団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

除夜の鐘は騒音か

2016年12月26日 | 日本再生

  ネットでは話題になっていましたが、余りにも情け無い話なので取り上げるのも躊躇していましたが、産経抄さんが書いてくれました。

  何と、除夜の鐘が五月蝿いと抗議をする人がいて、それを受け入れて止める寺があるのだそうです。文句を言う方は、もしかしたらあちらの人かも知れませ んが、それで取りやめる寺は、一寸抗議があると直ぐに受け入れてしまう今の情け無い日本の究極の劣化の象徴じゃないでしょうか。

   産経ニュースより  2016.12.19

  【産経抄】除夜の鐘は騒音か 

 「走行中、急停車することがありますので、お立ちの方は、つり革や手すりにおつかまりください」。バスの車内で何度も、同じ放送を聞かされてきた。買い物に出かけても、店の中で鳴り響く大音量の音楽に悩まされる。

 ▼家で昼間寝ていれば、竹ざお屋や警察署の広報車にたたき起こされた。たまりかねた哲学者の中島義道さんは、「音漬け社会」との闘いを始める。その顛末(てんまつ)をつづった『うるさい日本の私』は、ベストセラーになった。

 ▼何が騒音なのか。人によって定義は異なる。東京都は昨年、条例を改正して、子供の声を騒音の規制対象から除いた。それでも、「子供の声がうるさい」な どと、保育施設にクレームが寄せられ、トラブルが絶えない。保育園の新増設を阻む大きな要因になっているのも、「静かな住宅街」を望む近隣住民の反対であ る。

 ▼夏の風物詩である盆踊りでも、周辺住民への配慮から、騒音対策が必要になってきた。音楽を電波で飛ばし、踊り手が持参した携帯ラジオとイヤホンで音を聞く、「無音盆踊り」を開催している地域もあるそうだ。

 ▼とうとう、百八つの煩悩を払って新年を迎える「除夜の鐘」まで、騒音の仲間入りをしてしまった。昨日の社会面の記事によると、東京都小金井市の寺で は、近隣住民から苦情を受けて、一切鐘を鳴らさなくなった。苦肉の策として、大みそかの昼間に鳴らす寺も出てきた。そのうち寺が、希望者に電波で鐘の音を 流すサービスを始めるかもしれない。

 ▼中島さんの本が出て、20年近くたった。「音漬け社会」への反発の声が、高まっているのは確かである。もっとも街を歩いていると、耳障りな雑音はむしろ増えているようにも感じられる。不思議である。

  子供の声がうるさいで、保育所設置を諦めたのも、反日売国左翼の日本の家族制の崩壊作戦がここまで来たかと言えるのじゃないでしょうか。
  これも、事なかれ主義で先送りの政治をやってきた自民党の劣化を思わずにはいられません。

  今の日本人に世界を導く資格はないですね。早急な再生が必要です。やはり、教育と中韓との国交断絶でしょう。


どう読む?日露首脳会談

2016年12月26日 | 日本再生

  今度のプーチンさんの来日に、どんな意味があったのかは、私などには判断がつきません。特に、最近の安倍さんは日韓合意やヘイトスピーチ、原発問題などを見てもどう判断して良いのか分からないことが多すぎます。
  所詮、私などに安倍さんの考えを理解することは無理だし、おこがましいですね。

  今のところは、安倍さんを信じてじっと待つしかなさそうです。もし、安倍さんが間違ったとしたら日本の終わりが早くなるだけかも知れません。
  
  反日売国左翼メディアは、何時ものように成果がなかったと囃し立てているようです。

 桜チャンネルでは、西村さんが中国包囲網という視点で評価してくれています。 


  この戦略で中国を封じ込め、崩壊にまで持ち込むことに成功すれば、安倍さんは日本の救世主となるでしょう。そうあって欲しい。


慰安婦意見書撤回求める請願不採択

2016年12月26日 | ニセ慰安婦(売春婦)・就職詐欺被害者問題

  国会議員の劣化は、あの旧民主党は論外として自民党も酷いものですが、それに輪をかけたようなのが地方議員さん達じゃないでしょうか。ヘイトスピーチの我坂出市も情けなかったですが、小坪議員の行橋市も酷かったですね。

  それに劣らないようなバカなことをやっている県議会があるようです。と言うか、お隣の国だけに汚染が酷いのかも。

  産経ニュースより   2016.12.17

  島 根県議会、慰安婦意見書撤回求める請願不採択 元軍人ら無念

 島根県議会が平成25年に議決した慰安婦問題に関する意見書の撤回決議を求めた請願が16日、県議会本会議で不採択となった。 意見書が論拠とする米議会下院決議や河野談話などの前提が大きく揺らぎ、他の自治体で同様の意見書撤回の動きがみられる中での請 願だったが、提出した元軍人らは「なぜ誤った認識を放置しておくのか」と悔しさをにじませた。

 県議会は25年6月、「日本軍『慰安婦』問題への誠実な対応を求める意見書」を議決し、政府などへ提出した。慰安婦に対する旧 日本軍の関与を認めた平成5年の「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」や、米下院が2007(平成19)年に 「旧日本軍が女性を強制的に性奴隷とした」として謝罪を求めた決議などに言及。その上で政府に、河野談話の実行を求める内容だっ た。

 今回請願を出したのは、山陰両県の元軍人「島根戦中派の会」の4人。同種の請願提出は、26年12月に続いて2度目となる。

 提出者の1人、松本良博さん(90)=松江市八束町=は「日本や戦友の名誉回復のため、撤回してほしかった」と嘆く。15歳で 少年飛行兵となり、福岡県の大刀洗(たちあらい)陸軍飛行学校で指導者として終戦を迎えた松本さん。「同期の多くが大陸などに出 征したが、『従軍慰安婦』という言葉など聞いたことがなかった。日本をおとしめるための戦後の造語だ」と振り返る。

 同日の本会議に先立って審査が行われた総務委員会では、成相安信議員が「虚偽の証言に基づく突拍子もない内容が、意見書で文章 化されている」と撤回を訴えた。

 これに対し、他議員は「当時、女性が人権侵害を受けた事実はある」「島根県議会が河野談話の是非を判断すべきでない」などと撤 回を否定。採決の結果、不採択となっていた。

 「当時の実情を知る者として本当に悔しい」と松本さん。成相議員も「竹島問題を抱える島根県としては慰安婦問題への対処を自ら 正し、歴史を正しく理解するべきだ」と指摘する。

 「『慰安婦の真実』国民運動」(本部・東京)によると、全国で42自治体が同種の意見書を議決。このうち6自治体が撤回などを 行っている。

  まだ撤回していない自治体が30以上もあることにも驚きです。こんな自虐史観に犯された議員が自治体の為の仕事が出きるとは到底思えないですね。やはり、地方議員は廃止した方が良さそうです。
  まさに、「小人閑居して不善をなす」の典型じゃないでしょうか。もっとも、国会議員にもその程度のが多そうです。つまりは、日本国民がその程度ということですね。

  こんなことで、日本の再生は出来るのでしょうか。やはり、一日も早く目を覚ましてもらいたいものです。


上に政策あれば、下に対策あり

2016年12月26日 | 中国

  上海など中国の住宅の値段が、崩壊したと思ったら、又、上がっているのが理解できなかったのですが、何時もの宮崎さんがその理由を書いてくれています。
  何とも、やはり恐ろしい国です。国というか、やはり、その国民も只ものではないようです。ああいう国に産まれると、そうならざるを得ないのでしょうね。

  宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより  平成28年(2016)12月19日(月曜日) 通算第5140号   <前日発行>

  宮崎正 弘の国際ニュース・早読み( 「上に政策あれば、下に対策あり」の特性が顕著にでた中国人

 「上に政策あれば、下に対策あり」の特性が顕著にでた中国人
   外貨預金、住宅ローン、ビッドコイン、そしてシャドーバンキング復活

 異常というより不気味である。
 過剰流動性のカネが、異様な方向へ膨らんでいる。中国人民銀行が頭を抱えている。

 第一に外貨持ち出し制限が強化されて以来、中国国内で出来る「外貨預金」へ、預金が殺到している。11月だけで204億ド ルも増えて合計すると中国の「外貨預金」の総額は7026億ドルに達した。このカネはすでに流出した外貨とは別枠である。い ずれ帳尻を合わせるために中央銀行は理論上、ドルを予約しなければならない。

 第二に住宅ローンの貸しだしが驚くほど急増し、1174億ドル(人民元で7946億元)に達している。
新規借り入れが71・6%増加していると、中央銀行報告書がいう。
 この二つだけでもバランスを破壊していることは明白で、人民元売りドル買いの為替介入による人民元レートの死守は困難を極 めてきた。

 第三にシャドーバンキング復活という、これまた異常な現象である。
 シャドーバンキングの貸し出しは1兆7400億元と見積もられている。通年では一月と二月の旧正月前に資金繰りのために シャドーバンキングを利用することは統計上明らかだったが、11月に増えているのだ。
 
 第四がビットコインである。
 中国人の投機は、架空通貨のビッドコインに向かって殺到し始めた。
 世界銀行による統計で11月のビッドコイン取引は1億7471ビッドコイン(邦貨換算で15兆円)。このうち90%を中国 人が買ったとされ、価格も10%値上がりしている。

 現在、中国では外貨両替が一年間に5万ドルに制限されているが、ビッドコインの制限はない。架空通貨とは言え、国内で取引 され、国際決済に使えるわけだから、事実上の外貨流出である。

 かくして10月にSDR入りした筈の人民元に対して中国人の反応は逆であり、誰も人民元預金を信じないで、外貨交換のため には外貨預金、ビッドコイン。また将来の元暴落を見越して、住宅ローンで借金をつくり、或いはシャドーバンキング復活となっ た。

 どう考えても、人民元暴落に庶民がいまのうちに交換できる通貨、不動産、そしていま人民元で借金しておけば有利とばかり、 当局の裏をかいていることになる。

 まさに「上に政策あれば、下に対策あり」という中国人の特性が顕著に現れてきた。人民元暴落は秒読みである。

  それにしても、想像を絶するしぶとさです。国も国なら国民も常識では計れないようです。これだからこそ、今まで続いてきたのでしょうか。

  それを延命させる欧米や日本の企業も、欲にまみれているとは言え、本当に情けないですね・

  ところが、英国の方針が変わったようです。これも、宮崎さんが書評で取り上げてくれています。

  平成28年(2016)12月18日(日曜日)弐 通算第5139号

  宮崎正 弘の国際ニュース・早読み <書評特集第二弾です

  書評 

 欧州最大の親中派だった英国がなぜ対中警戒感を強めるか
  メイ首相はインテリジェンス専門の内務大臣を六年経験している
 
  林景一『イギリスは明日もしたたか』(悟空出版)

 本書にはちょっと長めの副題がついている。
 「EU離脱、トランプ、駐英大使の核心報告」とあって、「トランプのアメリカファーストに日英同盟のすすめ」と、論壇で は、ちょっとお目にかかれなかった主張なのである。
 日英同盟は二十年続いたが、英国のご都合主義によって破綻し、そればかりか、第二次大戦は敵国となった。
 その日英同盟が復活するというシナリオには抵抗を禁じ得ない読者も多いことだろう。
 もちろん大使としてロンドンから英国政治をみてきた豊富な経験から次の政治の行方が語られるわけだから、それだけでも現場 の声と日本のメディアの英国報道との落差、乖離が理解できる。
 究極的には英国のEU離脱と米国のトランプによる内向き傾向という大混乱のなかを日本が生き残る道を探るのが目的であり、 提唱されている内容には注目する必要がある。
 評者(宮崎)は、英国からみた中国観の変遷という箇所におおいに興味を抱いた。
 しかも日中関係との比較において議論がすすみ、日本にあれだけの世話になった中国が経済的繁栄を達成し軍事的力量をたくわ えこむやいなや「反日」に転じたが、その経過を振り返って林大使は次のように総括される。
 「(天安門事件以後の自由化への波を前に中国共産党は)「ソ連社会主義圏崩壊を前に愛国主義を打ち出し、これを政治的正統 性の根拠にすえ」(中略)「江沢民は、それを反日と結びつけることによって具体的な愛国の対象を設定できることに目を付け、 反日教育を導入し、愛国感情を高ぶらせることによって、共産党体制への疑問が生じる余地を塞いだ」のである」(225p)
 まさに正確な分析である。
 さて、そのことを理解していないのがドイツだ。
 EU諸国にあって、ドイツばかりか、仏蘭西もイタリアもそうだが、アジアへの遠い距離感、その文化への無理解も手伝って中 国を正確に理解せず、単に貿易と金儲けの相手という軽い認識しかなかった。
 英国は香港を植民地としてきた関係からも中国とは深い因縁で結ばれてきたし、それゆえに中国のことをよく知っていると自信 過剰でもあった。だからAIIBにも最初に飛びつき、習近平の訪英にも最大級のもてなしをしたほどだった。
 その英国が中国懐疑、中国への警戒に傾きだした。
 理由はEU全域の中国の軍事技術を狙って企業買収の脅威を目の前にしたばかりではなかった。
 「やはり鉄鋼ダンピング問題や原発建設などを契機に英国国内にも英中関係が過度に進むことについて安全保障上の警戒心をも つ人もでてきているのだ。
メイ首相は対スパイ活動が専門のMI5の責任者である内務相を六年勤めたことから中国の産業スパイやサイバーセキュリティの 脅威についてインテリジェンスを得ているので、こうした危険性についての理解は深い」(229p)。
 米国の次期大統領は「中国は一つ」には縛られないと言い出した。英国もまた?

  流石、メイさん只者じゃないようですね。となると、メルケルさんは益々落ち目になりそうですね。去年世界を騒がせた英米がいよいよ動き出すということでしょうか。
  いずれにしても、日本は覚悟を決めて独立に進むべきでしょう。ここに来て、まだ尻込みしているようでは世界に置いていかれるのじゃないでしょうか。

安倍さん決断の時です!