沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

Rage of Angels

2011-05-19 | 映画・テレビ・本・英語

Jennifer Parker ジェニファー パーカーは、才色兼備の新人検事としてマンハッタン地区検事補に配属後、最初の法廷でトラブルに巻き込まれる。

 

被告人のマフィア界のプリンスMichael Moretti マイケル モレッティの一味だと敏腕検事Robert Di Silvia ロバート ディ シルビアに疑われ、わずか一日で職を失うことに。

 

弁護士として再出発する彼女を支援してくれる弁護士Adam Warner アダム ワーナー。

 

陪審員裁判制度に、自らの特技を磨き、どん底から這い上がっていく主人公。

 

許されない恋に落ち、そして、母親として子を守るために迷い、大きな運命的決断へ。

 

天使を怒らせてしまった彼女の運命はどうなるのか。ラストは、愛が撃ったのか。

 

64節の小気味よい展開に読者はどんどん引き込まれて行く。面白かったです。

 

ニューヨークタイムスのベストセラー。

 

 

 

〇題名
直訳すると「天使たちの怒り」で、趣旨は上記の通りだと思います。翻訳本があるようで題名は「天使の自立」。

 

〇翻訳本の題名への疑問
「天使」は女性主人公のようにも思えますが、angelsが複数形なので違和感。

 

主人公の生き方が、天使たちの怒りを買い、それが彼女の運命になっていくという意味ではないでしょうか。

 

社会に出ていきなり事件に巻き込まれ、自立したのは確かだけど主人公は一人だし。

 

翻訳本を読んでいないのですが、「天使の自立」では手に取って読んでみようというタイトルではないですね。それに、若くて美しい苦学生というだけで「天使」というのは…。

 


Sidney Sheldon シドニイ シェルダンの作品です。英語は、法曹用語などは専門用語が出てきますが、難しい構文などはなく、比較的読みやすいです。