寺島実朗

今日の状況を見て自分が考えている事が変なのかな?と心配になったり、自分の物言いの大柄さが気になったりする事がよくある。 
 各界のリーダーや著名人の言葉を聴いていて、どうしても基本的なところでズレていると感じ、舌足らずでも、これは自分の日記だから、あれこれ気にしないで「思いっきり書こう!」と孤軍奮闘しているような気持ちになっているところがある。

    そういう中にあって、著名人で自分の発想に【最も近く】元気をもらえる人がいる。 

   寺品実朗 テレビや新聞雑誌にも時々登場する。 日本総合研究所会長の肩書きで、63~4歳 北海道出身も身びいきしているかもしれない。 

  9月22日朝日新聞で経済界からの直言の【政治不全】の囲み記事の中で 寺島実朗の「公約で時代認識語れ」の主張が載っていた。  
   その中で、「日本の政治や国民が既に重大な国益の損失をもたらしている事に気が付いていない。」「政治の現状は危険性を持ちながら、時代が人を呼び、新しい政治の芽が出てくる可能性も大いにある。」と述べていた。  

  全く同感だ。
   どんな声も社会的なシステムに乗り大きくなって社会的な力になる。  彼は年も若く元気そうだから今後の活躍を大いに期待している。    
   先に、自分の発想と違いもあるので【最も近い】と書いた。  寺島氏の視座は【世界】であり、私は【地球】を視座に据えたいと考えている。   
   【世界】と【地球」の視座の違いは具体的現象を見る時、違いは出てくる。(その違いはいつか取り上げたい。)    
   しかし、世の現状はそんな段階の違いではなく、国益をも損なうごく狭い範囲の立場や利益を主張し動いて止まないのだから問題にならない。   
   総裁選や、総選挙の結果がどうあれ、どの政権公約(マニフェスト)も限定された範囲内の話で、時代認識や世界観をこめた政策論になっていないから、現状から見ると彼との視座の違いより共通するところが大きくなり、彼は私の言いたいことをきちんとした言葉で言ってくれる。 

 顔写真や、テレビで座っているのを見ると、ズングリしたスタイルかなと勝手に想像し親しみすら感じて見ている。   
  記事は「しなやかで公共性の高いテーマに目ざめた若い人たちが日本を変えていくかもしれない。」と期待をこめて結んでいた。 
      これも全く同感だ。  
                      がんばれ!寺島実朗!  
     
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )