米国、ついに公的資金投入

アメリカ政府は、とうとうサブプライムローンの焦げ付いた金融機関に公的資金の投入を決めた。 
 日本の提言?にやっと耳を貸した。 
 
   今日は見事に世界中の株価が大きく上昇した。世界経済の一元化そのものの表れ。 今日の経済ニュースはどれもほっと一息した安との声に続いて、残るは、実態経済だと、投資家に手放しに気を緩めないよう一言加える事も忘れないが、最後まで このことが世界の経済で何を意味するかは報道せず。世界の殆どの人は明るいニュースとして聞いたに違いない。

 アメリカの膨大な公的資金の投入の意味するものは何か? 
 
   この説明にたいした理屈はいらない。 今日の日本経済を見ればいい。  
  
   不良債権処理を含めた積年の景気対策で、世界1の借金大国になり、まともな経済対策も立てられない。
  膨大な借金を抱えた上、さらに借金するか、貨幣価値を下げて国民の預金切り崩すか、増税以外景気対策が立てられない。
  「無駄を省いて」等の与野党の政策もここまで財政赤字が膨らむと(倹約)などでは間に合わない。 
     ニッチモサッチモ行かない。

         
  アメリカも景気対策と不良債権で公的資金投入 に至った。
    今後、世界はその余波を受けることになる。
     アメリカも世界も、目の前の株価上昇は別にし喜べるような話ではないはず。 

   世界はウソでもいいから目の前の幸せになりそうな言葉を求めているから、今日のような事になるが、それにも限界があることは言うまでもない。  
   世界も日本も少しずつだが甘い言葉のもつ限界に近いづいていると考えている。  

     我々は来るところまで来ないとどうしたらいいかに気付かないようだ。  
   月から地球を見てると、南極のペンギンや北極の白熊の異常行動のように、ヒトビトも暑さのためか感覚も動きも鈍く、同じ行動を繰り返しているようだ。   

      

 

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ようやるわ!

予想していたとおり、総選挙に向け、総裁選は権力とメディアはタッグを組んで華々しくお芝居を繰り広げげている。

  以前は、不公正さにしんどくなる事がよくあったが、ここまで露骨で酷くなると、 逆説的に、これも(あり)かな、ぐらいに思い、楽しみにも似た気持ちに時々なる。

   3年前の小泉劇場の時の状況から、今はさらに悪化しているのに、お芝居の演出は同じで、  褒め殺しと言うか、化けの皮を剥がしかねない。
  投げたブーメランが自分達に向かってくることに両者(権力・メディア)共、気付かずさらにエスカレートさせている。 
 
   小泉劇場の時、3年以内に経済は、行き詰まるとドジは予測した。  今回は状況の行き詰まりどころでなく、我々の方向変換を1年以内に求められるだろうと予測している。  それは、総裁選や総選挙、政界再編、今出されてる政策がどうあれ
、言い換えると、政局や国民の世論や政党・政策の選択に関係なく、内外の事態が政策以前の国の【方向転換】を迫ってくるだろうと考えている。

   これまで日記に書いてきたことで言うと、状況認識の【視座の転換】が余儀なくされるだろうと確信する。

これまでの政策の基盤を変えた、新しい政策を云々する声が

少しずつかもしれないがメディアの上にも登場するだろうと思う。

(この視座とは  「地球上の世界」のような概念)


  
   正式に総裁選立候補もしていない人をテレビに登場させ、総裁選報道とか政治討論会の名で、与党だけで、総選挙に向けた野党批判を一方的に展開させる権力とメディアの強引さが、意味するものと招く結果を考えると、そう悪い事ばかりではない。

   頑張れば頑張るほど、破壊は進み新しい芽(新しい発想のあたらしい政策)が出やすくなる。       

     それにしても、ようやるわ! 
          

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