◇祖谷物語 おくのひと(2014年 日本 169分)
英題 The Tale of Iya
監督 蔦哲一朗
◇半分でいいのではないか
正直なところ、前半部分はかなり削った方が物語に感情が導入されやすいような気がするんだけど、おそらくぼくの勘違いなのかもしれないね。
いや実際、ぼくは映画を観る目はないのかもしれない。だって、最初、事故で放り投げ出されたとおぼしき赤ん坊を田中泯が拾うとき、何の気なしに見てたんだけど、その成長した姿が武田梨奈につながらなかったんだから。それもそうだけど、大西信満がなんで祖谷に来たのかもわからず、外国人たちが棲んでいるのはわかるとしても道路やトンネルの敷設による自然破壊の反対とかを長々とやっているのがちょっとね。
それと、35ミリで撮ろうという気持ちは痛いほどよくわかるし、昔だったらあたりまえだったことが注目されちゃう時代なんだな~という感慨もあるけれど、リアリズムなのかどうか同時録音された音がなんとなく河直美的だな~っておもってたら本人が大学の先生で登場してきた。
まあ、いずれにせよ、長かったな~。