団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★巴御前(ともえ ごぜん)

2022年01月21日 | 誇れる日本

 源平合戦には静御前を筆頭に素晴らしい女性が登場します。それだけ、女性が大切にされていた証拠と言えるのじゃないでしょうか。
  ねずさんが今回取り上げてくれている巴御前もその内の一人です。名前は知っていましたが、戦いの後に一人で去っていくのは全く知りませんでした。
  これも義経・ジンギスカン伝説や静御前と同じで死を描かない日本独特の情の世界かもしれません。こういう奥ゆかしさも良いですね。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より       2022/1/13

  巴御前(ともえ ごぜん) 

  ・・・略

 あまりの巴御前の強さに恐怖した八郎の部下らは、恐怖して、馬を返して潰走する。
後には、首を失った八郎の遺体と、巴御前ひとりが残されました。

 他に誰もない。
峠は、シンと静まり返っています。

 愛する夫も去っていった。
おそらく、数刻の後には、その夫も死ぬことであろう。
巴御前は、ひとしずくの涙を袖で拭うと、鎧を脱ぎ捨て、ひとりどこかへと去って行きました。
このときの巴御前の胸中には、どのような思いが去来していたことでしょう。

 その後の巴御前の行方は、諸説あってわかりません。
滋賀の大津の義仲寺は、巴御前が義仲の菩提を弔って庵を結んだことがはじまりとの伝承があり、
また長野県の木曽、富山県の南砺市、富山県小矢部市、新潟県上越市、神奈川県小田原市や横須賀市にも、巴御前の終焉の地とさ れるところがあります。

 お能にも「巴」という演目があり、ここでは巴御前の御霊(みたま)が、愛する木曽義仲と最期をともにできなかったことから、 この世をさまよう。
そんな巴御前の御霊と出会った旅の僧の読経によって成仏するという筋書きになっています。

 巴御前の物語は、女性の強さと哀しみを世に伝え、このことが、いまもなお、歴史を通じて多くの日本人に愛され続けています。



  こういう美しい話がどんどん消えていくのは余りにも勿体ない。これも、日本の消滅を狙う奴等の企みなのでしょうか。
  何とかして、残して行かなければ。


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