団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★タリバンがカブールの治安維持を依頼したがアメリカが断った

2021年09月10日 | 国際

 アフガンからの米軍撤退の不手際にはどうやらアメリカのおかしな交渉があったようです。

  何と、タリバンがカブールの治安維持を依頼したがアメリカが断ったのだそうです。
  及川さんが解説してくれています。これが本当ならまたしてもバイデンが嘘をついたようです。
  もうバイデンをこのまま放置しておくことは出来ないでしょう。アメリカ人よ立ち上がれ。

  宮崎さんもアフガンの混乱を詳しく報告してくれています。




  どうやらアメリカは難民にテロリストが紛れ込むことを警戒しているようです。
  宮崎さんが詳しく書いてくれています。それにしても、このアフガン問題は一筋縄では行かないようです。
  本当に次の大戦に繋がる恐れもありそうです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より    令和三年(2021)9月6日(月曜日)
 通巻第7041号  

 コソボが、何でいま? 米、アフガン難民の中継基地に使用
   コソボ駐留の米軍基地が難民一時収容と第三国出国の中継業務

 すっかり忘れられたミニ国家=コソボ。
セルビアの自治州だったが、国際世論を背景にNATOが介入し、もぎ取った。明けてビックリ、アルバニア系のイスラ ムにすっ かり蚕食されていた。
首都プリシュティナは美観を取り戻し、立派なビルが再建されたのも、西側の援助と、海外へ散ったコソボ難民からの送 金だっ た。コソボ独立で、もっとも裨益したのはアルバニアだった。セルビア系は逃げ出した。

 コソボはセルビアとの戦争の結果、(コソボはNATOの支援と米軍の空爆のお陰で独立できた)2007年に独立を 承認され た。だが、いまもセルビア、露西亜、中国はコソボを承認していて居ない。日本は独立承認をしたものの、2020年まで大使館 業務はウィーンで代行していた。
 治安が悪いため安全保障はNATO軍が担当、この関係でプリシュティナに事実上の米軍基地があるのだ。

 さてアフガニスタン難民の行き先である。
 米国は12万人を脱出させた。バイデンは「大成功」だったと言い、ブリンケン(国務長官)は「脱出作戦は終了し た」と会見 した。

 しかし作戦はアフガニスタンから遠い場所で継続されている。
カタールのドーハ空港から、ドイツやイタリアにも分散して難民は移動しているものの、大半がドーハのキャンプに滞在 してい る。米国への移住希望は五万以上。現在までにダラスとフィラデルフィアへ一部を輸送した。

 手間取っているのはテロリストとスパイの混入であり、マヨルカス国土安全省長官は「危険人物の混入が認められるた め、リスト を作成している」と記者会見した。
ミリー統幕議長は「タリバンは統制がとれておらず、まもなくアフガニスタンは内戦に
突入するだろう」とする見通しを述べた。

 その難民の一時収容と振り分けをコソボ駐留の米軍基地でおこない、第三国出国の中継業務を展開している。

 このためブリンケン国務、オースチン国防長官はそれぞれ中東諸国を緊急に訪問する。ブリンケンはカタールとドイツな ど欧州 へ、オースチンはサウジアラビア、クエート、バーレンを手分けして廻り、「アフガニスタン以後」の中東の安全保障を話し合う としているが、難民の受け入れ問題も議題には含まれる。

 さてメディアの一部にはアフガニスタンのカブール空港の近くにCIAの秘密基地があって、アフガニスタ政府軍将校ら は、この 秘密基地から避難したと報道している。
真偽のほどは不明だが、カブール空港の大混乱をみても、政府軍幹部やらの姿はなく、そもそもガニ前大統領がアフガニ スタンの どの空港から逃げたかは、依然不明である。カブール空港からではなかったことだけは確かだ。


  やはりアフガンは複雑怪奇な国のようです。手出しをした国は結局大怪我を負って来たということでしょう。
  果たしてバイデン政権がこれを解決出来るのか。やはりトランプさんの登場が待たれます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿