Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング678. 小説:小樽の翠602. ニッポンの儀式

2023年01月03日 | field work

 翠が海沿いのホテルのスィートルームをとってくれた。
朝方夜勤があけた翠がやってきた。
「お勤めご苦労様!」
翠「待ち遠しかったよん!!」
そういってアチキに抱きついてきた。
翠がアチキのパンツを下ろそうとしている。
アチキは、こういうシチュエーションが好きなんだ。
翠を抱き抱えて、一つ一つ翠のウェア脱ぎ散らかしながら、おもむろにベッドにゆくなんざあ広い部屋でないとできないなぁ。
翠「姫始めって知ってる?」
「新年最初のセックス!!」
翠「狸爺の解説。元旦は神様を迎えるので厳粛な日だから静かにお過ごしください、だから姫始めは2日に行うわけ。1474年の古い人の日記。諸社の遙拝の後に三献これあり、次に看経(おきょうの事)、その次に比目始め・・・、とあって、参拝、三献はお酒と料理、そして二人で枕を並べて一緒に寝る。男と女が円満で子孫繁栄につとめる日ですぅー。ニッポンの儀式ですぅー」
元旦勤務の看護師のねぎらいの言葉でしたか・・・。
「あら!、最初の2つは!?」
翠「神様がお帰りになったから後回しーーー!」
・・・
そういって翠が裸体の身体をすり寄せてきた。
翠を抱きかかえてすごく長い抱擁をしながら、やがて右手は大臀筋の谷間をさがり肛門をなてでさらに下へのびる。
既に翠の濡れていて谷間に指が沈む。
翠「アッウッ、感じてくる・・・気持ちいい!!」
翠が座位でまたがってきた。
潤んだ膣がペニスをくわえ込む。
アチキの背中に腕を回しながら翠の骨盤が上下に動き出す。
翠「ハア、ハア、ハアッーーアアアアア・・・・」
次第に翠の胯間をアチキの胯間に押しつけてくる。
二つの胯間がくっついたように前後左右に微動している。
翠がアチキにしがみついてくる。
身体が大きく膨らんだり萎んだりしている感覚で呼吸している。
翠「ハァ、ハァー、ハァーーーーー」
翠の腕に力が入る。
翠「いこ!、いこ!・・・・・・・」
そのまま翠のなかに撃ち放つ。
・・・
翠が激しく呼吸しながら、体中の力が抜けたようにアチキにもたれかかる。
しばらく眠ったように動かない。
女も不思議な生き物だ。
身体の呼吸が静まったころ、ようやく我に返る。
翠「姫始めの儀式は終わり!!!。次は三献の儀でご飯をたべようよ。それから夜中の神社に参拝!!!」
「私達のお正月の儀式だったか・・・」
・・・
小樽も少し雪がやんだ。雲の隙間から青空が見えている。
夜半の氷川神社はちとつらいから、稲穂の龍宮神社にゆこうか・・・・。
龍宮の使いがやってきて激しく燃えたわけだからさ、お礼参りかな!?・・・・。
コメント
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