沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

Master of the Game

2010-09-26 | 映画・テレビ・本・英語
シドニイ シェルダン(Sidney Sheldon )の出世作。「ゲームの達人」です。

Kateの90歳の誕生会で物語が始まる。
Kateの父親Jamie MacGregor、Kate、息子Tony 、双子の孫Eve and Alex、そしてひ孫Robertへと5代に亘る一族のフラッシュバック。

スコットランド生まれのJamieがダイアモンドをめざし南アフリカへ渡航し、死の淵からダイアモンドを掴み、Kruger-Brent社を興す。
Davidからその話を聞いて育ったKateは、いつかDavidと結婚して、亡くなった父の会社を継ぐことを思い描き成長する。

「ビジネスはゲームGame。勝ちたいなら、勉強してゲームの達人Master of the Gameになること。」
Davidの言葉の通り、Kateは勉強を決意し、そして世の中を動かす世界的な企業に育て上げた。

しかし、ビジネスのためならと、戦争が始まれば武器で儲ける。結婚したDavidとも意見が対立する。
「ビジネスが彼女を変えた。ゲームの名前は勝利。勝つことしか考えない。会社が達人:支配者となり、彼女はその奴隷となった。」
Kateが会社を所有している以上に、会社がkateを所有していた。

ここから話が暗転する。息子Tonyの人生を支配しようとするkate.そのとんでもない結末。
Tonyの一卵性双生児姉妹の恐るべき展開。

父が苦労して築いた会社を、子供、孫、ひ孫に引き継ごうとするKate.思い通りにならない子供たち。
「ゲームに勝つ」ためには手段を選ばないkateの考えや行動が、親子や姉妹で、大きな事件に発展していく。

ひ孫のロバートは誰の子供なのか。結末はどうなるのか。
エピローグの後にプロローグが続く。
登場人物を欠かさずメモすることが必要な一冊。
英語は比較的読みやすく、お勧めです。

巨大なニチニチソウ

2010-09-25 | 家庭菜園・園芸
冬越ししたニチニチソウ君、ちっとも咲かなかったけど、葉だけがどんどん大きくなってきた。
今年の猛暑の影響なのか、葉が巨大化してる。

一昨日、一輪の花をつけた。
花の大きさは5㎝と、少し大きめだけど、葉の長さは9㎝で、かなり大きい。

↓一般的なニチニチソウ(ウキペディアより)は、花と葉が同じくらいの大きさだから、我が家のニチニチソウ君は葉が大きい。

園芸品店に並んでいるニチニチソウは、花が毎日のように次々と咲いて、咲き続けるから名前がついた。
その際、葉の存在はあまり感じない。
葉が巨大化して、毎日次々と花が咲かない我が家のニチニチソウ君は、もはやニチニチソウと呼べないのであろうか。

一般的と書いて、ちょっと自分の言葉を疑問に思う。
果たして、どっちが一般的なのであろうか。

園芸品店のニチニチソウは、葉に比べて花が大きすぎやしないか。
我が家のニチニチソウ君は、冬枯れもせずに自分の力で冬越しして、本当の自分を取り戻したのではないか。
隣のカポック君の葉と、背比べをしたのか、負けていない。

調べてみたら、葉は長楕円形で、2.5-9㎝の長さとあった。
今年の猛暑を乗り越えて、植物本来の姿を取り戻したのだと思う。
Catharanthus roseus
The leaves are oval to oblong, 2.5–9 cm long and 1–3.5 cm broad, glossy green, hairless, with a pale midrib and a short petiole 1–1.8 cm long.

The Sky is Falling

2010-09-12 | 映画・テレビ・本・英語

シドニー・シェルダン(Sidney Sheldon)の読みやすいと評判の洋書です。
英国の寓話で、キツネに騙されて、頭に木の実が落ちてきたのを「空が落ちてきた」と信じて、安全な柵から出ようと大騒ぎするヒヨコ(Chicken Little)の話がタイトルになっています。

著名な資産家が事件に巻き込まれ死亡した。
しかし、調べてみるとその家族も海外で1年の間に5人がそれぞれ別の事故に巻き込まれ死亡していた。

偶然なのか、それとも陰謀ではないか、と疑うTVの人気女性キャスターが主人公。
本のタイトルのように、彼女の話を誰も信じようとしないが、世界を駆け巡る主人公の行動力が、次第に驚くべき謎を解き明かしていく。

映画のシナリオを読んでいるような感じでしたが、TVや映画化されたのかな。
会話が多いので、洋書としては読みやすい、とお勧めの本です。


今日もパイナップル!好きな理由(わけ)

2010-09-11 | 沖縄の食べ物・飲み物・泡盛
今夏、4箱目のパインアップルが、沖縄県東村のパイン生産出荷組合から届いた。
お得意様に登録されているようで、電話で苗字を名乗るだけで、相手に伝わった。

出荷開始日から終了日まで、最大4回の注文ができた。記録的快挙といえよう。
重さ約2キロのパインアップル。累計23個。2か月間、毎日食べている。

◆多くの方は疑問もあるだろう。

なぜ、毎日、パインアップルを食べ続けるのか。飽きないのか。
パインアップルではなく、たまにはスイカ、ではだめなのか。
パインアップルを毎日食べ続けて、カラダに異変は起きないのか。

◆パインアップル自体に対する疑問もあるかもしれない。

沖縄のパイナップルは美味しいのか。(食べ放題は美味しくなかった。)
パイナップルなら、缶詰でいつでも食べれるではないか。
スーパーで売っているフィリピン産と、どこが違うのか。

こうした疑問に、ひとつひとつ答える能力は私にはないが、
私には、パインアップルが大好きな理由(わけ)がある。

◆パイナップルは、2時間の険しい山越えで得られるものなのだ。

今では、ゆうパックや電話に頼っているが、沖縄で暮らしたときは、近くのスーパーで買い求めるものではなく、自転車で2時間、険しい山越えで、出荷量日本一の東村(プロゴルファー宮里さんの出身地)を訪ね、買い出してくるものなのだ。

眩しい太陽、うれしいスコール。たどり着いた東村の入口にある「果物の王様パインアップル」の看板。
太平洋に面したパインアップル畑。畑で働く、真っ黒に日焼けしたオジサン。
帰り道、鎖のない番犬に、激しく追いかけられながら、必死の思いで買い出した記憶。
前かごや背中のリュックに、ずしりとくるパインの重量感。

パイナップルを食べると、カテゴリー(東村)に詰まったこれらの思い出がよみがえる。
http://blog.goo.ne.jp/forever-green/c/558c2edb0b92c8704acdcbdb3f77b89a