去年の夏の選挙はここでも何度も書いたように私は白紙投票でした。民主党を選べば外国人参政権などとんでもない法律が成立するだろうし、第一、どう考えてもまともとは思えないあの鳩山さんが首相になるとおもえばそんなバカな選択は到底できないことでした。
かといって、自民党の候補者がまともな政治をやるとも思えず、やむなく白紙で出しました。
しかしながら、こうなると思いながらもそれを阻止する自民党を選ばなかった事に今でも、ほんのわずかですが、もしかしたら間違っていたのだろうかという思いもあります。
しかし、そんな私の迷いを何時もの武田邦彦 (中部大学)教授が払ってくれました。
・・・略
私は「投票に行くことは大切だ」とは思っていない。我々の代表としてふさわしい人材が自分の選挙区にいなければ投票するべきではないと考えている。そしてほとんどの人が投票しなければ、それに対する批判や議論がでるだろう。
ほとんど政治ができないような議員もいた。そして500人に近い議員など日本では多すぎるので、粗製濫造になる。
また小選挙区という「国民が候補者を選択できない」、「議員は政党の陣笠にしか過ぎない(人を選ぶのではなく政党を選んでいる)」ような制度自体にも私は批判的だ。…中略
今、問題になっている国会のことは、実は私たち自身の未熟さによると思う。なんと言っても半年前にこんなに大きな判断間違いをしたのは私たち自身だからだ。
あの時、政治家に反省を促す為に皆が白紙で投票すれば良いのにと考えたのですが、この武田さんの考えを読んで我が意を得たりの思いです。
それにしても、これだけ人に恵まれない日本の政治とは一体何なんでしょうか。
戦後の日本の教育がここまで日本人の資質を奪ってしまったと考えるのが正解でしょうね。
この夏の参議院選挙で日本の滅亡が決まるのかもしれませんが、それでも民主党を選ぶ人はいるのでしょうね。
本当にお先真っ暗です!