☆ランボー 怒りの脱出(1985年 アメリカ 94分)
原題 Rambo:First Blood Part II
監督 ジョージ・P・コスマトス
☆まだ大勢残ってる
ランボーが最後にいう台詞だけど、なんでか説明できないんだけど僕はこの台詞が無性に好きだ。
ベトナム戦時行方不明者MIAを奪還するっていうアクション作品はほかにもいくつか観てるけど、この作品よりもおもしろいものはなかったような気がする。でも、評判も悪いんだよね。大学のとき、知り合いの半分以上はこの映画に否定的だった。ていうより、鼻で嗤って、ばかにされてた。なんでかな~とぼくはおもってた。だって、おもしろいじゃんね。ジェリー・ゴールドスミスの音楽も出色の出来栄えだとおもうしさ。
まあ、いまさらこの物語について書いても仕方ないし、実をいえば書くことはなんにもない。スタローンっていう人は自分でもそういっているからか、脳味噌が筋肉で出来ているってことになってるけど(まじか?)実はとっても勤勉な人で、物語のつぼもちゃんと押さえてるっておもうんだよね。特にこの作品の場合、ジェームズ・キャメロンと共同執筆してるし、うまく作ってあるっておもうんだけどな。
それに、この時代のスタローンは肉体もいちばん美しく仕上がってるんじゃないかって気がする。どんな具合にあの肉体をつくり上げたのかは知らないし、知ったところでどうなるものでもないし、それを真似しようともおもわないけど、でも、なんとなく憧れちゃったりもしたのだ、少しは。