喫茶 輪

コーヒーカップの耳

灘中将棋部

2023-07-25 19:27:48 | 将棋
わたしの教え子、伊井君の灘中将棋部、今年は残念ながら、西日本大会決勝戦で敗退。
電話で報告してきてくれました。
去年は東京大会まで進んで全国4位になったのでしたが。
その時は1年生ばかり3人で。今年は2年生ばかりの出場。この3人が強いんですね。
それにしてもちゃんと報告してきてくれてうれしいことです。
まあ、西日本決勝まで勝ち進んだのは立派なんですけどね。
来年は三年生。是非全国優勝を期待してます。
言っときますが、彼、伊井君はそのうち必ず全国の強豪になります。
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書斎兼応接室

2023-07-25 17:11:42 | 喫茶・輪


今日、珍しく「喫茶 輪さんですか?」という電話があった。
もう何年も聞かない言葉。
本で知ってと。
「店は廃業しましたが、今もそのままで、わたしの書斎兼応接室にしてます。よろしければ、おいでください」とお答えしました。
だけど、やはり辞めた店には入りにくいかもしれませんね。

『コーヒーカップの耳』 「喫茶・輪」の全てがここに。
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「現代川柳」通巻89号

2023-07-25 16:15:29 | 文芸
現代川柳編集部事務局からお贈りいただきました。
川柳作家の中野文擴さんのお手配によるもの。ありがとうございます。



「現代川柳」第6号。通巻89号です。
時実新子さんの流れを汲む柳誌です。
今号には追悼記事が三つも載ってました。
そのうちのお二人はわたしも知る人。といってもお一人はお会いしたことがありません。
加島修さん。
以前、中野文擴さんからこの人の句集を送っていただいたことがありました。
『一期一会の頭陀袋』
まだ73歳だったと。惜しいことです。

もうお一人は、大西俊和さん。
この人には思い出があります。
「喫茶・輪」においでくださいました。
「海辺の街で」
「現代川柳」第4号
このとき、ショックを受けました。
せっかくいいお友達になれそうな人だったのに、正に一期一会でした。

その大西さんを追悼するページです。
小林康浩さんが「もっともっと語りたかった人」と書いておられます。
わたしももっともっとお会いしたかった人です。
←クリック。
余韻のあるいい川柳です。
今日は、この大西さんの川柳をじっくりと味わいたいと思います。
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「詩人と連句、詩人の連句」

2023-07-25 13:35:03 | 文芸
徳島の詩人梅村光明さんよりお贈りいただきました。梅村様ありがとうございます。



「鹿児島県連句協会会報」第7号です。
添えられたメッセージにこうあります。
「兵庫県現代詩協会の総会での講演をまとめました。」。
わたしその総会のころ、体調不備で参加出来ず、この講演お聞きできませんでした。
なのでありがたいです。
12ページにわたって書いておられます。
正直言ってわたしは連句にはなじんでおりません。
浅学のわたしには難しいのです。
でもこの論文が優れたものであるということは解ります。
半分ぐらいわかるかな?もっと解れば楽しいんでしょうけどね。
こんなことが書かれています。
《連句に肉薄しながらも連句に跳ね返された、つまり楽しめなかった詩人も沢山居たであろうことが想像できますが、(略)》とか、
《連句は難しいから普通の句会にしようということになったそうです。》など。
そしてこんなのも。
《大岡信の実に臨場感のある連句初体験記になっています。ここで重要なのが「玄妙不可思議な苦痛と快楽の混合体となりました」の一文で、これは良い意味での連句中毒の最初の症状と言えるでしょう。》
こんなこと書かれたら、やってみようかな?と思ってしまいそうですが、やはり無学のわたしは無理です。
でもこれまでに三度ばかり、この論文にも重要な役どころで登場する鈴木漠宗匠にお誘いを受けて参加したことがありました。
いい思い出ではあります。

文中にわたしの好きな俳句がありました。

  満月や大人になってもついてくる 貨物船

「貨物船」とは詩人辻征夫の俳号。

わたしの長男が昔しゃべった口頭詩を思い出しました。

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『鶺鴒』20

2023-07-25 13:06:07 | 
神戸の詩人、江口節さんからお贈りいただきました。

『鶺鴒』20号です。
江口さんが主宰指導しておられる詩誌。
同人の皆さんの作品はみな初々しいです。
1ページだけ紹介しましょう。
←二段階クリック。

三町公平さんの「しじみ汁」にわたしは感動を受けました。
わたしにも似た体験があるからです。
父親は47歳の若さで死んだのですが、その直前に(もちろんなにも食べられない状況)「メロンが食べたい」と。
昭和36年です。身近にそんな高級(当時は)な果物は簡単に買えませんでした。
しかも夜でした。わたし(17歳)はもう閉じておられる果物屋さんの戸をたたいたりして探し求めて、やっと買い求め(高かった)、病院に走りました。
父は食べることはできず、果汁を口に含ませたのでした。
この詩を読んでそんなことを思い出し、涙の滲む思いがしました。

備後文さんの「七輪」は楽しい詩。
お母さんの「もちが 七輪の中に入っている 上の山にいます」という伝言がいいですねえ。

江口さんの「森の質問」は上げませんが、皆さんのお手本になるような、手触り感があって想像を呼ぶもの。

みなさんの精進に敬意を表します。
ありがとうございました。
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サルスベリとプール

2023-07-25 12:30:54 | 日記
お地蔵さんの境内のサルスベリが燃えるように咲いてます。


午前中、隣の小学校のプールから元気な声が聞こえていました。


サルスベリとプールです。


夏真っ盛りです。
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同人誌など、ありがとうございます。

2023-07-24 16:46:36 | 日記
次々と同人誌など、雑誌をお贈りいただいています。ありがとうございます。



お礼状をと思いながら、なかなか書けないでいます。どうかお許しください。
病気のことがお陰さまで良くなってきたのですが、それにつれて外出等、用事が増えてきました。
要するに忙しくなってきたのです。
コロナも緩和されましたし、うれしいことなのですが、皆様に失礼しております。
遅くなっても何らかのお返事はさせていただきたいと思っております。
どうか今しばらくご猶予ください。
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書きなおし

2023-07-24 16:15:07 | 原稿
今月は5本の原稿。
ほぼ草稿まで書けました。
今日、一本仕上がったと思って、いつものように妻に、
「ちょっと聞いて」と言って読み語り。
これがわたしの最終段階の推敲になります。
声に出して読むと、欠陥がハッキリと分かります。
で、読み始めたのですが、途中でやはりしっくりこないところが。
そこにチェックを入れながら読み進めたのですが、今日は次々と欠陥が出てきて、
「あかん、ボロボロや。書き直し」と途中で読み語り中止。

情けない。
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聖子さんの大阪弁表記

2023-07-24 08:50:30 | 田辺聖子さん
昨日いただいたレジュメに貴重なものがあった。
←クリック。


17歳の時の聖子さんの文章の中のこの部分。

「いづみィ。どこぞ行たんか」

講師の中周子さんも講演の中でおっしゃっていたが、
「17歳の少女がこういう表記をすでに使っておられた」と。

この小さな「イ」ですが、今はわたしも真似をさせて頂いている。
昔、同人誌「風媒花」に作品を載せていたのだが、その時はこのような表記をしていなかった。
ところがそれを見た杉山平一先生が「田辺聖子さんは、小さな「イ」などを上手く使ってますよ」とアドバイスしてくださったのだった。
中さんの説明を聞いて、そうだったのか田辺さんはすでに少女のころから会得しておられたのか、と感心したのだった。
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聖子さん第二の故郷での写真。

2023-07-24 08:39:16 | 田辺聖子さん
『田辺聖子の世界展』には、もう一枚、注目の写真があった。


聖子さんの第二の故郷とのこと。ご自身でそう言っておられたと。

この福知渓谷の文学碑の前ではわたしも写真を撮っている。
そのこと、『KBECCOO』2014年8月号にその写真を添えて書きました。面白い話です。

この話は『触媒のうた』にも載せてます。
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田辺聖子の卒業写真に足立巻一先生が

2023-07-23 20:53:27 | 足立巻一先生
図録『田辺聖子の世界展』を見ていたら、こんな写真があった。



大阪文学学校の卒業写真。昭和32年。
足立巻一先生が写っておられる。
この写真は初めて見ます。
足立先生が文学学校で聖子さんを指導しておられたことは広く知られるところで、
先生も「次々に作品を提出してくるので評するのが大変だった」という意味のこと発言しておられる。

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「田辺文学を生んだ<福島>」

2023-07-23 14:35:48 | 田辺聖子さん
これに行ってきました。



「田辺文学を生んだ<福島>」という催し。福島区歴史研究会主催。
大阪市福島区区役所6階会議室。
福島に住む娘からの情報で。
孫のkoh(高三)がジーチ一人では心配だというわけで付き合ってくれました。





定員100人でしたが、110人が参加でした。
レジュメは6ページもある親切なもの。

これだけでも勉強になります。
楽しく田辺さんの世界に浸って来ました。
終って、質問の時間に手を上げさせてもらいました。
疑問に思っていたことを田辺文学館館長で大阪樟蔭女子大学名誉教授の中周子さんにお尋ねしました。
「貴重なご質問を…」と喜んでいただきました。
終って、講師のお二人にご挨拶に伺いました。
田辺さんの姪御さんで、中央公論新社文芸部副部長の田辺美奈さんには拙著『完本コーヒーカップの耳』に聖子さんの帯文を使わせていただいたことへのお礼。
4年前に朝日新聞出版の岩田一平さんが東京でお許しをもらってくださったのでした。
よく覚えておられて「本屋さんで見かけます」とおっしゃいました。
中さんにもご挨拶。
名刺を差し出すと「今村さん…!」とおっしゃってびっくりでした。
聖子さんに縁のある拙著『触媒のうた』『完本コーヒーカップの耳』の2冊を文学館に置いていただけるようにお願いしました。
承知してくださって「喜んで読ませていただきます」と。
ありがたいことでした。

催しの最後に抽選がありました。本が戴けるというもの。
80冊用意してくださってたのですが、参加者が思いのほか多くて抽選に。
30人が外れるというわけです。



17年前の催しの図録で、90ページほどある立派なものです。

kohと二人だから、確率から言えば少なくとも一人は当たるだろうと思ってました。
ところがなかなかわたしたちの番号は呼ばれず、kohに「二人とも外れやったらどうしょう」と言ったものでした。
ところが二人とも最後の方に呼ばれてよかったです。
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久しぶりの映画

2023-07-22 19:22:42 | 映画
コロナ以来初めての映画鑑賞に妻と行ってきました。
「土を喰らう十二か月」。



沢田研二主演、松たか子助演。ほか、檀ふみ、火野正平、奈良岡朋子など。奈良岡さんは今年お亡くなりになりましたので遺作ですね。
映画の中でもお亡くなりになりました。
映画はストーリー性がなく、ドラマチックでもない、淡々と時間(12カ月の)が流れる映画でした。
最初の30分ほどは眠くて仕方ありませんでした。
原案、「水上勉」とあって、映画の随想といった文芸作品の感じ。
画面はきめの細かい美しいものでした。

『コーヒーカップの耳』ドラマチックな話が盛りだくさん。
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夏休みの子どもたちは忙しい。

2023-07-22 12:01:32 | 将棋
子ども将棋教室の指導に行ってきました。
陽射しが酷しいので妻の日傘を借りて。
少しでも健康のためと歩いてです。
今日は子どもたち、16人の参加でした。
4人欠席というわけです。
講師の一人、藤永さんが「楽しい夏休みですね」と行った時、一人の子が、
「楽しくな~い!」と。
「宿題がある詩、塾が忙しいし」。
藤永さん、予測外の反応に返す言葉を失って立ち尽くしておられました。



夏休みは反って子どもたちは忙しいんですね。
終わって、「忘れ物をしないように」と言ったのですが、わたしが傘を忘れそうになりました。
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「正平調」の園井恵子

2023-07-22 08:27:22 | 千村克子さん
今朝の神戸新聞「正平調」です。拝借お許しを。

悲劇のタカラジェンヌ園井恵子のことが書かれています。
戦前の映画「無法松の一生」では映画女優としても著名でした。
園井恵子を知るにはこの本に優る物はありません。『園井恵子ー原爆に散ったタカラジェンヌの夢』(千和裕之著・図書刊行会・2023年4月25日発行)。


著者の千和さん渾身の評伝です。
その千和さん、何度か「輪」にご来訪下さいました。
園井と関連のあるタカラジェンヌ千村克子の取材で。
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