沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

ヤンバルクイナ

2009-01-31 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
ヤンバルクイナの実物を見たのは、国頭郡(くにがみぐん)安田(あだ)にあるヤンバルクイナ救急救命センター(2005年設立)。
獣医さんたちがボランティアを呼びかけてヤンバルクイナの救護活動を行なっています。
ヤンバルクイナについて今まで書いた記事

ヤンバルクイナは敏感な動物なので、こちらの気配に気づかれないように、覗き窓からそっと見ることしかできない。

水浴びをしているところ。

首を振っています。

毛づくろいかな。

ヤンバルクイナの敵は、ノネコ、カラス、マングース、自動車など。
1986年の調査では生息数は約1800羽。2002年では1200羽と推定されています。

伊江島の竹風鈴

2009-01-25 | 伊江島(伊江村)
8月の炎天下の沖縄。
伊江島のグスク山登山道の休憩所で、竹の風鈴が、涼しげな音色を立てていました。
風がある程度強く吹かないと鳴らないです。アジアン風ですね。微風で奏でる和風とは構造も音色も異なります。

グスク山とサトウキビ畑が光っています。

沖縄の空と歴史 

2009-01-24 | 琉球・首里城
今日は雪が舞って、寒い日でした。
パソコンの写真を眺めていたら、沖縄の空の青さに改めて驚いた。

2007年8月31日、ここにいた。
青い空、白い雲、サトウキビ畑。

受水入水(うきんじゅ・はいんじゅ)の岩が目当てでした。
この岩は自然のように見えますが、専門家が復元したもので珍しい事例です。

解説板です。沖縄の稲作発祥の土地。

2006年に、初めて行ったときに書いた記事。
東御廻い(あがりうまーい)3 - 浜松沖縄横浜での暮らし
前回は海中にあったヤハラヅカサは、陸に上がっていました。

海がきれいです。
遠くで色が変わっているのは、サンゴ礁の境目で深くなっているところです。

この看板、沖縄らしくて好きです。
子供も、大人も、帰宅時間が書いてあるのがいいな。

大阪へ

2009-01-17 | 国内旅行
久しぶりに、大阪に向かってます。
名古屋から、関が原の降雪地帯を通りすぎます。
大阪に住んでたのは、20年近く前です。
変わっているかなあ。

なんば駅近くにあるなんばパークス-PARKS GARDENです。
雑誌で見て、ぜひ、見てみたいと思ったのでした。

ホームページにある写真のように、全景が撮れたら良さがもっと伝わるのですが。
花博を開催した都市だけに、南海など企業が頑張って緑を生み出していますね。
ライトアップもあるようで、夏や夜も楽しそうです。

横から見たところです。
中庭になっていて、商業ビルの中からも、緑と太陽の光を楽しめます。

こちらは、大阪駅前の阪神百貨店です。
店内案内が、日本語、英語、中国語で書かれていたので、驚きました。
国際都市ですね。
しかし、また迷ってしまった。
大阪駅の改札を出た途端、阪神、阪急、市営地下鉄もそろって梅田駅に名前が変わるってある意味すごいこと。
制服を着た案内の女性がいて親切です。


こちらは、市営地下鉄のホームにあった面白い案内板です。
四ツ橋駅なのか、心斎橋駅なのか、どっちやねん?
いろいろ事情が。四ツ橋駅 - Wikipedia

荷物があるのでエスカレーターは左側の列に並んだら、歩く羽目に。
すっかり忘れていました(^o^)丿

名古屋へ

2009-01-15 | 国内旅行
久しぶりに、名古屋へ向かってます。
のぞみから見る富士山も、きれいです。

浜松を通過しました。
駅前のアクトタワーです。
高速で走るのぞみから、捉えました。
音楽の街、浜松。アクトホールのコンサートに出かけたなぁ。

名古屋駅前の「大名古屋ビルヂング」とモニュメント。
表紙の写真のように、駅前がすっかり変わってしまい、築40年のこのビルも建替計画があるらしい。
東京の「丸の内ビルヂング」は建替え後に「丸の内ビルディング」になったけど、ここも名前が変わるのかな。

この建物は、デザイン系の専門学校です。
新宿にも、同系列で変わった建物がありますね。

昼食は、ここです。出発前から決めていました。
山本屋総本家の本家です。山本屋総本家
10年前、名古屋で暮らしていたとき、地元の人に教えてもらいました。

空気穴のない蓋を、皿代わりにするんですよ。
ご飯を一緒に食べます。
「かしわ入り味噌煮込みうどん」1500円くらいだったような。
うどんは、鍋焼きうどんとは異なり、腰があって、味噌が美味しくてご飯が美味しいです。
体がすっかり、あったまりました。満足。

新しい村~埼玉県宮代町の取組み

2009-01-10 | 国内旅行
東武動物公園駅を下車して10分ほど歩くと「新しい村」があります。
動物公園東ゲートと笠原小学校を過ぎ、池を超えたところです。

池のあたりから、周囲の景観の美しさに気づかされます。
車道ですが、ガードレールも側溝もなく、公園道路になっています。
既に、「新しい村」の中です。
直線道路を、わざとS字カーブに変えました。

車道を右手に折れると、ぶどう園です。
巨峰のようです。

これは市民農園です。
農家ではない市民が、ここで野菜やハーブなど楽しめます。
背景の屋敷林は、トラストで、市民の力で保全されています。
さいたま緑のトラスト保全第5号地(山崎山の雑木林・宮代町

動物公園が左側、水路に沿って道は続きます。
コンクリート護岸をはがし、土の水路に変えました。

この先は、水田が広がります。
駅から徒歩10分で、市街化を抑制する市街化調整区域ということになります。

宮代町は、東京から40kmと通勤圏内で、人口も3万人と3倍に増えましたが、町民意識調査では、水田、畑、水路、屋敷林などが町面積の半分を占める自然を大切にすることが多数でした。
一方、自然を維持する農家数は減少し、農家世帯は町の6%に過ぎません。

農地は、生態や景観を保全し、新鮮な食糧を供給し、延焼防止避難地など防災に役立ち、自然の恵みと人の関係など教育の場となるなど町に必要な基盤で、農家だけでなく多くの町民に恩恵をもたらします。

宮代町では、農家以外の町民にとっても農地が必要であることを訴え、今から10年前に「農のあるまちづくり計画」を策定し、その中核施設として「新しい村」を整備しました。

指定管理者として新しい村の運営を行なう(有)新しい村代表取締役の島村孝一さん。

人気施設は、農産物の直売所です。
地産地消で農家を支え、子供達には「食育」の場となります。
朝市には、多くの人が駆けつけます。
地元だけでなく、青森のりんごなども直送されます。

消費者からは生産者の顔が見え、生産者からは消費者の動向が見え、食の安心と農家の研究意欲を増進されました。

わらも売ってました。
何に使うのかな。

農家の高齢化に対し、新しい村では農業生産法人として、農作業を請け負い、田畑の維持を支えています。

宮代町の建物

2009-01-05 | 国内旅行
埼玉県の宮代町に出かけてきました。
東武線の東武動物公園駅で下車すると、のどかな風景が広がります。

駅から南に歩いて行くと、変わった建物に出会いました。
進修館というコミュニティセンターです。

芝生広場と建物が一体となっています。
1980年に、建築家集団の「象設計集団」が設計しました。
斬新的な造りから注目を集め、海外からの視察もあるそうです。

机などの家具類も、ちょっと変わってます。
使いやすいのでしょうか。

その先には、1982年に象設計集団が設計した町立笠原小学校です。
色合いが同じですね。
オープンな作りは「文部省の建築基準を変えた」といわれ、子供達からは「竜宮城」として親しまれているそうです。

アップで見ると、子供達が「裸足」でいます。
はだし教育でも有名だそうです。

両者の間の1981年には、象設計集団は沖縄県名護市役所を設計していました。
パソコンを探すと、2006年7月、住民票を届けに行った時の写真が出てきました。

象設計集団は、作風が似ていますね。
日本建築学会賞を受賞したときは、風通しのよいエアコン不要のデザインが売り物でしたが、書類が風で舞うなどの理由で、今ではエアコンが効いていました。

最後に、これは東武動物公園のジェットコースター。
良く見ると、「木製」です。
見るだけでスリルを感じますね。
象設計集団の設計ではないと思います。