昨日は、この期に及んで韓国との付き合いを深めようとする横浜ゴムに呆れ果てましたが、丁度、中国に進出してとうとう倒産に追い込まれた企業の話題がありました。
ここは、中国人に経理を任せていて、何年にもわたる横領で傾いたと言う話題になっていた企業です。会社としての管理に手抜かりがあったのでしょうが、それ以上に、中国や韓国に安易に進出したことが根本原因じゃないでしょうか。
福井新聞ONLINEより 2015年5月1日
江守社長、中国事業の失敗に悔しさ 江守グループホールディングス
「苦渋の決断だったが、ある意味で危機のピリオドは打てた」「109年の歴史に幕を下ろすことになり、責任を感じている」―。江守商事など主要子会社 の売却を発表した江守グループホールディングス(本社福井市)の江守清隆社長は30日夜、同市の福井商工会議所ビルで開いた記者会見で、社員の雇用を守る 条件でスポンサー企業が決まったことに安堵(あんど)感を見せた。一方で「中国事業の失敗は、悔やんでも悔やみきれない」と悔しさもにじませた。
中国事業での特別損失計上に伴い、234億円という巨額の債務超過に陥ったことを発表した前回会見か1カ月半。江守社長と管理部門担当の揚原安麿常 務は「このような事態を招き、おわび申し上げます」と頭を下げた。同社の株式は上場廃止となることが決定し、「多大なご迷惑をおかけした」と株主に対して も陳謝した。
冒頭、江守社長は「スポンサー企業が決まり、再生に一つのめどが立った。100億円という相対的に高い評価をしていただき、総合的に判断した。私は 江 守商事などのクロージング(取引決済)をもって子会社の社長を退任する」と説明。安定的に事業再生を目指すために、民事再生法適用を申請したことを繰り返 し強調した。
1906年に「江守薬店」として創業。伝統ある名門・江守家が主要子会社の江守商事の経営から退くことになった点には「109年の歴史に幕を下ろす責任を強く感じている。株主は変わっても(江守の)良いDNAは引き継いでもらいたい」と話した。
商社とIT部門を一括して譲渡し、主要子会社8社と持ち株会社の491人の社員の雇用を継続する条件で契約に至ったことについて「われわれが望む形 で まとまった。大変感謝している」と同席した興和紡(名古屋市)の三輪芳弘社長への謝意を表した。譲渡する事業会社に「江守」の名が残ることには「配慮して いただいた」と説明した。
福井商工会議所の副会頭など現在就いている公職の去就については「しかるべき方
と協議して速やかに決断したい」と述べるにとどめた。
上場企業だから一応ニュースになりましたが、それでも、扱いは小さいような気がします。中小企業で沢山の進出企業が倒産に追い込まれたという話はネッ トでは有名ですが、一般にはニュースとならないのでまだまだ、中国や韓国に甘い夢を抱いている企業もあるのかもしれません。
企業に注意を促すべき経団連の会長が韓国大好きではそんな警告を発するという考えも無いのでしょうね。一時的な損失を覚悟して思い切って撤退しないと、いずれ、大きな痛手を負う企業が続出するのじゃないでしょうか。
日本企業もいい加減に目覚めて欲しいものです。
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