第 4619回の「ドクター中松」で取り上げた中松義郎さんの論文で驚いたことがありました。
私など逆立ちしても入れなかっただろう東大が中松さんが通っていた戦前より大幅にレベルが落ちていると 言うものでした。
戦前の陸軍士官学校など超エリート教育の話は聞いたことがありましたが、東大もそうだったとは思ってま せんでした。
どうやら、戦後のGHQや左翼による日本の教育の荒廃はこんなところにも影響しているようです。やは り、戦前の人達は今の日本人とは全く違っていたようです。教育と言うのは本当に恐ろしいですね。
アパグループの懸賞論文優秀賞(社会人部門) 「日 本は負けていない!」より
・・・略
ところで私は最後の海軍将校生徒で あり、又、最後の東京帝国大学生でもある。戦時中の東大総長は世界に誇る一万トン重巡の設計者平賀譲造船中将 だったし、東京都知事は陸軍教育総監の西尾寿造大将(その長男は現在ドクター中松創研の取締役営業部長)だった が、終戦時に日本のエリートは追放され、戦後の東大は左翼の南原総長になり、占領軍によって、「ゼロ戦」を造っ た東大航空工学科、世界一の戦艦「大和」を造った東大造船学科、戦後の米軍テストで米最新型グラマン戦闘機より 命中精度が高かった事が証明されたゼロ戦の機関砲を造った西村教授の東大造兵学科など日本を強く支えた研究の学 科が強制的に廃止されただけではなく、東京帝国大学正門にあった「菊の御紋章」がはぎ取られ、名前も「東京大 学」となり、「東京帝大」が「東大」になった。名前だけではなくこの新制東京大学の学力レベルは東京帝国大学よ りも四年以上も学力レベルを下げてカリキュラムが組まれた。麻布の成績が下の方の友人でも新制東京大学に入って いる。東京帝国大学では学生十人に対して二十人の教授、助教授、助手が取囲んで最高レベルの教育をし、最高の実 験装置を持つ東京帝国大学は世界のトップレベルだったが、新制東京大学の世界ランキングは昨年二十六位今年は世 界三十位までに落ちている惨状だ。又、東大の学生自治会は完全に左だった。私は中立の丁友会理事として学生の左 傾化を防止し健全化に努めた。…以下略
日本の教育の荒廃は日本の政治に一 番影響していると考えるのは私だけでしょうか。
やはり、日本は根本からの教育の立て直しが必要なことは間違いありません。当然、日本を引っ張って行く 戦前の人達に匹敵するようなエリートの育成が急がれます。
そんなことを言っても、今からじゃ一体何時になるのかを考えると気が遠くなります。
ところが、何時もの「ひとりごと」 の斉藤さんが興味深いことを書いていました。何でも、今もそんなところがあるそうです。只者ではないと思ってた 斉藤さんも一時、そこに入っていたことがあるそうです。やっぱり、並の人じゃないですね。
潜水 艦の技術力とエリート校 2013年12月4日水曜日
・・・略
日本にもエリート学校があります
このことは教育の中で語られませんね
エリート学校の教育って凄い
学力だけではなく体育実習も凄い
優秀な人たちでもみんなヒーヒー言う
容赦なくしごかれます
疲れていても夜は自習である
消灯前まで全校生徒が自習する
教室に行き自習するのです
1ヶ月ごとに試験があります
席順が試験の結果で変わるのです
はっきりと順位がわかる
勉強しろなんてひと言も言われん
みんな進んで自習していた
雰囲気が違うんだよね
日本にもそう言う学校があります
国立の全寮制の中学です
僕はこの学校に補欠で入った
事情があり1ヶ月ちょっとで転校した
見学に行っていたようなもの
…以下略
政 策論よりつまみ食いが問題 2013年5月4日土曜日
僕は日本はエリートが減った
これが一番の問題だと思ってる
メディアがエリートを壊した
イイ大学を出てイイ職場で働いてる人
こんな人をエリートと呼んだのだ
まったく違う
エリートと言うのは国の為に働く人
これは役人のことを言うのではない
私利ではなく公の為に働く人
イギリスでは騎士(ナイト)
日本ではサムライなのかもしれない
社会の秩序を守る人
要所要所で正しい方向に導く人
エリートがいないとうまくイカン
日本は役人も国会議員も企業家も
つまみぐいばっかり考えるのだ
中国共産党よりはイイ?
その程度の比較だ
…中略
日本に足らない人財
私利ではなく公の為に働ける人だ
これが日本を創り直す上で大切
まずは役人の首を切れるようにする
調査する仕組みを作らんとね
戦前の成績順のエリートも必ずしも 全てが良かった訳ではないようですが、それでも、ボンクラばかりの今の日本とは全く違っていたことは確かでしょ う。
時間はかかれども、このエリート教 育は絶対に必要でしょう。私なんかには想像もつかない頭の良い人がいるのは間違いないのですから。そういう人が エリート教育を受ければやはり並の人間とは比べ物にならない人が育つ。