Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング684. 小説:小樽の翠608. おおっぴらなアメリカ人

2023年01月09日 | field work

 今日は夕方からマサヒロ君の家のアトリエで、クロッキー教室の仕事始めだった。仕事始めといっても芸術の仕事だから、日々デッサンの精進に励むぐらいだが・・・。モデルさんはジェシーか。
・・・
帰りにジェシーが声をかけてくる。
ジェシー「ヘイ!、アチキ!!、駅までエスコート!!!。夜は暗くて道がわかんない・・・」
「ハイ、ハイ、ならば駅まで。ところで彼氏は何やってんの?」
ジェシー「うちのダーリンは医者の卵。日本の技術を勉強したいので病院のレジデント!」
「医者ですか・・・。」
ジェシー「外科医を目指しているの」
「ああっ、手術やるやつね!!!」
ジェシー「それ!、手術やるやつ。だからマッチョなの」
「それじや体力いるもんね。今晩もスタミナ料理?」
ジェシー「だから、スタミナのつくお肉が欲しい!!」
「また、あの焼き鳥屋で調達するか・・・」
ジェシー「スタミナ付けて今晩も頑張る」
「夜頑張るとしたらあれかぁー・・・」
ジェシー「あれかぁーじゃないでしょ!。セックスよ!!。彼って帰ってくると、私の洋服脱がせながら抱きついてくるの。そのままベッドイン。もうギンギンに燃え上がっている。私達の大切な生活よ!。だからぁー、スタミナが欲しい・・・」
「なんか野獣の外科医だな」
ジェシー「もち男と女は野獣よ。二人で抱き合って、むさぼりあう?、あってるこの日本語??、それで二人の愛があることを確認するのよ。大切なライフスタイルでしょ!!」
「すると日本人は、淡泊なんだろうか!?」
ジェシー「あら!、浮世絵があるじゃん。すごいよあの春の絵!?。それが男と女のフツー!!?。それがないとつまんないじゃん。た・い・く・つ・・・!」
「今晩も激しくなめ合うカップルですか・・・!?」
ジェシー「 私達の愛の確認よ。ゴッドファザーに誓ったから・・・」
「じゃあケバブにコンドームですか?」
ジェシー「今は子供作れないから・・・」
「こんな時間に焼き鳥屋しかないよ・・・」
ジェシー「今日はケバブを沢山欲しい。チキンとトマトを加えてハンバーガーにするーーー。セックスしてお腹がすいたら夕飯ね」
相変わらずおおっぴらなアメリカ人だ。
・・・
小樽は雪の中
コメント
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