例えば沖縄本島南部の奥武島も冬は波がこないので潜れるポイントだがレストハウスは皆無だ。青の洞窟がある前田岬もトレイが一カ所あるがだけ。今でも海沿いのレストハウスがないビーチが圧倒的に多い。マリンスポーツが盛んなわりには、レストハウスを整備していない自治体が多い。
それでよくめんそーれ沖縄!、なんていうじゃないか。海を売り物にするぐらいなら、レストハウスぐらい整備しておくべきでしょう。概して沖縄観光ではアウトドアにレストハウスのないところが多い。
潜れば身体は冷えるので、トイレに行きたくなるのが人間の生理現象。よく見かけるよ!。体験ダイブをした修学旅行の女子高生達が渋い顔してレストハウスに駆けむ姿が・・・。
そこへゆくと本部緑地は、街が本格的なレストハウスを整備している。そんな快適さもあり近年利用者が増えてきた。利用時間は役所の開庁時間に合わせて午前9時から午後4時半迄。それを過ぎると追い出されてゲートが閉められてしまう。ああっ、ナイトダイビングができないんだ。
だからダイビングショップは、朝9時の緑地の開門を目指して那覇から車を走らせてくる。那覇市内であれば午前7時15分がピックアップの時間になる。
なかには、ビジターがせっかくご飯の美味しい宿を取ったのだから朝ご飯をゆっくり食べたいので遅い時間にピックアップしてください、とリクエストがでる。ダイビングショップは、内心待ちだなと諦めて覚悟を決め本部にやってくる。当然緑地の駐車場は満車。外に一列に並ぶほかない。昼頃には入れ替わる車もあるので2時間待ちかなぁー。
だから事情を知らないビジターには近寄らない事。それがダイビングの心得、旅の知恵だよ。
それに離島に行くことができない冬の高波の時は、多くのダイビングショップが本部緑地に来るので、顔見知りに会えたりして個人的には好きなところです。
Fieldwork758. 本部ケーソン 4K
Gopro7、iPhon13pro