寒波が来ているから小樽も朝から吹雪いている。
酷寒の朝だ。
明け方翠が夜勤明けで帰ってきた。
翠「朝、さぶーーいよーーー!」
「今朝は、氷点下7℃位かなぁー。お鍋手にする?。風呂にする?」
翠「暖かい物!?」
そんなわけで、朝からお鍋だ。
アチキが夕べスーパーで買いだしをしてきたんだ。
ご飯も炊けたし・・・。
そうやって暖まると少し寒さから解放される。
翠「次は、お風呂!」
「もうじき沸くよ!!」
お鍋、お風呂と続くと、次は布団にくるまって寝ているほかない。
・・・
翠「アチキー、一緒にお布団!!」
「ハイハイ、てんで湯冷めしないうちにお布団へ・・・」
翠「体温、体温が欲しい」
そういってアチキの体温に抱きついてくる。
少し細身の手足がアチキの身体に張り付いてくる。
寒波の吹雪が屋根を叩いてゆく。
翠をギュッと抱きしめる。
翠「冬は、こうした抱き合って寝ていたいねぇー」
「明日は休みだから、ずーーっとこうしてられるよ・・・」
翠と胯間がぴったり張り付いている。
次第に体温で勃起してくる。
翠「あっ、元気になってきた!」
そういって翠は胯間を押しつけてくる。
翠のスウットをはいで、少しスリスリしてみる。
翠の胯間が捕まえたといわんばかりに、ペニスをくわえ込んでくる。
横座位のまま翠をきつく抱きかかえて入れ込んでみた。
膣がとても暖かく感じた。
翠「アチキー・・・暖かくなっているよぉ・・・」
そうやって翠の身体の中にいれたまま、緩く腰を動かしていた。
「寒いから。布団からはみ出さずにスリスリと・・・」
翠「ウウッ、暖かくて気持ちいい!!」
そんな緩い体位でも、次第にチャージしてくる。
翠「だしてぇー・・」
フルチャージとまではゆかないが、翠の膣に撃ち放つ。
翠「ウウッ、・・」
静かなセックスだ。
翠の中に入れ込んだまま、二人ともまどろんでしまった。
酷寒のときは、二人抱き合って体温で暖まりながらまどろんでしまうのが心地よい。
もう何もしない。しなくてもよいだろう。
抱き合って二人の体温で暖まりながら、寒波が通り過ぎるのを待つほかない。
酷寒がいやがおうでも、二人を抱き合わせてくれる。
・・・
屋根を叩く吹雪も午後には、静かになったようだ。