京都から帰ってきて

京都と奈良の間の山深い峠に【町づくりセンター椿坂】があった。
 山道に椿があったので、近くの人はその辺を≪椿坂≫と言っていたようで、日本のあちこちで地元の人が≪川向こう≫≪川下≫≪川上≫等と言ってるのと同じようだった。訳もなく自分の田舎っぺのルーツを見たようで納得した。未だに小川にはホタルやカジカがいると村のおじさんが話してくれた。
 
千利休にまつわる庭や茶室も空白を埋めてくれるようでよかった。
 
4人して飲み歩いたりおしゃべりをして楽しく過ごしたが、この旅行で1番良かったのは、持って生まれた個性の違いの大きさを改めて感じたことだった。
 40年も娘を見てきて、植物や動物への感度の凄さというか、自分との違いを今回ほど感じたことはなかった。
「ニンゲンンはそれぞれ天才で地上の60数億の天才は互いに学ぶより他に無い。」を改めてはっきりさせてくれた感じがした。
 
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