2009年頃

今考えると(2009年)頃はは確かに変だった。
 パンデミックと言いながら、戦争の準備をし、
 不景気だと言っては借金してお金を使う。
 種が減少・消滅し、子供の声が遠のいているのに、競って原油を探し買い漁る。
 
 しかし、ちょっと待て!
 世界のリーダーが核軍縮を口にし、
 人の移動や人口の増減の新しい流れもある。
 太陽や水や空気や大地との付き合いが、少しだけど変わってきてはいないか?
 何より、【貴方】の立場で物言える人が増えてはいないか?
 
 新しい芽は、あの頃既に確実に育っていた。
 
 
 
 
 
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今は昔

 今は昔のことだけど、あの星は大変だった。
 2009年頃、海は酸化が進み、極地の氷は溶け出し、小さな島は沈み、陸地ではあちこちで山火事を起こし、砂漠化が進む。
 それまでいた生き物も日に日に減少し、死に絶える種も数万種とも言われた。
 気象も変わり、生物や植物の分布も変わり、全てのものが異変していた。
 人々の営む経済活動も100来の不況とも、その行き詰まりぶりは史上初だとも言われた。
 その上夏場にかけて、メキシコから各地に新インフルエンザが流行り、パンデミック寸前まで進行し、世界は恐れた。
 今は昔のことだけど、それから人々は何とか解決しようと多くの犠牲を払いながら力を合わせて頑張った。
 お陰で今は地球も生き物も人間も、皆落ち着き平和になった。
 人間は自分達の食べるものや使うものを、地球を勝手に掘り起こし競って奪い合うかのように持って行くのではなく、必要なものは、自分達で力を合わせて育て分け合う事を知った。
 ただそれだけなんだけど、、海の色は青く輝き、陸地の緑は蘇り、生き物も子供も皆、生き生きしてきた。
 これから? 
 やー、まだまだだよ。
 何をどう育てるか?力の合わせ方、育て方、分け合い方、
 それから、楽しみ方  これらは無限なんだ。
 なぜなら、  皆、誰もが、豊かで幸せになるのを願っているのだから。
 今は昔のことだけど、お陰でやっと方向が分ったんだ。

 
 
 
 

 
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