地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

地元学

2008年12月06日 10時48分16秒 | 趣味と管理人から

ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。574

「地元学をはじめよう」 岩波ジュニア新書。
http://www.bk1.jp/product/03055963
オンライン書店ビーケーワン

 

Photo-01

 

 

 たまたま手にとって読み始めたらこれが面白い。著者は吉本哲郎さんという方。オンライン書店ビーケーワンサイトでの著者紹介の欄に、1948年水俣市生まれ。宮崎大学農学部卒業。水俣市環境対策課課長、水俣病資料館館長などを経て、地元学ネットワーク主宰。著書に「わたしの地元学」など。とあった。

 読み進んでいくうちに示唆に富む話題が次々と出てくる。いきおいネットで「地元学」をキーワードに検索をかけてみたくなった。たくさんの実践がある。関連サイトを参考にして欲しい。

 

 

 

 

Photo-02

 

 

 

 

Photo-03

 

 

さて、この地元学とはなにか。少し考えてみたい。

 関連サイトで紹介している”NPO野田塩ベコの道”サイトでは下記のように説明している。

地元学は、学問ではありません。

地元住民の皆さんが、地元の暮らし、文化や資源を見つめ直し(再発見し)それを大切に育てながら、地域らしさを追求していく持続的な取り組みのことを言います。


 

 

 

 

Photo-04

 

 

 

 

Photo-05

 

 この考え方、何気なく地域の風景や故郷佐渡の風景を撮影し、多様な物事に関心を寄せてきた道草大好きの指向性に重なる部分があると感じる。何もないではなく何かある。で何があるのか。ふとした風景や様々なものとの出会い、妙に印象に残ることなどは日常の中に多々ある。ぼんやりとしているが、何かとはこれではないかと少し霧が晴れるような思いである。
 地元学とはこうした出会いや発見を少し掘り下げてみようとする所から始まる世界なのではないか。そして、集めた情報を系統的にまとめ上げていくことで、目指すものが見えて来るのではないか。
 普段の地理佐渡はそんなことを強く意識するものではない。気の向くまま、好き放題、一貫性なんぞは皆無。でも何か感化されている。「地元学」。良い言葉にであった。なお、今回紹介の風景は現長岡市大口(旧中之島町大口)の風景である。村の神社、そしてそれを覆う木々、手前には大口を代表する蓮田である。

 

 

 

 

Photo-06

 

 

 

【地元学・関連サイト】

http://kuin.jp/fur/ootuka2.htm
地元学」の特徴と背景
ー水俣における地域再生の取り組みー 大塚勝海


http://www.nodabeko.com/jimotogaku/index.html
NPO 野田塩ベコの道

http://www.aiina.jp/environment/digieco/
いわてエコミュージアム いわて地元学

http://www.kyushunomura.net/index.php?gclid=CNv7wezlqpcCFdUupAodWk9jiw
九州のムラへ行こう


http://www.amazon.co.jp/地元学のすすめ―地域再生の王道は足元にあり-下平尾-勲/dp/4794807074
Amazon.com

http://www.town.nishiwaga.lg.jp/index.cfm/8,0,83,30,html
地元学 - 西和賀町

 

---------------------------------------
写真撮影:2008.12.06
---------------------------------------
2008年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_574
---------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------



最新の画像もっと見る

22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地元学 (tetu)
2008-12-06 11:02:34
 良い響きの名前ですね。

 どこか共感するところがあります。

 これから、少し意識してみたいと思います。

 系統的に並べて、そこに何かが生まれてきて、再発見する事で、新しい感覚が芽生えてきそうな予感がします。

 いい話を有難う。
返信する
こんにちは (mico)
2008-12-06 12:57:39
地元のことを知り愛する、ほんとに好いことですね。
返信する
tetuさんへ。 (地理佐渡..)
2008-12-06 18:04:32
こんばんは。

今仕事から帰ってきたところです。
私もこの言葉の響きとその内容に
感心しました。良いですよね。
地元学。身の回りのものを見る目
が変わります。
返信する
micoさんへ。 (地理佐渡..)
2008-12-06 18:05:35
こんばんは。

micoさんもたぶん共有する
部分あると思いますよ。
アリオの変化紹介などはま
さに地元学の一つです。
返信する
Unknown (nakamura)
2008-12-06 20:33:40
こんばんは。

賛成ですね。
地方の時代がいわれて久しいですが、変わりません。一人ひとりの気持ちに関係がありそうです。
そういえば、雪はいかがでしたでしょうか。
返信する
地元といえば... (Onda)
2008-12-06 21:13:56
面白そうな本ですねぇ~。
丁度 通勤の時に読んでいた本が終わったので
次はこの本を読んでみたいと思います。
さて、地元学ではありませんが
地元密着型スポーツと言えばJリーグ...。
今日はその最終戦を観戦して来ました。
私がサポートするチームは今シーズン準優勝でした。
...酒が超~美味い!!。

返信する
蓮田のその後 (トーコ)
2008-12-06 21:47:44
こんばんは^^
「地元学」。。今、地理佐渡..さんのやられて
いる事そのままだなぁ!と感じました。
このブログ、何かと先取ってます(笑)
下のお写真はやはり蓮ですね。一瞬そんな気がし
ました。こんな風になったんですね~
私もオオガハスを撮ったので、感慨深い心境です。
返信する
何の収穫 (アコード)
2008-12-06 23:26:12
ブログ閲覧に感謝です!
写真の水の中の植物の収穫風景は、何の収穫
でしょうか、レンコンでもなさそうな!

返信する
地元学 (モカ)
2008-12-07 01:37:23
地理佐渡さま、こんばんは♪
興味が出てきましたこのご本! 
読んでみたいと思います。

先日、お写真をお借りましたこの風景、大好きです。
貴婦人のような3本の木、その前には魅力的な蓮田。
とても印象的でした。
返信する
おはようございます (siawasekun)
2008-12-07 02:30:34
地元学、・・・・・・。
なるほど。

地元の地域を大切にすることは、とても、素晴らしいことですね。

枯れものショット、風情があっていいですね。
見て、心癒しでした。
ありがとうございました。

さて、地理佐渡さん
昨日の「トンボ 」掲載についてですが、・・・。
→ トンボや花など、今でも見られる珍しそうながあったら、載せてみたいと思いました。
お誘い、ありがとうございました。
返信する