憲法記念日特集で、政党代表者による憲法討論会を観ていて、相変わらず、結論には程遠い議論にならない無駄な時間を費やした番組であった。司会役の超ベテランの三宅アナウンサーもただの議事進行役ではなく、国民に役立つ討論会にするための工夫がほしいものである。といっても番組制作のディレクター等の責任とは思うが、民進党は、安倍総理の憲法否定論を攻め、いつものように与党はかわし、公明党は、政府といきり立つ野党の中庸的な役割をなす。何の議論も高まることもなく、時間が来て、はいおしまい。国民を馬鹿にしてと思うが、今までいい加減に考えてき、憲法について、もっと思慮深く考えることができるようになければと思う。七十年前に制定した憲法、世界・社会環境が変わり人々の考えも大きく変わった、変えなければならないものと変えてはならないことがあるはずである。政治家は本質的なことを真摯な気持ちで大いに議論してほしいものである。