構造改革の目標数値

今の経済構造改革で目標や目印としている数字は年間で言えば国民総所得(GDP)であり日常的には株価であろう。
 幸福の構造改革なら国民総幸福指数(???)であり、日常的には、天義務教育における子どもの欠席児童生徒数のトータル数や温暖化情報を天気予報のように毎日伝えるのがいい。
 インドの近くにブータンと言う人口5-600万人、所得は日本の10の1にも満たない小さな国がある。そこの首相だったか?トップリーダーは、あえてGDPを目指さず国民総幸福指数を目標にしているらしい。それでいい。
 人は誰しも求めているのは幸福であり、それはお金とイコールでないだけでなく実際には二律背反になることは誰もが経験している。
 日常的に株価に左右されている人は限られているが、温暖化や子どもの欠席日数は、誰もが影響され、今の変化を知る手がかりになるはず。温暖化は徐々に確実に進行しているが、今の科学だから変化を数値化できるだろう。子どもの欠席日数は戦後と比べても比較できないほど増えている。欠席日数は日本の現在と先行きの幸福の状態をかなり良く表すと思う。
 この目標なら、国民が立場に関係なく皆で幸福を求めていると言う一体感を得られるだけでも嬉しくなる。
 お金で一体感を得るのはちょっと難しいかもしれない。
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