団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

剣道

2010年05月10日 | 日本再生

  毎日のタバコのポイ捨てやガムの吐き捨ての収まらない我が体育館の利用者達を見ていると、最近はスポーツをする人たちを信じる気にはなれなくなっています。
  どこが「健全なる体に健全なる精神が宿る」かと思ってしまいます。

  そんな中、最近、ちょっと見直すべきと思わせられた大会がありました。
それは、この体育館では年に数回しかないのですが、剣道です。
  一番違うのは競技場への出入りに一礼することです。他のスポーツでは見た事がありません。小学生の低学年の子供達には流石にまだきちんと定着してないようですが、それでも恥ずかしそうにペコッと頭を下げているのをみるのは気持ちの良いものです。

  もう一つ感心したのは、トイレのスリッパを揃えている大人が1人いたことです。体育館に勤めて3年経ちましたが、今までに目撃したのはこれで2人目です。
  さらに、驚いたのが、大会の明くる日、昨日審判をやってたという人が受付にやって来て「もうしわけありません、昨日、間違ってスリッパを持って帰ってしまいましたので返しに来ました」と言われたのです。これにはちょっと驚くとともに感心したものです。

  こうしてみると、剣道とはやはり只のスポーツとは違いますね。第1795回でガッツポーズをすれば負けとなることを以前取り上げましたが、日本人の魂を取り返すには子供達皆に剣道をさせるのも良いかもしれませんね。
  こんな素晴らしい剣道が柔道のように世界を目指してその良さを失くさないことを願います。というより柔道のようにその精神を崩さずに世界に広めることができればそれが最高かもしれません。

まだまだ良いものもありますね!