圧倒的な強さの高校生村田君に対して、南京都高校恩師、故武元先生の教えは、『敗者への敬意を持つこと』。先日、世界ミドル級王座統一戦に敗北した村田諒太を素晴らしきアスリート人材に育て上げた言葉である。世界最強のゴロフキンに戦いを挑んだが、パンチ力に加えて、多彩な技術力に屈した。戦いを終わってからの両者のお互いを讃えるリング上での姿、その後村田の控室にゴロフキンが出向き、再度健闘を讃えたと聞き、お互いの人間性に大拍手を送りたい。本当に感動し、まだ余韻がある。村田君は、「世界最強と戦い、勝敗はどうでも良かった。この試合に向けて練習を重ね努力したことが最高の幸せであり、これから生きる上でも自分の宝となった。人間努力することにより、ここまで成長到達できることに勇気をもらった。