戦後教育界の劣化の権化のようなとんでもない大学を、3月20日、第960回の「★東京福祉大、所在不明を『除籍』扱い」などで、取り上げました。
その後、何の報道も無いのでどうなったのか気になっていましたが、やっと報道がありました。
何と、こんな大学をまだ続けさせるようです。
産経ニュースより 2019.6.11
教室にトイレ、銭湯2階で授業…東京福祉大の杜撰さ、報告書が列挙
東京福祉大(東京都豊島区)で多数の留学生が所在不明になっている問題で、文部科学省と出入国在留管理庁は11日、留 学生の不 適切な受け入れや不十分な管理体制が大量の所在不明者を発生させたとして、同大に対し、特に問題の多い学部研究生の新規受け入れ を停止させる方針を明らかにした。所在不明者数は過去3年間で計1610人に上る。
「安易な留学生の多数受け入れ」「授業欠席者への不十分な履修指導」「受け入れ規模に見合わない脆弱な組織体制」…。 文部科学 省と出入国在留管理庁が11日に公表した東京福祉大の調査結果の報告書には、3年間で1600人以上の所在不明者を出した同大の 杜撰な体質を厳しく指摘する文言がずらりと並んだ。文科省が大学に対し、ここまであからさまな批判をするのは異例だ。文 科省幹部 は「レッドカードに近い。徹底して改善指導を行う」としている。
同大の留学生のうち、とくに問題となっているのは学部研究生だ。文科省によると同大は平成28年度以降、それまで数十 人程度 だった研究生を一気に1千~2千人以上に増やしたが、日本語能力が基準を大幅に下回る研究生が多数在籍していた。
施設の整備も不十分。同大のキャンパスでは急増する留学生を収容しきれず、雑居ビルやマンションの一室を教室として使 用し、銭 湯の2階を借りて授業をしていたケースもあった。別の教室では、室内にトイレがあるため授業中でも別のクラスの留学生が出入りし ていたという。
文科省は同大に対し、7月末までに改善計画を提出するよう求めている。一方、同大は産経新聞の取材に「指導を真摯に受 け止め、 改善に努めていく」とコメントした。
こんな大学は廃校が当然でしょう。何を今更改善計画を提出ですか、全くやる気なしですね。それとも、法律で廃校に出来無いなんてことでもあるのでしょうか。
いずれにしても、大学も悪いですが、こんなものを放置してきた文化省も廃止でしょう。全国にこんな大学が幾らあることやら。九州には殆どが Chineseの高校もあるという日本の教育を文科省に任せておく訳には行かないでしょう。
一体、日本はどこまで腐っているのか。何とも情けない。
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