海に面して細長く続く二見集落のはずれ。漁船の並ぶ通りを行くと道端に八房の梅と標識が出ている。この辺の家の背後は急傾斜となっているので奥がない。道端から奥を見るとすぐに石碑が見える。接近して石碑の碑文を確認できるようにもう一枚。
特に説明書きといえるものがないので、何を指してと思うが、碑の背後にあるのが梅か?八房の梅とは聞いたことがあるが、それは数珠掛桜で知られる阿賀野市の梅護寺のもの。碑をよく見ると順徳上皇の名が彫られていた。詳細が不明なのでご覧の皆さんからの情報を得られるとありがたい。
<写真撮影:2005.12.3> 2006年 地理の部屋と佐渡島。
二見集落、どこにでもあるような海沿いの集落ですが、どこか風情が感じられますね。
さて石碑の碑文ですが、「順徳天皇 御旧跡 鴛鴦梅」ではないでしょうか?
鴛鴦を辞書で調べますと
『えんおう 〔「鴛」は雄の、「鴦」は雌のオシドリ〕
(1)オシドリ。
(2)〔オシドリがいつも雌雄ともにいることから〕夫婦仲のむつまじいこと。』
八房の梅の別名なのでしょうか?
私の勝手な推測です。
参考?にしてください。
コメントありがとうございました。
昨日の午後張り切りすぎたのかも
しれません。今朝の除雪の時までは
良かったのですが、その後こたつで
ちょっと横になったら半日寝てしま
いました。
さて、鴛鴦(えんおう)に関しての
情報ありがとうございます。
何かいわれがあるものと思いますが、
推測で物は言えませんでしたので、
皆さんからの情報頼みという始末で
す。ですが、さすが4126nkさん。
漢字については色々と調べられてい
ますものねぇ~。
私なんかはダメです。長いPCライ
フのせいで、読みは何とかなるもの
のすっかりです。
情報ありがとうございました。佐渡
関係のサイトで紹介されているかど
うかなど、今後の課題となっていま
す。焦らずゆっくりと..。
除雪、雪下ろしのスタンスで.と考
えています。
ある。その周囲は約60センチ、高さは
約3メートル。
4126nkさん(はじめまして)のご推測通り
かもしれませんね。
順徳上皇お手植えと伝えられています。
品字梅という品種だそうです。
二見小学校閉校記念誌の「わがふるさと
二見」に書かれています。
順徳上皇所縁のものとしては、八房の梅より
少し台が鼻灯台寄り、二見元村のはずれに
月不見池という池があり、標識も立っている
はずです。
小学校の校歌にも謳われています。
閉校記念誌には、以下のように書かれて
います。
もとは、二見の池といったのであるが、
順徳上皇の御製があってから、月みずの池
というようになったという。
今はただ雑草がしげり、大変あれているが、昔は風致のあった池と思われる。
大永二年に下向して翌年帰国した、宗長
門人の宋礼が、「足引の山陰なれば月みずの
池の蛙も声を恨むなり」と詠んでから有名になった池である。
地元ではつきささず(月射さず)の池と
呼んでいると思います。
生まれ育った小さなまちのことを何日にも
わたって記事にしていただいたのがうれしくて、ついつい何度もコメントさせていただき
ました。
>ついつい何度もコメントさせていただきました。
どうぞ遠慮なさらずに..。
昨年最後の佐渡取材で得たものを逐次紹介してい
ます。まだ先もありますが、相川町からは間もな
く..です。
ただ、こうして地元の方からのコメントをいただ
けますと、ずいぶんわからなかったことが見えて
きますので大助かりです。
>月不見池
困りましたぁ~。また行かねばならないと思うよ
うになりました~(笑)。