リーマンの破綻

アメリカの大手証券会社が破綻し,テレビが臨時ニュースを流したように、このニュースは一瞬にして世界中を揺るがした。 

  世界の金融危機と経済後退を決定付ける大きな出来事である。
  物は考えよう。  地球上のヒトビトががこうなった原因を考えたらいい。   
    誰も言わないが、はっきりしてるのではないか?   
 
    現代の産業と戦争がもつ地球的意味を考え学習するチャンスになったらいい。   
   そのはずだが、これまで似たような事を何度も繰り返しいてるから、今回もそう簡単には行かないだろうが‥‥  少しは学ぶはず。

      

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欠落した視点

総選挙へ向けた総裁選の模様が新聞テレビで報道?してくれる。 
   主張を聞いていると、どの候補者も、次の2点が抜けている。 1、今日の日本経済の困難は貿易相手の外国の経済状況や、原油や食料など地球資源が大きくからんでいるのに、国内に目を向けたまま内向きで経済対策を語っている。   
2、社会保障の財源確保の方法に顕著に見られるように、これ 

    までの社会保障の枠の中で、収支のつじつまを合わせようとしている。   
    今日の日本の現状の立って、全予算の支出の優先順位と規模を考え直し、その中で、社会保障をどうするかの視点がない。    
  枠内の収支を、「保障に見合った負担。」の言い方で国民に、「若い人達の負担に配慮。」の言い方で、世代間で収支を計ろうとしている。

 国民の税金でする国に合った、「国の役割」の視点がない。    これが、5人の総裁候補だけでなく、政治討論会では、与野党の全党、学識経験者?司会者も登場する全員が上記の2つの視点を欠いている。    
  今のところ、唯一人として、この2つの視点を持ちながら、物を言ってい る人を見ない。

視点以前の問題として感じるのは登場する人たちの視座がどうなっているかが見えない。むしろ目先にのことに流され、視座が定まっていない感じがする。 

    話は飛ぶが、上記の事と似た現象がある。    新聞では読者欄の投稿記事、テレビでは、街頭でマイクを向けた市民の声。   ほとんどが、これまで新聞やテレビで報道してきたいずれかに該当する付け足しのような内容になっていて、オリジナリティの感じないことが多い。    
    メディア情報で動く現代社会では当たり前かもしれないが、怖いものを感じる。  
      間違いなく自分も、その中にいる。     

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