強くなれないタイガースを切る～間違いだらけの考えにブレークスルーを～

プロ野球も終盤戦に入り、セリーグでは、圧倒的な力の差を見せつけ、カープの優勝マジックがともった。わが愛すべきタイガースは、ひやひやの勝利と情けないミスでの敗北の繰り返し。若手もベテランも伝統的なここぞという時は、力が発揮できない。カープの選手を観ていて羨ましくなる。阪神時代の新井選手は、チャンスに打てずファンを失望させ、首になり、広島に帰った途端、ＭＶＰになった。野球はピッチャの出来次第というが、打てないと勝てない。甲子園の浜風は、左打者は不利なのに、左ばかりそろえようとする首脳陣。逆に右打者は有利なのに育たない。外国人スカウトは、超裕福なウィリアムス、ホームランを打てなかったシーツの眼が甘すぎる。昨夜の試合でも、深刻な状態にもかかわらず、平田コーチは、ガムを食べて笑っている。初回先頭打者にストライクが入らない病の岩貞の不甲斐なさに試合中に帰阪命令を出し、怒った金本の監督術は、緒方に完全に敗北したと言える。それにしても、カープには、次から次へと攻走守そろった選手がなぜ誕生するのだろう。やはり、ハングリーさ、コーチの教え、あたたかいファンの応援かな。