~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

サスティナブルな世の中で幸せの笑顔が満ち溢れますように
内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

夢と絆(拉致が奪い去ったもの)蓮池薫さん講演会:生々しく新情報

2016-12-14 07:57:20 | 講演会
拉致被害者、蓮池薫(新潟産業大学准教授)さんの講演をお隣りの井手町に聴きに行った。雨にも拘わらず会場は立見も出て人が溢れんばかりであった。
■最初に、以下のことを話された。
・北朝鮮に向かうのではなく、東アジアの平和を願う
・北朝鮮の狙いは,国交正常化と経済制裁撤廃
・日本が問題視しているのは、拉致・核・ミサイル、米韓は、核・ミサイルとズレがある
 拉致は、日本独自でやること
・拉致返還の見返りには、お金ではなく、不足する電力事業の技術の提供
■あとは1978.7.31に拉致された時から、2002. 9.17に帰国するまでを非常に生々しくお話をされた。
特殊機関・調査部・工作員・スパイ教育・レバノン人の脱出成功・暮らし・残された日本人のことなど、ずいぶん明瞭に話をされたので、2時間の講演は、予想どうり大変な盛り上がりとなった。自由を奪われ、選択もできず、夢を描けられない無念さ、日本の両親にも自分の生存を知らすこともできなく、家族の絆を考えたとのことである。それにしても、話が実にわかりやすく、聞きやすく、久しぶりに、誠に語り上手な講演を聴いた。
■話を聞いて、ここでも、日本の外交の弱さを痛感した。
・拉致されたレバノンの4名の女性は、政府が動き帰国
・小泉首相は1兆円を手渡し、核・ミサイル開発に使われた
北朝鮮情報を多数入手し、その情報をもとに政府は交渉すべし 等





最新の画像もっと見る

コメントを投稿