日本の研究者達の地道な成果が世界を救ってきたという驚くような例が沢山あることに先人の凄さを思い知らされます。
そんな話を沢山取り上げてくれるねずさんのこれも何度か読んだものですが、それを見るねずさんの何とも言えない解釈に感動させられます。この小麦の話の最後もそうです。
全文は、何時ものようにリンク元で読んでください。
ねずさんと学ぶシラス国の 物語より 2016年12月20日
小 麦のお話
…略
そこで思うのです。
もしかすると日本の八百万の神々は、未来を見据えていたのではないでしょうか。
もし日本があの戦争に勝つか、あるいは昭和18年の時点で米英仏蘭と講和条約を結んでいたらどうなっていたでしょうか。
おそらく日本は大国のままです。
けれど、米英仏蘭とは、敵対的関係となります。
もちろん欧米諸国の植民地は、そのまま維持されていることでしょう。
つまり、インドもパキスタンも、英国領のままです。
日本にはすでに「農林十号」はあったけれど、三大穀物の種子は輸出禁止品目です。
ということは、昭和40年に起きたインド、パキスタンの凶作時、英国領であった両国に「農林10号」が行き渡ることはありませ ん。
つまり両国では、おそらく億単位の餓死者が出たことでしょう。
結果だけからみると、日本が自主的に戦闘を終わらせ、GHQが日本で開発された「農林10号」を勝手に米本国に持ち帰ったことか ら、「農林10号」は、米国の小麦収量を劇的に向上させ、さらにメキシコの小麦と掛け合わせることで病気に強い品種となりまし た。
つまり、「農林10号」は、世界最強の小麦となったのです。
そしてこのことによって世界の人口は三倍強に増加しました。
いまや70億人です。
インド、パキスタンでは、餓死者を最小に止めただけでなく、いまではインドは小麦の輸出国にさえなっています。
一方戦の序盤から中盤にかけて日本が勝利を連続させなければ、その後の東亜諸国の独立はなかったであろうし、世界の人種の平等も 確立されてなかったことでしょう。
八百万の神々の御心は、我々凡人には計り知れないものです。
しかしもし未来を知る八百万の神々なら、どう判断し、どう行動したであろうかと思うのです。
日本を最後まで勝たせて世界の飢餓を招くか、それとも日本を敗戦に導いてでも世界の民衆の幸福を図ろうとするか。
おそらく後者であろうと思うのです。
これは、あくまでも私の想像です。
しかし日本で開発された小麦はたしかに世界を飢えから救ったし、世界の人口を三倍以上に増やしたのです。
そしてかつて日本が掲げた人種の平等、植民地支配の終焉という壮大な目的も、いつのまにか達成されています。
その日本人は、バブル崩壊後不況下にあるとはいえ、豊かな食に恵まれた国になっています。
焼け野原となったはずの日本が、終戦直後には世界の最貧国状態だったのに、わずかの間に世界有数の富める国に成長し、おかげで国 を守るべき政治家まで「平和ボケ」してしまうくらいの平和と繁栄を手に入れています。
言い換えれば靖国に眠る236万柱の英霊は、神々の意思に添って世界に人種の平等を実現し、世界を飢えから救い、戦後日本の平和 と安全と繁栄を実現したのといえるのではないかと思うのです。
そしてそのことを我々日本人が謙虚に学び、英霊への感謝を学ぶとき、日本と世界は、新しい大いなる発展のときを迎えるのではない かと思うのです。