トルコがスウェーデンとフィンランドのNATO加盟を認めたようです。やはり、宮崎さんが言われていたようにエルドアン大統領の思惑があったようです。
その宮崎さんが読者の声に答えてくれています。やはり、世界はウシハクの奴等が自分の為に蠢いているのでしょう。
やはり、世界にシラスの心を理解して貰うまではこんな奴等はいなくならないのでしょう。と言うか、人間が存在する限りそんな奴等がいなくなることは有り得ないのじゃないでしょうか。それが人類の限界かも。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)6月30日(木曜日)
通巻第7388号 <前日発行>
(読者の声1)
トルコが、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟に反対から賛成へ転換しました。NATOサミット(マドリッド、 2022年6月29~30日)を前に四者会談が行われ、NATO事務総長、トルコ、スウェーデン、フィンランドの政府首脳 が、合意しました。宮崎先生の予想通り、トルコの「条件闘争」でしたが、トルコが得た外交上の成果とは何ですか? (DD生、岐阜)
(宮崎正弘のコメント)トルコが要求していたのはフィンランドとスウェーデンを根城とするクルド族過激派のPKK、 PYG、PYDらの幹部ら(トルコは「テロリスト」と呼んでいる)の引き渡しです。エルドアン大統領は、かれらは2015年 のクーデター未遂にも関わったとしています。
フィンランドにトルコが指名手配中の「テロリスト」が12人、スウェーデンに33名。合計45名のリストまで作成し、トルコ は両国に対して、「それがなければNATO加盟は認めない」とごねていたのです。
両国はトルコに対して「テロリストの定義が異なるし人権問題でもある」とは言わず、法律改正に前向きに努力するとだけ約 束、引き渡しは有耶無耶です。合意署名式で、外相のうしろに立ったエルドアン大統領に欣快な笑みは消えていました。
おそらく舞台裏では、武器供与などを提示し、過去のトルコのシリア介入などの問題を帳消しとしたか、米国の強い政治圧力が かかったのでしょう。
世界は腹黒い奴等が自分の為に動いているとしか思えないですね。結局、力も金も無い庶民は奴等の食い物にされるだけなのかもしれません。
本当に今年はどうなるのでしょうか。きっと、裏で笑っている奴等がいるのでしょう。
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