Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork759. 再び牧志市場、そしてかっての農連市場!

2023年01月16日 | field work

 今度は、ジンバルに機材を設定して牧志市場を再訪した。いつも市場通りの表から300m以内に観光客が多く、その先は寂しい。そこは地元の人達が出かける店が多いのだろう。1本のストリートもそんな風に使い分けられているようだ。
 牧志市場通りを抜け幅広の道路を渡った先に農連市場がある。すでに再開発されたビルに変わっている。もうその先にでかける意味がないので引き返すことにした。
 2015年に私は、再開発前の農連市場に午前3時に起きて出かけた事がある。沖縄は、暑いから真夜中に市場が開かれていた。どうみても再開発間際のさびれた感じが漂っていた。
 その寂れた感じが撮影する側としては面白かった。このブログでは、今の農連市場になる前の昭和の空気が残る市場の姿を紹介していた。2015年8月19日〜23日の番外編181〜184がそれである。
 そんなことを書いても過去画像をたぐりよけることが不可能に近いgooブログだ。画像は過去に遡れるが日付検索しても当該ブログが表示されない。書き出しもできない。どうなってんだろう。gooブログは、長い期間執筆している読者が多いから過去ログを容易に検索し、アウトプットできるようにして欲しいですね。私が撮影した画像だよ!。

20221207 08牧志市場 4K
SONYα6600、E10-18mm/F4.0



2015年8月の農連市場
Nikon CoolpixW100
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Fieldwork758. 本部緑地は冬の定番スポットだ!

2023年01月15日 | field work




  例えば沖縄本島南部の奥武島も冬は波がこないので潜れるポイントだがレストハウスは皆無だ。青の洞窟がある前田岬もトレイが一カ所あるがだけ。今でも海沿いのレストハウスがないビーチが圧倒的に多い。マリンスポーツが盛んなわりには、レストハウスを整備していない自治体が多い。
 それでよくめんそーれ沖縄!、なんていうじゃないか。海を売り物にするぐらいなら、レストハウスぐらい整備しておくべきでしょう。概して沖縄観光ではアウトドアにレストハウスのないところが多い。
 潜れば身体は冷えるので、トイレに行きたくなるのが人間の生理現象。よく見かけるよ!。体験ダイブをした修学旅行の女子高生達が渋い顔してレストハウスに駆けむ姿が・・・。
 そこへゆくと本部緑地は、街が本格的なレストハウスを整備している。そんな快適さもあり近年利用者が増えてきた。利用時間は役所の開庁時間に合わせて午前9時から午後4時半迄。それを過ぎると追い出されてゲートが閉められてしまう。ああっ、ナイトダイビングができないんだ。
 だからダイビングショップは、朝9時の緑地の開門を目指して那覇から車を走らせてくる。那覇市内であれば午前7時15分がピックアップの時間になる。
 なかには、ビジターがせっかくご飯の美味しい宿を取ったのだから朝ご飯をゆっくり食べたいので遅い時間にピックアップしてください、とリクエストがでる。ダイビングショップは、内心待ちだなと諦めて覚悟を決め本部にやってくる。当然緑地の駐車場は満車。外に一列に並ぶほかない。昼頃には入れ替わる車もあるので2時間待ちかなぁー。
 だから事情を知らないビジターには近寄らない事。それがダイビングの心得、旅の知恵だよ。
 それに離島に行くことができない冬の高波の時は、多くのダイビングショップが本部緑地に来るので、顔見知りに会えたりして個人的には好きなところです。

Fieldwork758. 本部ケーソン 4K
Gopro7、iPhon13pro
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Fieldwork757. 目的を満たすと次の被写体が欲しい。幸い陽が射してきた。光芒が海底に注ぐ沖縄の海だ。

2023年01月14日 | field work

 カマスの群れの撮影も目的を果たしてしまうと、次の目標を探さなければ。幸いなことに冬の季節に海底に光芒が射しこむ事自体が沖縄の海だ。ならば光を追いかけよう。
 ゴリチョというポイントは水深も10m以下と浅く、初心者には潜りやすいところだ。そのために修学旅行生の集団体験ダイビングによく遭遇する。
 もちろん彼らは、ダイビングライセンスがないから潜らず水面をシュノーケルで徘徊する程度だが、それでも十分沖縄の海を体験できる。
 水から上がると冷え切ったのか女子高校生達が水着姿でレストハウスへ走る光景もある。おおっ!、まだ少し子供の体型を引きずる細い骨盤に贅肉のない大臀筋、それに細い足は美形ではないか。もちろん色気はないが女子高生達のセミヌードのサプライズ付き。それも大挙して集団でトイレに走ってゆくのは、一寸滑稽でもあるが。
 さて今日のビジターは岩手県内高校の体育会系だ。なんだ男子ばかりじゃないか。それでも体育会系のガッシリした体型に、私は圧倒されてしまう。
 こうして光芒を追いかけると、私のGopro7についている魚眼レンズの傷跡が目立ってしまう。ドームの交換をすべきだと思いながら使い続けている。まあ、これでいいか、一応写るしさ・・・。

Fieldwork757. 本部ゴジラチョップ2 4K
Gopro7
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Fieldwork756. 今日の目的は、カマスの群れだ

2023年01月13日 | field work

 二日目のダイビングもゴリチョだ。この季節のここのポイントは好きだ。寒波が来ていてもここだけは、その影響を受けないポイントなのだ。だからこのポイントに多くのダイビングショップが集まってくる。私は、かって一度はガイドされた事があるインストラクター達と顔を合わせられる。1年ぶりに顔を合わせるから同窓会みたいだ。みんな元気だ!。
 今日の目標はカマスの群れだ。それは案外簡単に遭遇できて、ダイバーも一人しかいないし、カマスもおっとりしていて撮り放題。
 ウェイト・トレーニングをしてきた成果があり、タンクをしょっても重さを感じなくなってきた。これは絶対筋力が体全体についてきたことだろう。
 ただし薄い靴はペーブメントの凹凸が足に痛いよ。こういうところはフラットにすべきだよ。そんなわけで自動車道をあるくほうが足には優しい。
 このポイントのいつものビーチエントリーだ。

20221206本部カマス編
Gopro7
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Fieldwork755. カメラのバッテリーが充電されていない。ならばiPhoneで映像を!

2023年01月12日 | field work

 ダイビングがゴリチョで2ダイブだから、午後3時にはホテルに戻れる。その時間感覚が素晴らしい。というのもその後、街の撮影が出来るからだ。早速ジンバルにα6600をセッティングし、いざ!、牧志の市場へ!!。
 市場の入り口まできて機材の電源が入らない。あらっ!。夕べ充電したはずのバッテリーが充電されていない。ならばiPhoneで撮影しよう。 
 牧志市場の仮店舗のなかでiPhoneで撮影していても、観光客が記念に撮影しているんだろうと回りは無視してくれる。それはありがたい。それに市場の叔母さん達と話をしながら撮影できる。相手に警戒されないデザインが社会から認知されている。それはプロダクトの仕様以上に大きな要素だ。
 日本のカメラメーカーは、そのことを忘れて数値のスペック向上のため技術開発に邁進し、そしてプロやマニア以外は誰も使わない機材に成り果てた。結果としてプロ写真家を引きずり込んで没落してしまったようだ。
 うるさいことを言わなければ、スマホカメラで十分だ。いいじゃん多少解像度が低くてもさ。数値上のスペックへのこだわりを捨てると、スマホカメラは撮影がラクチンだ。それは、今のプロダクト製品が、数値上のスペックだけでは評価できないことの例でしょう。
 さて市場の2階の食堂でゴーヤチャンプルでも食べよう。というのも夕べはスーパーでトンカツ&タコライスなる弁当を食べたら、ガテン系向けだったようで胃がもたれた。沖縄のダイエットフード、ゴーヤチャンプルがある。以後沖縄のヘルシーフードが夕飯になる。

20221206牧志市場内部 HD 1080p
iPhom13pro
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Fieldwork754. 日本列島に寒波が来ている頃、沖縄へダイビングに出かけた

2023年01月11日 | field work


 ダイビングの日程は、一ヶ月前に決める。だからこの日に寒波が来ている事など予想だにしなかった。那覇の天気は早朝から厚い雲に覆われている。波が3〜4mではボートは出ない。
 こんな時でも、沖縄本島にはダイビングできるポイントが2箇所ある。南の奥武島と本部半島の付け根に位置するゴリラチョップ(ゴリチョ)だ。
 特にゴリチョは、半島が北からの風を遮るから波もなく穏やかな海岸だ。それに本部町が整備した水上スポーツ用のレストハウスがある。今では修学旅行生達の体験ダイビングの場所にもなっているなど人気スポットだ。
 私は、今年初のダイビングだからゴリチョは願ってもないところだ。日本列島の寒波の影響を受けて厚い雲が見られるゴリチョ。早速2台の撮影機材をBCDにつけて潜った。これは大正解であり、というのもGoproが動作しない。バッテリーが充電されていなかったのだ。1年以上も間をあけると、あらっ!、ということが起きる。NikonW300を併用していてよかった。
 もう一つ法外なことがあった。レギュレーターホースからエアが漏れている事をインストラクターが発見した。たいした量ではないので、ダイビング後に那覇のショップにでかけ新しいホースをインストラクターに付けてもらった。
 ダイビングも間をあけると諸々の機材もトラブルが起こすようだ。初心者向けのゴリチョでよかった。
 冷えた身体を温める、昔ながらの中華そば屋の湯麺が胃にしみわたった。

202221206MIKONW300 4K

Nikon CoolpixW300
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ドローイング685. 小説:小樽の翠609. 幕間 建築の風景

2023年01月10日 | field work

「小説:小樽の翠」600回も続くと、過去を振り返る程のストックができてくる。
 裸婦はクロッキーが3,000枚ほどあるので、あとはポージングを考えればよいから比較的楽だ。難儀なのは建築物。建築を仕事にしてきて建築は描きたくないというのは矛盾しているが、窓や屋根を遠近感に合わせて描くのが面倒だ。さらに街になると私たちが認識している以上に描くべき要素が多く出現する。だから、このドローイングでも写実的に描いた建築や街の姿は大変少ない。
 写実的に描くといっても雪の降る最中でスケッチをするのは難儀。そこで私が撮影した画像から起こしている。トップの画像は住之江教会(2020年12月5日)。さらに2番目の画像((2021年1月12日)は小樽商店街がある都通りから1本山側へ入った横丁。
 最も多数の風景のほとんどは想像で描いている。小樽の街を歩き回ったので、この程度の風景ならば小樽やその周辺にもありそうだとする考え方だ。
 こうしてドローイング・シリーズの過去を振り返ると感性的絵日記としての面白さがある。毎日感性が向くままに描いていても、そのとき時々の創作の気分を思い出すからだ。
 現代のライフスタイルとは逆の、小樽の街を舞台にしたもう一つのライフスタイルを小説という形式で探ろうというのが意図。それはマーケティング手法であるペルソナ法を敷衍している事に変わりはない。ライフスタイルのマーケティングというべきか・・・。
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ドローイング684. 小説:小樽の翠608. おおっぴらなアメリカ人

2023年01月09日 | field work

 今日は夕方からマサヒロ君の家のアトリエで、クロッキー教室の仕事始めだった。仕事始めといっても芸術の仕事だから、日々デッサンの精進に励むぐらいだが・・・。モデルさんはジェシーか。
・・・
帰りにジェシーが声をかけてくる。
ジェシー「ヘイ!、アチキ!!、駅までエスコート!!!。夜は暗くて道がわかんない・・・」
「ハイ、ハイ、ならば駅まで。ところで彼氏は何やってんの?」
ジェシー「うちのダーリンは医者の卵。日本の技術を勉強したいので病院のレジデント!」
「医者ですか・・・。」
ジェシー「外科医を目指しているの」
「ああっ、手術やるやつね!!!」
ジェシー「それ!、手術やるやつ。だからマッチョなの」
「それじや体力いるもんね。今晩もスタミナ料理?」
ジェシー「だから、スタミナのつくお肉が欲しい!!」
「また、あの焼き鳥屋で調達するか・・・」
ジェシー「スタミナ付けて今晩も頑張る」
「夜頑張るとしたらあれかぁー・・・」
ジェシー「あれかぁーじゃないでしょ!。セックスよ!!。彼って帰ってくると、私の洋服脱がせながら抱きついてくるの。そのままベッドイン。もうギンギンに燃え上がっている。私達の大切な生活よ!。だからぁー、スタミナが欲しい・・・」
「なんか野獣の外科医だな」
ジェシー「もち男と女は野獣よ。二人で抱き合って、むさぼりあう?、あってるこの日本語??、それで二人の愛があることを確認するのよ。大切なライフスタイルでしょ!!」
「すると日本人は、淡泊なんだろうか!?」
ジェシー「あら!、浮世絵があるじゃん。すごいよあの春の絵!?。それが男と女のフツー!!?。それがないとつまんないじゃん。た・い・く・つ・・・!」
「今晩も激しくなめ合うカップルですか・・・!?」
ジェシー「 私達の愛の確認よ。ゴッドファザーに誓ったから・・・」
「じゃあケバブにコンドームですか?」
ジェシー「今は子供作れないから・・・」
「こんな時間に焼き鳥屋しかないよ・・・」
ジェシー「今日はケバブを沢山欲しい。チキンとトマトを加えてハンバーガーにするーーー。セックスしてお腹がすいたら夕飯ね」
相変わらずおおっぴらなアメリカ人だ。
・・・
小樽は雪の中
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ドローイング683. 小説:小樽の翠607. フライングしたろかな!

2023年01月08日 | field work

 七草があけて翌日。
 寒いから自宅で、先日出かけた郊外のスケッチの着彩をしている。
遅い昼飯をたべると午後3時をまわっている。
 さて絵具を調達しなきゃ。画家の特徴だが、まとめて絵具を調達することがない。絵具も使っていると、素早くなくなる色とちっとも使わない色とに分類される。
・・・
 街を徘徊しながら画材屋に立ち寄ると、ツカモッチャン家の明菜姉ちゃんが留守番をしている。
明菜「またカーマインレッドかなぁー?」
「それとブリリアンバイオレットも、彼氏は元気?」
明菜「もち、だってさあ、私7人子供づくりを宣言したじゃん。法律では女の結婚年齢が18歳に引き上げられたじゃん。もう勝手に決めないでよねだよん!!」
「まあ、あと少しの辛抱です(*^▽^*)」
明菜「なんか16歳で恋しちゃいけないみたいじゃん!!」
「法律を考える人たちの頭の中には、16歳では恋しないと思っているんでしょう」
明菜「女は10歳過ぎれば生理が来るよ。もう身体は女ですぅー、だよ。それでも8年も待つのよ。そんなことしていたら産まれちゃうよ!!。私の友達!!!」
「オオッ、フライング!!!。お友達がおめでたですかぁ----!!!」
明菜「積丹の漁師の彼だって。二十歳!!、初体験、初出産。彼氏と彼の家族は、もうできたか・・・だって。だからまわりは大喜び!。彼は産めだってさ!!」
「跡継ぎが出来るんだもん。そりゃみんな大喜びだよ。子供が先、結婚の届けが後、順番を間違えるな!、とは法律には書いていないよ」
明菜「彼女、結構頭がいいんだ、高校をどうすんかなぁー・・」
「通信制の高校もあるでしょう・・・」
明菜「あっ、それだ!。それで彼女も積丹に暮らせるじゃん」
「君もフライングしないの?」
明菜「私・・・、フライングしたろかな!?」
「お勧めします・・・(*^▽^*)」
・・・
たわいない話で盛り上がってしまった。
商店街も、雪が舞っている!!!。
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ドローイング682. 小説:小樽の翠606. 酷寒が二人の仲を引き寄せる

2023年01月07日 | field work

 寒波が来ているから小樽も朝から吹雪いている。
酷寒の朝だ。
明け方翠が夜勤明けで帰ってきた。
翠「朝、さぶーーいよーーー!」
「今朝は、氷点下7℃位かなぁー。お鍋手にする?。風呂にする?」
翠「暖かい物!?」
そんなわけで、朝からお鍋だ。
アチキが夕べスーパーで買いだしをしてきたんだ。
ご飯も炊けたし・・・。
そうやって暖まると少し寒さから解放される。
翠「次は、お風呂!」
「もうじき沸くよ!!」
お鍋、お風呂と続くと、次は布団にくるまって寝ているほかない。
・・・
翠「アチキー、一緒にお布団!!」
「ハイハイ、てんで湯冷めしないうちにお布団へ・・・」
翠「体温、体温が欲しい」
そういってアチキの体温に抱きついてくる。
少し細身の手足がアチキの身体に張り付いてくる。
寒波の吹雪が屋根を叩いてゆく。
翠をギュッと抱きしめる。
翠「冬は、こうした抱き合って寝ていたいねぇー」
「明日は休みだから、ずーーっとこうしてられるよ・・・」
翠と胯間がぴったり張り付いている。
次第に体温で勃起してくる。
翠「あっ、元気になってきた!」
そういって翠は胯間を押しつけてくる。
翠のスウットをはいで、少しスリスリしてみる。
翠の胯間が捕まえたといわんばかりに、ペニスをくわえ込んでくる。
横座位のまま翠をきつく抱きかかえて入れ込んでみた。
膣がとても暖かく感じた。
翠「アチキー・・・暖かくなっているよぉ・・・」
そうやって翠の身体の中にいれたまま、緩く腰を動かしていた。
「寒いから。布団からはみ出さずにスリスリと・・・」
翠「ウウッ、暖かくて気持ちいい!!」
そんな緩い体位でも、次第にチャージしてくる。
翠「だしてぇー・・」
フルチャージとまではゆかないが、翠の膣に撃ち放つ。
翠「ウウッ、・・」
静かなセックスだ。
翠の中に入れ込んだまま、二人ともまどろんでしまった。
酷寒のときは、二人抱き合って体温で暖まりながらまどろんでしまうのが心地よい。
もう何もしない。しなくてもよいだろう。
抱き合って二人の体温で暖まりながら、寒波が通り過ぎるのを待つほかない。
酷寒がいやがおうでも、二人を抱き合わせてくれる。
・・・
屋根を叩く吹雪も午後には、静かになったようだ。



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ドローイング681. 小説:小樽の翠605. 芽依さんのヘイ!、ベイビー!!

2023年01月06日 | field work

看護師の更衣室で・・・
芽依「翠、、、できちゃったと思う・・・」
そういって芽依さんが、お腹を揺すって、嬉しそうな表情をしている。
翠「芽依の彼って50歳のオッサンだったよね」
芽依「そうよ、奥さんも子供もいて、モロ不倫妊娠コース!!。今月は生理が来ないから妊娠確実!!!」
翠「婦人体温計で排卵日調べた?」
芽依「もち!、でね!!、翠が教えてくれたようにコンドームを付けないで排卵日に3回おねだりしたもん。『私、今夜は燃えているの。もうたくさん優しくてあげるね』といったら、彼も乗っちゃってさ・・・、3回も射精したの」
翠「私って悪い女でしょ!。でもきっと妊娠したね(*^▽^*)」
芽依「昨日、彼氏に妊娠したかもっていったの!!」
翠「そしたら?」
芽依「彼氏は、驚いていた。でね、怪訝な顔するのよ。だから私は産むから認知してねっていったの!」
翠「ほう!」
芽依「そしたら彼氏は『うちの上さん恐妻家だし子供もいるからなぁー』なんて渋っているのよ。だから私は『そんなのどうでもいいじゃん。産むからね。お家も子供が増えて賑やかじゃん』っていったの。そしたらますます暗い顔してんの。ばぁっかーだよ!。こんなに素敵なチャンスを神様がくれたのにさ・・・」
翠「妊娠すれば後のことは、回りや社会がやるさ。そりゃ、産むべしだよん」
芽依「だよね。なんか妊娠したとおもったら自分のボディがかわゆくなってきた感じ・・」
そういって芽依さんが柔肌の乳房を愛おしく撫でながら・・・
芽依「お乳が出ないかなぁー」
翠「まだよーー。産婦人科の狸爺に相談すればいいじゃん。心強いよ。あの人がいると・・・」
芽依「だよね。妊娠したら飢えていた子宮がようやく静まった感じがするーー・・・」
翠「だって子宮が子供を欲しがっていたんだもん。それでバッチリ燃えたんじゃない?」
芽依「そりゃ、彼氏とのセックスはすこがったよ。女の絶頂っていうのかなぁー。彼氏が射精したら子宮がビクビクと収縮を始めて精子を吸い取る感じなのね。そして身体がブルブルと痙攣してさぁー・・・、私こんなに燃えたの始めてよ。女ってそうなるんだと思った・・・」
翠「そりゃ子宮が過激に発情しているんだもん。幸せ印だねぇー」
芽依「もち、彼氏は渋々と恐妻家の奥さんに打ち明けたら、さでどうなるかだよん・・・」
翠「奥さん怖くても産んだ方が勝ちだからねぇー。彼氏が奥さんと別れれば芽依と夫婦になれるじゃん。どっちにころんでも芽依の天下だよ」
芽依「やったあって、いう感じ」
そういって芽依さんは、お腹をさすりながら出かけていった。きっと彼氏と出産の話なんだろう。想像妊娠でなきゃいいよねぇー・・・、と翠には思われた。
・・・
病院の窓から芽依さんがナンタルの駅に向かって歩いてゆく。雪道なのに足取りが軽い。嬉しそうだな。彼氏は反対でも芽依は意志が強いからシングルマザーでも産むだろう。病院には託児施設もあるし、小児科の先生もいるし、育てる環境は整っている。
・・・
小樽も吹雪の合間に青空が見えている。

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ドローイング680. 小説:小樽の翠604. ジェラシー

2023年01月05日 | field work


 仕事始めで街はゆっくりと動き出した。
でも空気がまだ寝ているようだ。きっと仕事が軌道に乗るまで時間が必要なのだろう。そんな小樽の時間だ。
ベーヤンもその一人だった。
・・・
建築家の榊原さんがフィリピンの奥さんの家から早々に帰国したのでベーヤン達といつもの場所で新年会だ。
ベーヤン「君は、どうして若いフィリピーナをゲットしたのかがよくわからない」
榊原「知りたい!、なれそめを・・・」
ベーヤン「隠さないで教えてよ・・・」
「あっ、ベーヤンもその口説きのテクニックを使おうというわけだ・・」
(*^▽^*)
榊原「じゃあ、披露しちゃおうか。つまり女のジェラシーをくすぐったんです!。これにつきる・・・」
ベーヤン「はぁっ!????」
榊原「あのころ、今の上さんより年上のジーナというフィリピーナがいたんです。もちろん恋人ではなく知っていた程度。そこへ若い上さんがやってきた。同時に二人の女ができかけた。私も、こりゃどうなるのかと思った。でっ、当時の上さんがいうには『ジーナは貴方の子供が産めるのですか?・・・に始まって、私の方がはるかに若いでしょ。なんでジーナがよいのですか・・・、私なら子供がたくさん産めます・・・』と猛烈なアタックが始まったんですよ。結局私は、若い今の上さんを嫁にしましたけどね」
「おおっ、ジェラシーの応酬!!!」
榊原「私のスマホにジーナからのメッセンジャーが残っていると『これは、いらない』といって勝手に全部消去しちゃうのよねぇー。以後ジーナという言葉を発しただけで、猛烈なジェラシーのセリフがやってくるわけ。『貴方は、私を愛していない。神の前で嘘をついたのですね・・・』と手厳しい」
「げっ、友達でも他所の女は、ジェラシーの対象なんだ!」
榊原「だから結果論ですけど、二人の女を戦わせた格好になります」
ベーヤン「戦わせるということは、お互いにジェラシーをたぎらせたわけだ・・・」
榊原「結果として私は若い上さんがゲット出来たので文句はないのですが・・・、それがフィリピーナ達の価値観なのです。愛する女は、私一人にしなさいと手厳しいわけ」
「なんか男よりも、自分のジェラシーを消し去ることが先なんだ!!」
榊原「そうですよ!!!。だからジェラシーを沈めるためには愛しているを100回ぐらいいわないとダメなのです。それでようやく仲直りです」
ベーヤン「うちの上さんじゃジェラシーすら起きないよ。『他所に女が出来た!。ハイ!!、さらなら・・、家は慰謝料代わりにもらっとくわ』だよ」
「既にサヨナラしてるじゃん!!!」
ベーヤン「まあそうなんだけど・・・」
・・・
ホテルの窓から見える空が赤く染まっている。
神のジェラシーかなあ・・・。
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ドローイング679. 小説:小樽の翠603. 仕事始め

2023年01月04日 | field work

世間では三が日が終わって明日から仕事始めだ。
翠は夜勤。いつが仕事始めだかわからないといって出かけた。
・・・
深夜のナースの夜食会でトシコさんがやってきた。
翠「彼!、ボッキンマンと良いお正月だったかなぁー・・・」
トシコ「二日目まではラブラブだったよーー」
翠「意味深な言い方だよねぇー。三日目は急患で引っ張り出された。でもそれはなかったよなぁー」
トシコ「三日目の夜に突然父がやってきたの。マンション買うといったから本当かといって、やってきたわけ。でね、ボッキマンと一緒にいるところを直撃なのよ」
翠「アチャー・・・で?」
トシコ「親のいうことは世間みなん一緒よ。『なんだお前は同棲なんかしているのか?』。そういうから私は随分前から彼と一緒に暮らしてますっていったの」
翠「そしたら・・・」
トシコ「親って土建屋だから荒っぽいのよ。それで『なんだお前は!、籍も入れてないのにうちの娘の膣に精子をぶっ放したのか!?』なんていうの」
翠「うわーーっ!、すごい即物的!!!。それでぇ−・・・!?」
トシコ「でね父がいうには、『そんなこと勝手にやっていいと思ってんのか!!!、』。だから私が『勝手じゃないよ、合意の上だよーーー』といったの。そしたら父が『何が合意だ。俺の断りもなくうちの娘の身体をもてあそび、悦楽の気分を味わうのは言語道断だ!!!』とすごい剣幕なのよ。ボッキマンもうなだれていた」
翠「ボッキマンも可哀想・・・」
トシコ「ボッキマンが、ちゃんと責任はとりますから・・といいかけたら、父が『何が責任だ。娘の処女を返せ、返せ、返せジョジョ!!』私、ハァーーツだよ。『おとうちゃん、私いくつだとおもっているの。もう大人だよ。そんなの関係ないじゃん』と親子喧嘩状態だったの」
翠「やっちまったかぁー(*^▽^*)」
トシコ「そしたら、ボッキマンが『トシコさんと、ケッ・ケ・コ・・ン・します!。籍も、イ・レ・マ・ス!!』といったの。そしたら父がハハァ!、と静かになって・・・」
翠「プロポーズがパパの目の前か・・・・」
トシコ「それから父の態度がゴロッと変わって、ママに電話入れたり、祝宴だといって酒買ってこいだよん。でっ、マンション購入の契約書にポンと印鑑をおして、家も構えたし、嫁もくる、というので三日目の晩はパパとボッキマンと3人で結婚祝いの酒宴でめでたし、めでたしでした」
翠「わぁー、トシコさんボッキンマンの奥さんなんだぁー」
トシコ「年上の女房だよーー」
翠「パパの策略じゃないのーー?」
トシコ「私年上だからなぁーと躊躇していたら、段取屋のパパに見事にやられたよ(*^▽^*)」
おめでたい話で始まった今年の仕事始めだった。
・・・
小樽も吹雪いている。
厳冬の小樽も綺麗だ。





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ドローイング678. 小説:小樽の翠602. ニッポンの儀式

2023年01月03日 | field work

 翠が海沿いのホテルのスィートルームをとってくれた。
朝方夜勤があけた翠がやってきた。
「お勤めご苦労様!」
翠「待ち遠しかったよん!!」
そういってアチキに抱きついてきた。
翠がアチキのパンツを下ろそうとしている。
アチキは、こういうシチュエーションが好きなんだ。
翠を抱き抱えて、一つ一つ翠のウェア脱ぎ散らかしながら、おもむろにベッドにゆくなんざあ広い部屋でないとできないなぁ。
翠「姫始めって知ってる?」
「新年最初のセックス!!」
翠「狸爺の解説。元旦は神様を迎えるので厳粛な日だから静かにお過ごしください、だから姫始めは2日に行うわけ。1474年の古い人の日記。諸社の遙拝の後に三献これあり、次に看経(おきょうの事)、その次に比目始め・・・、とあって、参拝、三献はお酒と料理、そして二人で枕を並べて一緒に寝る。男と女が円満で子孫繁栄につとめる日ですぅー。ニッポンの儀式ですぅー」
元旦勤務の看護師のねぎらいの言葉でしたか・・・。
「あら!、最初の2つは!?」
翠「神様がお帰りになったから後回しーーー!」
・・・
そういって翠が裸体の身体をすり寄せてきた。
翠を抱きかかえてすごく長い抱擁をしながら、やがて右手は大臀筋の谷間をさがり肛門をなてでさらに下へのびる。
既に翠の濡れていて谷間に指が沈む。
翠「アッウッ、感じてくる・・・気持ちいい!!」
翠が座位でまたがってきた。
潤んだ膣がペニスをくわえ込む。
アチキの背中に腕を回しながら翠の骨盤が上下に動き出す。
翠「ハア、ハア、ハアッーーアアアアア・・・・」
次第に翠の胯間をアチキの胯間に押しつけてくる。
二つの胯間がくっついたように前後左右に微動している。
翠がアチキにしがみついてくる。
身体が大きく膨らんだり萎んだりしている感覚で呼吸している。
翠「ハァ、ハァー、ハァーーーーー」
翠の腕に力が入る。
翠「いこ!、いこ!・・・・・・・」
そのまま翠のなかに撃ち放つ。
・・・
翠が激しく呼吸しながら、体中の力が抜けたようにアチキにもたれかかる。
しばらく眠ったように動かない。
女も不思議な生き物だ。
身体の呼吸が静まったころ、ようやく我に返る。
翠「姫始めの儀式は終わり!!!。次は三献の儀でご飯をたべようよ。それから夜中の神社に参拝!!!」
「私達のお正月の儀式だったか・・・」
・・・
小樽も少し雪がやんだ。雲の隙間から青空が見えている。
夜半の氷川神社はちとつらいから、稲穂の龍宮神社にゆこうか・・・・。
龍宮の使いがやってきて激しく燃えたわけだからさ、お礼参りかな!?・・・・。
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ドローイング677. 小説:小樽の翠601. 夜勤明けの散在

2023年01月02日 | field work

 アチキの元旦は、夜勤明けで寝ている翠を残して、寒風をついて郊外のスケッチにいそしんでいた。寒いところが好きなわけではないが、やはり寒い風景は見たいという欲望に突き動かされて・・・。
・・・
 翠は年末から病院の夜勤が続いている。
同僚の中には故郷へ帰りたい看護師がいるので、小樽が故郷の翠が出勤をかってでている。アチキも、それでいいですよといってる。今日で三日連続夜勤の最後だ。元旦を過ぎれば里帰りした看護師達も戻ってくる。そんなわけで元旦の日の深夜勤務が続いている。
・・・
 毎日シフトが組まれているから深夜勤務の顔ぶれが変わることは少ない。だから深夜の休息タイムに晃子さんとトシコさんがやってきた。
晃子「深夜勤務は財布に要注意だよん」
トシコ「あら30万のお布団でも買ったかしら・・・」
晃子「R125RS!。BMW!!」
翠「バイクかったん!?」
晃子「先日!、深夜勤務明けに、お店のお兄さんと話していたら・・・。YAMAHAでよかったのにーーー」
翠「今日雪だよ!!!」
晃子「まあ転がしてある。トシコさんは婚約指輪に散在したかなぁー・・・」
トシコ「それは理性が働いたけど、でも・・・中古マンション買っちゃった」
翠「それ、どこ!?」
トシコ「花園のクレアヒルズ!」
翠「公園通り!、市役所の近くじゃん・・・」
トシコ「深夜勤務が明けてアパートに帰ったら、パパからこんなのがあるよってメールが来たの。私、眠いから思わずそれ買っといてっていっちゃった」
晃子「中も見ないで!?」
 トシコ「そう、どんなん、この中古マンション!?」
晃子「小樽のタワマンだよん・・・」
トシコ「上の階っていってた」
翠「街が一望できるよん」
晃子「理性的なアチキがいるから、翠は散在しなかったよなぁー」
翠「えへへ!、夜勤明けでさあ海岸通りのホテルのスィートルームを予約しちゃった。今日が深勤最後だからホテル直行!!!、アチキが夕べからチェックインしているからさぁー・・・
晃子「みんな夜勤明けに散在しちまったか・・・」
(*^▽^*)
さてお客さんからお呼びがかかった。
残り仕事を頑張りますか・・・。
・・・
ひ弱な都会人であるアチキに、この気温は冷たすぎる。ほどほどにして暖かいホテルで湯船に浸かろう。今夜は描き賭けのスケッチの着彩でもしてすごそう。夜勤の仕事が終われば明朝翠がやってくる。
・・・
元旦の小樽は雪、そして晴れ。
お正月の風景としては上出来!、だけど猛烈に寒い!!。
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