山里の風景 写真撮影:2019.08.15
旧栃尾市半蔵金。久し振りに話題にする。この地の棚田の風景はなかなか良いが、秋に楽しみがある。黒紫米である。赤米や黒米など米そのものに色が付く米はより原種に近いものなのだろう。そのためつり上げられた品種とは異なり、成長も早くいわゆる早生に近いのかも知れない。越後では他に入広瀬等山間の集落でしばしば見かける。ネットでも売られているが、希少価値があるのかキ . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
佐渡のシリーズ最終回である。両津港アイポート佐渡の脇の広場で屋台が並ぶビヤガーデンがたつと聞き訪ねた。学生時代は佐渡汽船の屋上のビヤガーデンでアルバイトしたことを思い出す。佐渡汽船両津港ターミナルは両津湾と加茂湖の間の水路の対岸だ。
それぞれの屋台では売りが違う。共通するのは全てでビールを売っているくらい。これは面白い。自分でも店舗したいくらい面白そうだ。夏 . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
黒い羽に青緑光沢色が綺麗な蝶で、黒いアゲハチョウの中では最も引きつけられる。真夏の山道などを移動する中、湧水などで路面が濡れているところがあったりなんかする場所で見かける。喉を潤しているのだろうか。こうやってとまっているにもかかわらず、彼・彼女らは小刻みに羽を振っている。おいおい、それじゃあ写真撮影が面倒じゃ無いか。それに羽をぱっ . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
旧両津市と旧相川町との境近くにある外海府を代表する集落の一つである。佐渡には海沿いに小さな集落が多い。平地に乏しいようでいて海岸段丘を背後に控える集落もあって、集落の規模の割に水田を伴う場合もある。岩谷口は外海府にあっては集落の周囲に珍しくまとまった水田を伴う所だ。
毎年9月初旬に開催される佐渡トライアスロンはずいぶん歴史を刻んできた。それに参加するトライア . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
佐渡を代表する景勝地。外海府。特に北端近くにある二ツ亀と大野亀はよい。真夏の大野亀は見ての通りである。(今回二ツ亀は割愛した。) ここは季節風の厳しい厳冬期も良い。人気も無く、白黒の世界が待っている。雪は強風に飛ばされ、さほど積もらない。かんりにんとしてはむしろしんしんと雪が降り積もった大野亀の風景を撮影したいくらいである。
大野亀をあとに北 . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
元々佐渡は大佐渡と小佐渡の二つの島であったものが、双方から島の間に土砂が供給されることでつながった島である。最も初期につながった部分は、その後の隆起により現在は洪積台地化している。佐渡島の隆起は沿岸部に顕著な河岸段丘がある事で理解できる。
その台地が結果佐渡に二つの入江を作ることになった。東側に口を開ける両津湾の奥は、梅津川や久知川などを土砂の供給源として見 . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
ドンデンや大佐渡スカイライン沿いで見るこの山野草をミヤマコゴメグサと思ってきた。佐渡の山野草を扱うハンディー図鑑にあるからだ。しかし、ヤマケイの図鑑と見比べるとやや不安もあった。
撮影した時期は開花の始まる季節なので、やがてミヤマコゴメグサの花となるのかも知れない。しかし、ウィキペディアでは下位分類の項にサドコゴメグサという名 . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
キキョウ科ツリガネニンジン属にはいくつもの種がある。そう言っても少なくともツリガネニンジンだけは他と比べやすい方だ。すっと立つ茎に幾段もの花の輪を作っていく。佐渡にはソバナもあるので間違えそうだが、両者を並べれば違いは花の付き方からもよく分かる。撮影が同じ日にできればまさに幸いだ。ムラサキのベルとお題では表現したが、山ケイの図鑑は鐘型の先が五裂し . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
慌ただしい日々の続く8月であるが、同僚と相談し13日~15日はしっかり部署内は休みにしようと決めていた。墓参りを第一目標にしているのは間違いないが、それと同時に大事にしているはドンデンで山野草。今回は二の段から三の段へと向かう途中の草原で撮影した黄色ちゃん達である。黄色は元気カラー。青空と一緒にするととても良い。登山道脇で撮影した三種をご紹介。
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写真撮影:2019.08.14
佐渡のエーデルワイスと言うが、エーデルワイスとはセイヨウウスユキソウのことだ。ヨーロッパではそれで良いが、日本でウスユキソウの仲間と言ってもそれで良いか。調べるとハヤチネウスユキソウが最も近いと言われる。
ドンデンの尾根を行く登山道は風衝ザレ場が時折混ざる。そんな樹木も無く、ザレ場の草原でヤマハハコの姿を見ると何かエーデルワイスを思い出したく . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
「海岸から高山帯までの日当たりの良い岩地」とウィキペディアは言う。
ほんとうか。里では見たことが無いし、越後でも見たことが無い。ドンデン山の自生地を見ていると、確かに海岸もあり得るなという程土地の悪い所を生息域としていそうだ。
イブキと付くのは滋賀県伊吹山に広く自生するところからである。植物は面倒だ。先日イブキの付かぬジャコウソウを紹介した . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
国蝶の座はオオムラサキやナミアゲハ、アオスジアゲハ等と共にアサギマダラも候補に挙がったと聞く。タテハチョウ科マダラチョウ亜科に属するが、長距離を移動する渡りの習性を持つ事で知られ、他の候補に無い特徴となっている。佐渡や越後では夏を中心にヨツバヒヨドリに関心を寄せ飛び回る姿をよく見る。もちろん里で見る種では無くて郊外の山地でであるが、どうも真夏の酷暑を避けているの . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
トリカブトも見分けるのがやっかいな種である。ドンデン山荘から尻立山方面。いわゆるいくつかの峰々を併せてドンデン山としている入口にそれはあった。佐渡島内では里から山地にかけて至る所でトリカブトを見るが、とにかく区別が面倒である。オクトリカブトとヤマトリカブトは本当に似ているのだ。
そもそもヤマトリカブトは、オクトリカブトの変種であるというところ . . . 本文を読む
写真撮影:2019.08.14
ドンデンへと通ずる道沿いに毎年ジャコウソウが咲く場所がある。今年もあるかとたずねたらかろうじて花を見られた。このジャコウソウを見たのはここと秋山郷くらいで、参考サイトの写真を見ると、別の種じゃ無いかと思うくらい花の数が少ない。ドンデンでは同じジャコウソウの名を持つイブキジャコウソウという種も自生する。こちらは後日紹介予定。
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写真撮影:2019.08.03
蓮華温泉シリーズはまだ続けられるが、もうあれから一月である。さすがに他のネタもある。ということで、未紹介のデータを残しつつも今回のウメバチソウでシリーズを終えたい。蓮華温泉訪問中は行き帰りにサルを見た。行きは撮影しなかったが、帰りはしっかり撮影しておいたのでそのサルの姿を紹介して次のシリーズへと移りたい。
さて、ウメバチソウである。この種も図鑑を見るとウメバ . . . 本文を読む