました。
田辺聖子さんの祝電などを無難に読みましたが、坪内さんのを読む時、んっ?と詰まりかけ
ました。「稔典」を何と読んだらいいのか、と。宮崎先生は「ねんてん」と呼んでおられたので、
わたし、とっさに「つぼうちねんてん様」と読みました。
本名は「としのり」です。その「ねんてん」についても今回の随想に書いておられます。
この文章、次のように締められています。
「あっ、またも腸がくくっと鳴った。京都行きの電車が来た。発車してすぐに窓から「柿渋」の看
板が見えた。」
ねんてんさん、俳句だけでなく、随想も見事です。
〇
明日10日(木)のおすすめ定食は、
「ラーメン」の予定です。
よろしくお願いいたします。
今日、ちょっと気になることがあって、足立巻一先生の『雑歌』(ぞうか)という詩集を開いた。
その口絵です。
あとがきが面白い。
―1978年春のことである。ある友人がいきなり言った。「きみはそんなに晋堂さんと親しい
のか。”浄瑠璃”という陶彫の首根っ子に”だんだん足立巻一さんに似てきた”と彫ってあった
ぞ」と。その人は京都で辻晋堂さんの個展を見て来たのだ。言われて驚いた。親しいも何もな
い。ただの一度お会いしただけである―
と始まり、その陶彫が足立先生の手に入り、この詩集の口絵に使うまでのいきさつが詳細に
述べられている。
このあとがき自体が優れた読み物になっている。
生前の先生は、「あとがきを書くことも本を出す楽しみ」と言っておられた。
で、口絵の作者、晋堂氏のことである。
もう早くに亡くなられているが、アトリエに次のような言葉を書いたものを張り付けておられた
と。
「イマヤラネバ イツデキル
オレガヤラネバ ダレガヤル」
わたし、なかなか真似られませんが、身にしみます。
〇
もうひとつ、今日目に入った言葉。
神戸新聞から、
読売文学賞を受けられた、故黒岩比佐子さんの言葉である。
彼女の死後、お母さんが彼女の仕事机の片隅で見つけた紙切れに書かれていたという。
「のぼせ上がるな!慢心するな!」
「謙虚に、慎重に、丁寧に」
「いいものを書くヒケツ―近道をしないこと」
〇
以前は、ひと冬の間に、3,4回風邪をひいていました。治ったと思ったら、すぐ次をもらってま
した。ところがこの冬は全く風邪をひかないのです。最近服用しだした、「大阪西川」の「柿渋
のエキス」カプセルのお陰でした。
と言っていたら、今朝から水洟がタラ~~~リ、タラ~~~リです。風邪の神様が聞きつけ
て、「それじゃあ」ということになったのでしょうか?久しぶりに鬱陶しいです。
〇
明日9日(水)の「輪」のおすすめ定食は、
「カレイの煮つけ」の予定です。
よろしくお願いいたします。
香櫨園のパン屋さん、ベルエキップへ行った。
ちょっと遠い。
店内にいる時、背後の入口の方から声がする。
「〇〇さーん」と私の名を呼ぶ子どもの声が」
えっ?と思って振り向くと、見たことのある少年だ。
「お前ら、なんでこんなとこにおるねん?」と思わず言ってしまった。
用海公民館で将棋を教えている子である。校区が違う。すると、
「家が近くです」と二人。
そうなのだ。用海へは、他の校区からも何人かがやって来ていて、そのうちの二人だったの
だ。
しかし、可愛いですねえ。開いた自動ドアから顔を入れて、わたしの名前を呼ぶとは。
〇
こんな本を古書店から入手しました。
重量感のあるいい本です。歴史を物語る貴重な写真も多数載っている。
「今津っ子」さんというブログhttp://nishinomiya-style.com/blog/page.asp?idx=10001375で
よく紹介されていて気になっていたのです。すると先日届いた
古書目録『ロードス通信』に載っていたのですぐに発注しました。
表紙がいいですねえ。昔の甲山です。甲山はこうでなくっちゃ!
ハッキリ言ってはげ山です。これがいいのです。頂上に登ると、西宮の街全体が眼下です。
当時は素晴らしい眺望でした。とこらが最近は雑木が育ちすぎて頂上からの景色が全くダメ
になってしまっています。
禿げた甲山は西宮のシンボルだったのですがねえ。
この本、表紙だけがいいのではありません。内容が素晴らしい。と言ってもわたしまだ、パラ
パラとしか読んでませんが、住民の肉声がいっぱい載ってる様子です。
その一部。
戦中の昭和19年、今津に日本の海軍機が墜落して住民など13人が死んだ、という事実が
書かれています。当時は軍事機密ということで、亡くなった家では、そっと密かに葬式をしたと
のこと。それが、住民の証言でこの本に取り上げられている。
住民の生の声が載っているのです。
読みにくいですが…。
というより読めませんか?
哀切きわまりない文章です。
〇
今朝の神戸新聞「読者文芸」欄に特選で石井久美子さんの詩が。
しかし鋭い感性を感じます。
親子の微妙な情感をあからさまではなく伝えています。しかも巧まぬユーモアが漂っていて。
〇
明日8日(火)の「輪」のおすすめ定食は、
「うどん・おにぎり」セットの予定です。
よろしくお願いいたします。
昨日、差し上げますとここに書いた本、『徳川家康』1~22巻、今日早速、お客様がお持ち帰
り下さいました。
お持ち帰り下さった人は、ある食品会社営業部長のOさん。
取りあえず、11巻まで持って帰る、とおっしゃるので、「それはダメ。全部お願いします。ハン
パが残ったらあと困るから」と22冊全部お持ち帰り頂きました。
この人、以前は車で通勤しておられたのだが、最近電車通勤に変えたのだと。しかも早い時
間の出社で、電車内で本を読むゆとりがあり、読書に目覚めたのだと。
この『徳川家康』は面白すぎるので、乗り越しの恐れがあります。
Oさん、どうか気をつけて下さいよ。
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
(雪) 三好達治
〇
今日の神戸新聞に達治の三田時代のことが載っていた。
また神戸新聞さん記事拝借お許しを。
ここ三田での経験から、教科書によく取りあげられる名詩「雪」は生まれたのだと。
で、「輪」所蔵の、達治の直筆書簡です。
「はい、そうします」と言いたくなります。
〇
この本、要りませんか?欲しい人に差し上げます。
『徳川家康』(山岡荘八)、全26巻のうち、1~22巻。
わたしが、若い頃に買って読んだものです。
新しい巻が出るのを待ちかねてむさぼり読みました。非常に読みやすい本です。
もう古いので、カバーは傷んで汚れていますが、カバーを捨てればきれいなものです。
〇
3月2日の大阪アナザードリーム、3日の京都ホンキートンクでのブルーグラスライヴ。
当日券(大阪)5000円。マロ、マーク、ドンの日本ツアーにバンジョーピッカー、Hさんが参
加。
わたし見に行けなかったが、その録音をHさんから提供を受けて毎日楽しんでいる。
Hさん、大阪だけの予定だったが、急遽、京都でも演奏することになったのだと。
〇
明日7日(月)の「輪」のおすすめ定食は、
「手づくりコロッケ」の予定です。
よろしくお願いいたします。
月刊タウン情報誌『KOBECCO』3月号が出ています。
前号でわたしの連載エッセー「コーヒーカップの耳」は、100回をもちまして一旦終了させて頂
きました。
書き始めた時は、一年も書ければいいか、と思っていたのですが、担当の編集者、山本牧さ
んに「コーヒーカップの底に何も無くなるまで書いて下さい」とおだてられて書き続け、気がつ
けば約9年間に及ぶ連載でした。自分でも驚いています。
「コーヒーカップの耳」はまだタネが尽きたわけではないのですが、わたし、新たに書いて行き
たいことがあり、編集長の鳥羽朗子さんに新連載のお許しを得ました。
題して「触媒のうた」です。
これは、兵庫県文苑の至宝とも言うべき、宮崎修二朗氏(88歳)の貴重な話を残しておくた
めのものです。宮崎氏はすでに50冊以上の著書をお持ちの人で、書くべきことは書きつくし
ておられますが、中にご自分では書きにくいことが多数あり、しかもそれが兵庫県文苑にとっ
て貴重な証言だったりします。それをわたしがこれからボチボチと書いて行こうと思っていま
す。遅々とした歩みになるかも知れませんが、わたしに課せられた責任のような気がしていま
す。ご愛読いただければ幸いです。
『KOBECCO』は神戸の主な書店で入手できます。
今日はここに、初回の頁を載せます。
小さな校正ミスがありますが、意味は変わりません。
プロ棋士、井上慶太八段から、メールが来ました。
「恥ずかしながら、この度、九段に昇段しました。タイトルとか取ったことないので恥ずかしい
ですが」と。
あと一勝で九段という情報は得ていたのですが…。
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20110305ddlk28040375000c.html
すぐ返信しました。
「それはそれはおめでとうございます。うれしいです。自分のことのようにうれしいです。いず
れお祝いの会がありますね。お弟子さんたちも好成績でわが世の春でしね。わたし今、ちょう
ど5歳の孫と将棋してるとこでした。なにはともあれおめでとうございます」
すると又すぐ慶太さんから返信が。
「あ~っ、対局中すいません」と。
誠実ないい人です。
その滉との対局の結果です。
わたしがファンのバンジョー弾き、H・Iさんが昨夜、大阪のブルーグラスコンサートに出演。
今夜も京都「ホンキートンク」に出演だそうです。
行きたいなあ。
〇
明日4日(金)の「輪」のおすすめ定食は、
「手づくりハンバーグ」の予定です。
よろしくお願いいたします。
今夜、千日前「アナザー・ドリーム」でブルーグラスのコンサートがあります。
本場アメリカの一流ベーシスト、マーク・シャッツ&ドン・リグスビーが来日してのツアーです。
そのステージに、わたしがファンのH・Iさん、秋元慎さんが共演します。が、わたし、行けませ
ん。残念。H・Iさんも秋元さんも、20年以上前に、わたし、満員の「アミティーホール」で共演さ
せてもらったことがある人です。
〇
珍しいお客様、大阪の詩人、平原比呂子さんがご主人と来店。
雑誌「室内」の編集発行人、山本夏彦さんに認められて、同誌に連載原稿依頼を受けたこと
もある人だ。
その認められた因が、比呂子さんの『棟上げ』という詩集。それは、今日ご一緒に来て下さっ
たご主人のお仕事、大工さんをモチーフにした優れた詩集でした。夫唱婦随で出来た詩集な
のです。
〇
せっかくご来店頂いた平原さんでしたが、わたし、予定があって、ゆっくりお話できませんでし
た。
というのが、地域情報誌「宮っ子」のためのインタビュー取材の予定が入っていたのです。
平原さんには申し訳ありませんでした。ホントに残念でした。
〇
明日3日(木)の「輪」のおすすめ定食は、
「ばら寿司」の予定です。
よろしくお願いいたします。
一昨日、豊岡でのこと。
お食事をした店にポスターがありました。
目にとまりましたのでパチリ。
「このお弁当、コウノトリのどこの肉を使ってるの?」
「はあ?」
ということで、コウノトリの肉は使ってないそうです。
「コウノトリの郷弁当」だったらわかるのですがね。
〇
先日の「神戸新聞」、陳舜臣氏の「わが心の自叙伝」。
ここに二人の子どもさんのことが出てくる。わたしの敬愛する菅原洸人画伯が昔、絵を教えら
れたお子さんたちだ。
〇
また、文中の黒岩重吾氏は晩年西宮に住んでおられて、うちの店の常連さんの山さんのご
近所でした。
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そして、陳氏が江戸川乱歩賞を受けられたころの話が出てくる。貴重な話です。
その乱歩の直筆署名。「輪」にあります。こんな字です。
江戸川乱歩は、わたしが小学生のころ、西宮の図書館で初めて借りて読んだ覚えがありま
す。
乱歩は土蔵の中でローソクの火で書くんだ、というようなことが、少年雑誌書いてあったような
記憶もあります。これホントでしょうか?
〇
明日2日(水)の「輪」のおすすめ定食は
「焼き魚・塩サバ」の予定です。
よろしくお願いいたします。