Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング857. 小説:小樽の翠766.一瞬の晴れ間

2024年04月02日 | field work

 地獄坂からの小樽の街のスケッチも定点コースだ。寒いから街が少し温まった午後から出かけている。今日は曇天だけど・・・。
描き終えると午後3時。菁園中学校の授業が終わり、それまで静寂の校舎に突然歓声があがっり賑やかになる。その瞬間が面白い。当然小春に見つけられた。
小春「叔父さん、アタシおっぱいが大きくなリ続けているよ。ブラからはみ出ているんだ。ほら、これ!。」
そういって上着の首回りをズリ降ろそうとしている。
「寒いからあけなくてもいいよ。大きくなるのは病気じゃないからさ。ユウ君に揉まれているから、大きくなるんだろう。」
小春「揉むと大きくなるノかなぁー?。」
「うーーーん、多分・・・、自信ないけど。」
小春「美希姉ちゃんは、『アタシより大きいぜ。小春病気だよ!。』っていうからさぁーー。それで美希姉ちゃんはアタシのおっぱいを揉むんだよ。もっと大きくしようといって!。それで美希姉ちゃんのおっぱいをこすりつけるんだよ。小春可愛いっていって。あの人レズだよ。」
「(*^▽^*)まあ、それは、体型でしょう。」
そういえば、小春は明奈姉ちゃんみたいに細身ではない。むしろ美希姉ちゃんタイプというかグラマラスな体型だ。それよりもさらに骨太の感じで体全体ががっしりしている。それはスポーツで鍛えたからだろう。
「まあそれは・・・、横に広がったら今度は身長を伸ばせばいいよ!。」
無責任なこといったかなぁーと内心反省。
小春「バスケ部だから身長は伸びると期待しているけど、大きくなるのはおっぱいだけだよ。ユウ君が面白がって揉んだり吸ったりすっからなぁー・・・。」
「・・・」
小春「今日は部活で頑張ろうっと。バイバイね!!!」
そういって小春は体育館へむかった。
・・・
地獄坂を下りてゆく頃、僅かばかりの青空が曇天になって雪がふってきた。
一瞬の晴れ間だったか・・・。
また冬の街に戻っちまった。
さて、家に帰って風呂に入るか。
そうだ、今日は翠が日勤だから神佛湯へゆこうか。
冬の定番である。
コメント
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