団塊の世代のつぶやき

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★人民元のSDR通貨認定以後、むしろ立場は後退

2016年12月06日 | 中国

  マネーゲーム大好きの金の亡者達の作ったのじゃないかと思えるIMFなどの世界機関の出鱈目に怒りを覚える毎日ですが、面白そうな話題もあります。

  そのIMFがやった最悪とも思える元のSDR通貨認定が、10月18日 (火)、第6225回の「SDR加入 中国からは資本流出が続き」でも取り上げたように、思惑通りには行っていないようです。

  宮崎さんが、その後の元の様子を書いてくれています。やはり、立場は悪いようです。どうか、このままどんどん追い込まれてください。

  宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより   平成28年(2016)11月28日(月曜日) 通算第5111号  <前日発行> 

  宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <人民元のIMF・SDR通貨認定以後、むしろ立場は後退

 人民元のIMF・SDR通貨認定以後、むしろ立場は後退
  「世界第三位の通貨は幻影、実体はカナダドルの後方に位置する」

 世界の通貨市場から人民元への過度の期待は消え失せた。
 米ドルの位置を代替する強い通貨になるなどと蜃気楼と期待とを錯覚した、中国経済への茫漠とした希望的観測はゆめまぼろしのごとく投資家の心理からも消えた。

 2016年10月1日、人民元はIMFに認定されてSDR通貨バスケットの正式な通貨に認定された。
 ところが失速が激化し、対ドルレートはずるっと下落を始め、あげくにFEDに利上げを迫るドナルド・トランプが米国次期大統領に決まるや、人民元の対ドルレートはまた下がって。貿易の停滞も手伝い、世界三位の通貨は、カナダドルの後方に喘ぐ。

 米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、カナダドル、そして第六位が人民元。要するに「国際取引ではほとんど使われない通貨」が人民元である。

 「人民元が米ドルに肉迫するほどの強い通貨となるには長い時間と歴史的なプロセスが必要である」とサウスチャイナモーニングポストはいささか自嘲的に書いた(16年11月27日)。
 「1894年にアメリカの工業製品生産が英国を抜いた。しかし英ポンドに変わって、米ドルが世界の基軸通貨の位置を獲得するまでには、それから半世紀の時間を要した。したがって数年以内に人民元が米ドルを凌駕するなどと考えるのは非現実的である」。

 とくに直近数ヶ月の人民元の下落は、国際市場で人民元の使い勝手がわるいことが証明された結果であり、また当局が人民元の買い支えをしている。その魅力は急速に薄れている。
そればかりか、ドル高現象がおこって、人民元はさらなる下落が避けられない。

  良い傾向ですね。グローバリズム陣営の凋落となってほしいものです。と言うか、これがきっかけになって中国の崩壊が早まることを期待します。
  幾らドルが落ち目と雖も、元が取って代わるなんてことはあり得ないとは思いますが、世の中何が起こるかは解りません。
  そんな恐ろしいことになる前に、中国は叩き潰さなくてはなりません。欲ボケ共は、何時になったら中国の恐ろしさに気付くのでしょうか。

欲ボケは目を眩ます!


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