目覚めると、その時見ていた夢と現実との境目がわからなくなることが少なくない。どうしてこのテーマを推進していくのか不明のまま、その残像・余韻が脳裏に刻み込まれて、そのことからの解放されるのに時間がかかる。精神的に追い込まれているのだろうか。しかし、時間経過とともに、現実の世界ですべてを忘れてしまう。仮想と現実を行き来できるなんて、メタバースの世界かもしれないと苦笑している。
現在、そして将来に向けて絶対的に不可欠のデジタル社会、この取り組みに政府、教育、自治体、公共団体、遅れている企業などが遅まきながら、組織的に力を入れ始めていますが、日本の伝統的な形ばかりの推進では、期待が持てないと思います。まず、ハード、ソフトを整え、操作を習い・・・的な発想では、デジタル先進国には、ますます大差をつけられ、デジタル貧国になるでしょう。市のほうでもIT推進者を関連業者に任せるだけではなく、ICTリテラシーを高める日常的なきめ細かい支援体制と成果を求める熱意ある活動が大切です。趣旨、目的、市民にとってのメリット・デメリット・リスク面を十分に理解しあったうえで取り組んでほしいと思います。デジタルにおける暮らしの充実変革、新たな価値創造、幸せ満足度の向上を十分意識したいものです。
コロナ禍における働き方改革や新たな暮らしのスタイル実現には、必ずと言ってよいほど、ICT活用、デジタル化、果てはDXが登場する。AI,ロボット活用を行えば、そのような雰囲気が高まり、将来的にも安心感が向上するらしい。しかし、そのためにビジョン作り、実行計画、組織体制、そしてデジタル人材の育成などやるべきことは多い。この数年間、そのことを見通して、行政が音頭を取って、大きな成果を上げている地域が少なくない。その市町村のアイデンティテーを明確に築き上げ、将来の幸福感を追究するビジョンを厳しい視点でとらえ、実行している。福山市の行政改革、伊那市の在宅医療体制、・・・などを学ぶと、わが町・議会は何をしてきたのかなと思う。また、市民の将来に向けた町づくりへの熱い思いも、聞こえてこない。相変わらず、のんびり能天気暮らしにどっぷりである。強力なリーダーシップを発揮できる人物が登場し、このまちを市民を発奮させ、自らやる気にしなければ、将来の姿は消え去ることになろうと不安になってきた。
キャッシュレス決済、ポイント還元、長期割引、まとめて支払い 等々、わが
知る昨今のネット支払い実情は、極少なく、あまり関心がないが、先ごろは、お上からいただいたポイント、オンライン会議におけるアンケートのギフトポイントがたまってきた。致し方なしに、そのポイントを使用すると、また購入額に対する還元ポイントが付く。もうさっぱりわからないが、知らない間に、結構増えてきている。本日も、支払いは、スマホキャッシュレス決済で完了。トラブルないときは、確かに便利だが、いずれ大きな問題が発生するだろう。その想定課題をどのくらいデジタル庁は前もって考え検討しているかな。本日、牧島かれんデジタル大臣の講演を聞いたが、他人が作った文章を読むだけのデジタル化では何も変わらないと思った。
企業時代のヒヤリとすることをふと思い出した。中国出張で入国時に、暗号化ソフトを導入したパソコンについて、中国当局の許可を取得していなかったので、暗号化を全て外すせという案が法務部から出た。全社のセキュリティを推進する立場にとって、厄介な問題が生じた。中国当局の許可には、どれだけ時間がかかるかわからず、しかも、暗号化システムは、その当時全社的に進めてきた経過があった。役員や関係部門の責任者と討議して、中国への出張時は、暗号化ソフト削除し、出張くださいという全社通達を出したが、残念無念だった。結局中国当局の入国チェックは全くなく、暗号化許可は2年後であった。
世界中がコロナウィルスパンデミックに襲われる中、ロシアのウクライナ侵攻で改めて戦争の悲惨さ、悲劇さがこころを砕きつつある。そのような大きな出来事の中、日本トップ企業のトヨタ自動車の部品取引先がコンピュータウィルスに感染、本日一日国内の工場がすべて停止した。数年前から身代金を狙ったサイバー攻撃「ランサムウエア」である。コンピュータシステムは、ハード、ソフト、運用面において、ウィルスが侵入する出入り口は、多数あり大きな組織ほど、その防備を十二分に?徹底して行ってはいるが、ネットでつながっていれば、サイバー犯罪ウィルスは、侵入口を目聡く検出し、あっという間に、企業の基幹システムをダウンさせ、企業活動がストップするのである。製造業だけでなくすべての大小組織体においても、ICT化に後れをとる日本政府や地方自治体においても、容易に正常なる稼働が停止してしまうことになる危険性を秘めている。デジタル庁さん、実力の発揮しどころではないでしょうか。
確定申告処理がすべて終わった。今年は、eTax、スマホ、マイナンバーカードのコンビで実施。マニュアル手順ベースで育ったから、手順説明文を読まないと気がすまないが、あまりにも多すぎる。手続き操作に基づき、進むと必ずわからないところが発生。そのことをインターネットで調べる。今年は、動画分が充実していたが、これまた膨大で時間がかかる。はっきり言って、時間の余裕がなければ、いやになってあきらめてしまう。保険の控除証明書の電子データ発行に手間がかかった。ホームページでID/パスワード取得から実施しなければならず、また大手企業でも、全て発行が可能ではなく、NGのケースもあり、電話問い合わせしないとわからない場合もあった。日本郵便のMyPostでの受け渡しは、初心者にとっては、泥沼の不明システムに入り込んでギブアップとなるのでは?。せっかく取得した電子データも、本年の場合、省略してもOKとのことらしいが、ここらのことが、いい加減国税庁、デジタル庁である。eTax送信後は、受付状況や還付処理対応、など、連絡も含めて、スムーズに処理されたので、すっきりした。いずれにしても、究極の形であるeTaxマイナンバーカード方式を訴えながらも、多種類の申告形態があるために、本来の形に集約移行がスムースにできない。デジタル化推進におけるプロセスがわかっていないし、わかっていても、日本的なまあまあ主義が悪影響を及ぼしている。ルールを決め、それを徹底、指導する、推進委員を育成する計画からやらなければ、デジタル国家、デジタル変革は到来しないであろう。
政府のマイナンバーカード利用促進強制策に辟易している。マイナポイント、etax、健康保険証、ワクチン接種証明書、公的給付支給口座登録、運転免許証などなど、矢継ぎ早に何でもマイナンバーカードと連携した制度を実施しようとしている。そのバックには、特典を設け、お金や格差制度で国民をそそのかし、国民詳細実態を掌握するかごとくである。デジタル社会のインフラとして、国民個別のモノが必要ではあるが、それが紛失盗難が危惧されるカードなのかが問題点の一つとみる。また、利用にあたってアプリの構築運用に関していえば、構想企画レベルの人材が実運営や運用に疎い点である。IT部門がそうであったように、個別設計開発レベルでは、上層部のお偉方は、ほとんど関与しないし、してもわからないレベルなのである。今日では、DX論者がこれからのデジタル社会構築の持論を展開しているが、そういう評論家連中では、役に立たないのである。デジタル庁は、民間600人を投入しても、頭の固い実運用を重要視しない政府要人や官僚がどうしようもないし、民間のスーパーマンも力が発揮できないであろう。昨日も述べたように、eTaxにおいて、企業とマイナポータルで連携を持つための仕組み運用が各社ばらばらであり、利用する側に立ってみれば、多数の登録や認証のための煩わしい手続きがアナログベースであることを大きな問題の一つとして、忠告したいものである。
やっと、やっと政府が強く推し進める確定申告の電子データ送信が完了した。eTaxである。最も一般的な個人の所得税申告でも、初めて行う者にとっては、中々手ごわいものである。当方は、パソコンで国税庁の作成ソフトで作成し、数時間で郵送まで完了する。今回もそうでした。昨年もパソコンでeTaxマイナンバーカードを試みたが、ブラウザが前時代ソフトしか使えないということで、腹立たしく断念した。その改善は、要求通り対応されたが、今年は、スマホマイナンバーマイナポータル連携eTaxを前面にしたのはよかったが、生命保険控除証明書をはじめとする電子データ取得には、企業と個人を連携する役割をマイナンバーカードが本人認証となりマイナポータルでやらせようとするところが複雑で理解が難しくうんざりした。企業によって、電子データを即取得できたり、できなかったりで、何回かトライしたが、結局は団体扱いの場合は不可ということになった。このようなことは、仲介役する代理店もその仕組みをしっかり理解し、お客様に的確にお知らせすべきである。医療費控除の電子データも9-12月分だけであり、これでは、添付書類提出なしのetax送信は、今年はできないのである。政府や自治体のお偉方は、自分たちが関わらない(部下や専門業者が作成)だけに、何もその悪さ加減がわからず、デジタル化が進んだとみてしまう。阪神の佐藤輝明選手を担ぎ出し、「eTaxは簡単です、自分もできました」と偽りのプロパガンダに変身しているのが、誠に情けない。
まだまだあるeTaxのさらなる改善点をまとめ、政府に発信していきたいものである。
まだまだあるeTaxのさらなる改善点をまとめ、政府に発信していきたいものである。
令和3年確定申告書作成は、昨年のデータをもとに、容易に出来上がった。そこで、政府が盛んに国民に発信しているeTax作成に取り組んでいる。スマホとマイナンバーカードで、保険控除証明書も電子データで取り込もうとしているが、その手続きが多数あり、トライしているうちに頭が混乱。プロセスを正確に理解していないとなかなか進まない。その説明も多数ありで面倒難儀だ。自分のマイナポータルと私書箱がつながり、私書箱が保険会社とつながって、ようやく証明書データが得られる。その間何回もマイナンバーカードをスマホにかざし読み取る。勿論読み取りエラーも発生。また頭がパニックになる。何回かトライ&エラーの後、証明書データはeTaxに取り込めそうである。はっきり言って、政府推奨のeTaxは、誰をも取り残さないデジタル社会実現の一つなのか。デジタル庁のビジョンと実現へのステップ、官公民の歩調が合わずとも、強引に進むデジタル化社会に勝利の顔は見えない。マイナンバーカードのつぎはぎシステムつくりは即刻やめて、全く新たな生体認証系の仕組みから新構築をおこなうべきと考える。