団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★ハエは金冠を選ばず

2021年12月04日 | 誇れる日本

 戦後の日本人の劣化はすさまじいものがあります。とは言え、その劣化に気がついたのはネットのお陰でねずさんなどに教えて貰ってからなのですから何とも情けない。
  それにしても、この素晴らしい日本人をここまで劣化させたGHQの企ては見事です。やはり、教育とマスメディアの力は凄まじいものがあります。

  今回の話も何度も書いてくれていますが、それだけ日本人に昔の日本人の素晴らしさを知って欲しいからじゃないでしょうか。

  何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。

  ねずさんの学ぼう日本より     2021/11/26

  ハエは金冠を選 ばず              

  ・・・略

   重成が答えます。
「お義父様、ご心配をおかけして申し訳ありませぬ。ただ、お言葉を返すわけではありませぬが、剣の腕なら私にもいささか自信 がございます。けれどもたかが茶坊主の不始末に、城内を血で穢したとあっては私もただでは済みますまい。場合によっては腹を 斬らねばなりませぬ。いやいや、腹を斬るくらい、いつでもその覚悟はできております。しかし、仮にも私は千人の兵を預かる武 将にございます。ひとつしかない命。どうせ死ぬなら、秀頼様のため、戦場でこの命を散らせとうございます」そして続けて、 「父君、『蠅(はえ)は金冠(きんかん)を選ばず』と申します。蠅には、金冠の値打ちなどわかりませぬ。たかが城内の蠅一 匹、打ち捨てておいてかまわぬものと心得まする」・・・中略

 さてこのお話は、『蠅に金冠』という題目で、神田家の講談となり、講談師の神田山緑師匠のお師匠さんが、生前に、昭和天皇 の前で口演された演目です。昭和天皇は、このお話をたいへん愛されたそうです。

 我が国には古来「美しく立派に生きることを愛する文化」があります。
人の身は泥まみれになって一生を生きるけれど、同時に人には霊(ひ)が備わっています。
その霊(ひ)は、正直に、美しく、立派に、清らかに生きる。
それが、人が死んで神になる道であり、これを「かんながらの道」と言います。

 霊(ひ)のことを、別な言い方で「たま」と言います。
「たま」は、魂であり、球体をした球であり、みがくことで、ますます美しく光彩を放ちます。
だから日本人は、「たましい」を磨くようにして生きることを好むし、望みます。
諸外国にない日本人を日本人たらしめている文化が、ここにあります。

 「美しく立派に散るぞ」
 そう言って一番機に向かう戦友(とも)の胸に
 俺は桜の一枝(ひとえだ)を飾って贈った。
 明日は俺の番だ。
 死ぬときは別々になってしまったが、
 靖国神社で会える。
 そのときは、きっと
 桜の花も満開だろう。
海軍少尉小野栄一 身長五尺七寸、体重十七貫五百、極めて健康!
(鶴田浩二「同期の桜」より)



  日本人がもう一度先人の心意気に追い付き追い越す時が来ることを期待したいものです。
  その時こそ世界は日本を見習うことになるでしょう。


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