☆狼の挽歌(1970年 イタリア 100分)
原題 Città violenta
英題 Violent City
米題 The Family
監督 セルジオ・ソリーマ
☆う~ん、マンダム
たぶん、この映画を劇場で観たのは一回だけだとおもう。けど、かなり頻繁に観てきた。もちろん、エンニオ・モリコーネのサントラ盤も買い、厭きるくらい聴いた。でも、あらためておもうんだけど、いったいなにがここまで、この映画はぼくらを惹きつけるんだろう?やっぱり、ブロンソンの魅力なんだろうか?当時、といってもテレビでこの映画を観て大興奮したぼくは、ブロンソンに嫉妬していた。だって、ジル・アイアランドを奥さんにしてんだよ。やきもちくらい焼くさ。
そんなことはどうでもいいんだけど、簡単に言っちゃえば、やっぱりフォード・マスタングのどえらく強烈なカーチェイスと、ガラス張りエレベーターの狙撃に尽きる。かっこよかったな~。たしかに歳月を経て観直すとそれなりに単調だし、迫力に欠けるところも見られるものの、でも、やっぱりこのときのブロンソンは渋くて、男臭い。それが、かっこいいんだ。