団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

太陽電池と太陽風呂

2012年04月27日 | 太陽光発電

  第 3493回第 3698回第 4214回などで何度も書いてきたように太陽電池の弱点である温度上昇による変換効率の低下を防ぐ ために太陽風呂との組み合わせで冷却をする商品を期待してきました。
  色んなメーカーが挑戦してきたようですがこれといって決定的な商品は出なかったようです。
  今度は決定打になりそうなものが開発されたようです。

   ギ ズモード・ジャパンより  2012.04.19

   太陽光エネ ルギーの利用効率を46%も向上させる、Virtu。

   太陽光発電池も太陽熱吸収装置も太陽光を利用しています。太陽光発電池は太陽光を電気エネルギーに、太陽熱吸収装 置は熱エネルギーに変換しています。両方とも太陽光が多いところに取り付ける必要があるので、屋根の上は太陽光発電 池と太陽熱吸収装置で取り合いになります。それをNaked Energyは 両方を兼ね備えた装置を開発することで解決しました。

イ ギリスの会社、Naked Energyが開発した装置Virtuに は、太陽光発電と太陽熱吸収装置が両方備わっています。真空管の中には、太陽光電池のウェーハ―が備え付けられ ています。太陽光がウェーハーを過熱すると、熱量は管内の太陽熱吸収装置に送られます。Naked Energyはこの技術に関して特許を取得しています。

熱 の輸送は太陽光発電素子を理想的な温度に保つとともに、お湯を作り建物内の室温上昇に役立てられます。それも低コス トで。この太陽光発電と太陽熱吸収装置を併せ持ったデザインは、従来のソーラーパネルと比べて太陽光エネルギーの利 用効率を46%も上げることができます。

現 在、Naked Energyは装置性能の向上を図っているところです。開発者はロンドンの国立大学と協同してより効率を上げることを考えています。太陽光発電の性能が確 保でき次第、商品化されるそうです。

太 陽の恵みを最大限に利用しようとする考えですね!

   まさか電池を真空装置に入れるとは全く想像もしませんでした。もっと単純なものを考えていたのですがこれではコス トが問題になりそうな気がします。何とかコストダウンをして普及させて欲しいものです。
  我が家の太陽風呂もだましだまし使って約30年ほど経っていますがもうそろそろ限界のようです。去年の暮れ にこの太陽風呂を泣く泣く撤去して太陽電池を増設する計画をしましたが、残念ながら資金の調達ができずに諦めま した。そのお陰で今も少しの水漏れがあるものの元気に働いています。今度そんな機会があればやはり両方併用の商 品が欲しいですね。

実現してもらいたい!