第3601回の同一平面で取り上げたハイブリッド車などの走行音が聞こえないことを防ぐために音を出すという何とも後ろ向きな対策が本当になりそうなのだそうです。
16日読売新聞より
HV人工接近音義務化
「静かすぎ」対策で国交省委
「静かすぎて危険」との指摘が出ているハイブリッド車(HV)や電気自動車の走行音について、対策を検討してきた国土交通省の委員会(委員長=鎌田実・東京大教授)は15日、新車にエンジン音に似た人口音を付けることを義務付けるなどの対策案をまとめた。・・・中略
対象は、低速走行中や発進時にモーターだけで走ることができるハイブリッドなどの新車。時速20キロまでの低速走行時に、エンジン音や排気音などを想像させる音を発するようにする。
歩行者やその中でも目の不自由な人などを守るためとはいえバカなことを考えるものです。そんな場当たり的な対策より、基本的にクルマと人を同じ平面を通らせないような道路を作ることこそ必要なはずです。
それでもどうしても同じ平面を通らないければならないような時には強者であるクルマが人が通り過ぎるのを待ては良いだけのことです。それくらいの配慮が出来ない人間が偉そうにエコカーなんて乗る資格はないと言えば言い過ぎでしょうか。その位の余裕を持ってクルマの運転をして欲しいものです。
人が居れば音を出すなんて全く漫画としか言い様がありません。まるで、「音を出してやってるんだから歩行者は気をつけろよ」と言っているように思うのは私だけでしょうか。
ここはやはり根本的に交通体系こそ考え直す時でしょう。静かなクルマが非難されるなんておかしな話でしょう。静かなクルマが増えて騒音が無くなるのは大歓迎じゃないですか。
どこかおかしい!
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