第3575回や第3903回で取り上げた「直葬」が増えているそうです。日本には馴染まない やり方かもしれないと思っていましたが、私同様の考えの人も多いようです。それだけ日本の国が劣化してきたのか、そ れとも単に費用の問題なのか。
派手な冠婚葬祭は無駄だと思っている私自身の葬式はそれで良いと割りきっているのですが、他人に勧めるのはまだ まだ難しいかもしれません。特に近隣の目を気にしなくてはならない田舎では残された人達の立場を考える必要もありそ うです。
四国新聞社 | 香川のニュースより 2011/10/01
福岡市の冠婚葬祭会社「ラック」は1日、儀式をせずに故人を弔う「直葬」など、小規模の葬送を専門とした施設 「福岡直葬センター」を、同市博多区にオープンした。同社は「直葬専門の施設は九州初で、全国的にも珍しい」として いる。
直葬は高齢化社会が進む中、東京など都市部を中心に急増した葬送の形態。病院などから遺体を斎場や安置施設に運 んで24時間安置し、宗教儀式を行わず火葬する。
同社によると、最近は東京で葬送全体の約2~3割、福岡でも約1割が直葬を利用しているという。
とは言いながらも、これだけ二極化が酷くなって生活にも困っていれば葬儀に多くの費用をかけることも難しいの かもしれません。何だかんだと言いながら、日本の戦後の教育の荒廃とこのところの政治の貧困による経済の低迷がいよ いよ日本の劣化を進めている証拠なのじゃないでしょうか。
悲しい現実かも!