Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング863. 小説:小樽の翠772.冬のファッション!?

2024年04月08日 | field work

  大きな寒波が通り過ぎた頃北海道も交通機関が回復した。
待っていたかのように青森のリュウ君がインポの治療で小樽にやってきた。といっても薬をもらうだけなのだが。それでお昼を食べようと、アチキのところにお誘いのメールがきた。
・・・
リュウ君「うぢの嫁の親戚の若ぇめらすがいるんだ。青森さ来るんだってさ。」
「万年夏のフィリピンの若い女が真冬の青森ですかぁー!!!。」
リュウ君「雪っこ見で、蟹食いで、ホタテも牡蠣も食いで!・・、だって。」
「熱帯地方の人間が真冬の日本へ来る!!!。それ自体が驚きだが・・・。」
リュウ君「そえで夕べ船の中で酒飲みながらさ。親戚の二十歳のめらすの画像下敷ぎにすて描いだ。それがこのスケッチさ。」
そういってリュウ君は、1枚のスケッチをテーブルに広げた。
「おおっ、娘の裸婦画像を下敷きですかぁー?」
リュウ君「コスチュームの画像裸婦にすてまったよ(*^▽^*)。」
「つまりヒートテックでかためようといわけだ。外は零下だし、家の中は温かいから調節出来るのがいいよねぇー。」
リュウ君「青森駅の西口さユニクロがあるはんでさ。」
「ふぅーーん、これで十分すぎると思うけどなぁー・・・・」
リュウ君「こぃでさんびぐねがなぁー?。わがねのよフィリピン人の体感気温ってさ。」
「そりゃわかんないよ。だって先ず雪国の経験がないし、身体が寒さに慣れるかなぁー!?。悩ましい問題だよね。奥さんがわかるんじゃないの?」
リュウ君「上さんは日本で暮らすてなげはんで青森の冬になれでらんず。Tシャツの上さコートでも羽織ればいがなぁー・・、っていうはんで。そんだげって?、そえでわも心配になった。」
「ふぅーーん、それにしてもフィリピーナってボインだよねぇー。」
リュウ君「うん、あっちの女の子は、みんなボインだよ。タップリ母乳がでるんだってさ。」
「それが女の存在か・・。」
リュウ君「だって多産系の国だもん。」
「結婚を約束しないと恋愛もしない国だもんね。」
リュウ君「相性だきゃ関係なぐで、見づがったっきゃ結婚すよ!、家建でろ!!、こぃ約束すてがら恋愛するってわげさ。」
「ふぅーーん、相性ではなく約束かぁー・・・」
リュウ君「カソリックの国だはんでなもかも神どの契約だよ。」
「あら、これは何だろう?」
そういってスマホの翻訳ソフトをつついた。
"kapg mahal kita są kama"
「ベッドで貴方を愛しているとき」
「(*^▽^*)、これは面白いねぇー」
リュウ君「うん!?、アチャー・・筆滑った。酒飲んぢゃーもんで(*^▽^*)。」
そういってリュウ君は、あわてて消しゴムで描き直していた。
リュウ君「上さんにみづがったっきゃやばぇはんでね。フィリピーナは超の文字ががっぱつぐ程、嫉妬深ぇじゃよ。」
「インポが治ってよかったねぇー(*^▽^*)」
・・・
あら、こっちの絵は?・・・。
コメント
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