沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

最近読んだ本

2009-03-30 | 映画・テレビ・本・英語
Matilda (Roald Dahl)
マチルダは可愛い5歳の天才少女だが、親はその才能を全く理解しない。
図書館で読書し、小学校に入学するが、そこには体重200ポンドで子供嫌いのとんでもない暴力女校長トランチブルがいた。
マチルダvsトランチブル。

最後のページまで読み応えあり。
ロアルド・ダールがまたやった…。マチルダは子供の心を射止めるだろう−NYタイムス書評

Five Children and It(Edith Nesbit)
どこかで読んだことがあると思ったら、「砂の妖精」という有名な童話なんですね。
ロンドンから田舎に引っ越してきた5人の子供達が砂場の穴を掘ると、何千年も住んでいた「砂の妖精」が出てきた。
一日に一つ、日没までの間だけ有効な願い事をかなえてくれる。

「きれいになりたい」「翼が欲しい」「お金持ちになりたい」と願うが、それが原因でトラブルが起きてしまう。いい願い事って何なんだろう。
願い事は、叶えて貰うものではなく、叶うように努力することなんですね。

Audrey Hepburn(Chris Rice)
オードリー・ヘップバーンの映画を観たのは「ローマの休日」くらいで、そのほかは題名や音楽だけしか知らなかったのですが、この本を読んでオードリーが好きになりました。
映画も見てみたいです。いろいろなエピソードが簡潔にまとまっています。

晩年のアフリカでの、貧しい子供達への国連活動を始めた理由。
母子家庭で育った故に、家庭への憧れとハリウッド人気女優の苦悩。
ヒッチコックの「サイコ」の裏話。
「ティファニーで朝食を」「マイフェアレディ」のこと。
ジバンシー、エリザベス・テイラー、グレゴリー・ペックとの親交。
最後の映画で残した彼女の言葉。「Do things for others.」

首賭けイチョウ

2009-03-18 | 生活
首かけイチョウと聞くと、ドキっとしますが、賭ける方です。
今日は公園のベンチでおにぎりとお茶。

日本最初の洋風公園の日比谷公園は、今から100年前に東大の教官だった本多静六(ほんだせいろく)が設計したものです。

道路の拡張で伐採されそうになった樹齢300年の大イチョウを、東大教官という自分の職を賭けてでも移植させて見せるとかけ合って、大工事の移植に成功したものといわれています。
本多静六
松本楼という100年前の開園当初からあるレストランのそばに、いまでも立派な姿を見せています。
日比谷 松本楼

樹齢400年以上ということですね。
松本楼を背景に、どうどうとそびえたっています。
本多博士とイチョウに感謝ですね。

80万語

2009-03-15 | 映画・テレビ・本・英語
3ヶ月前に50万語でしたが、コツコツと18冊読んで、今日80万語を越えました。
読んだ本をWEB登録すると、累積の語数を計算してくれる仕組み。
これまでに90冊。月に10万語くらいのペースです。

Emil and the Detectives(エミールと探偵たち)
原作はドイツの話なんですね。
母と二人暮らしのエミールは、理容業の母が少しずつ蓄えた大切なお金を、ベルリンに住む祖母のところまで一人で列車に乗り届けに行きます。ところが、列車内でスリに全財産を盗まれてしまう。警察に頼めない事情があります。
知らない街で、無一文。重たいスーツケースと花束を持ったエミール君は、犯人を追いかけますが、一体どうやってお金を取り戻すことができるのでしょうか。
ペーパーバックでは、エミール君の人物像が明確になります。探偵物と思っていましたが、田舎育ちのエミールとベルリンの都会っことの友情。子供の頃、日本語で読み、Graded Readersで展開を楽しみ、ペーパーバックで登場人物を味わう。3回楽しめますね。

The dearest boy in all the world(最もかわいい男の子)
交通事故で父親を失った7歳の男の子が、考えた末に取った行動とは。
いつも、物事を深く考える男の子。男の子の考えに、病気の姉や母親は驚かされます。
不思議なことに、ページがない本です。その代わり、カタツムリが…。
オランダの作家、イラストも、テッド・ファン・リースハウト。

Find the White Horse(白馬を探せ)
怠惰な犬のLubberは隣家の引越しトラックに運ばれてしまい、犬の収容所で引き取り手も現れずに安楽死される羽目に。
収容所に棲みつき多くの犬が処分されるのを見ていた猫のSquintumは、Lubberを助けようと思い立つ。そして遠く離れたLubberの飼い主の双子のおばあさんの家を目指す苦難の旅に出る。
目印は山に描かれた白い馬(英国の石灰岩の丘陵地帯に画かれた地上絵で hill figureと呼ばれる)。 犬、猫、レース鳩の立場から、人間を描く物語。

Lassie Come-Home(ラッシー家路)
英国からアメリカへ移住したエリック・ナイトの原作。
出身地である英国ヨークシャーの村が舞台。
ラッシーというコリーは、美しさ、毎日16時になると飼主の少年を学校に迎えに行く正確さ、他の貧しい家のようにはお金と引き換えに犬を手放さないことで有名だった。
父が失業し、ついに金持ちの地主に売り渡すが、ラッシーは16時が近づくと本能で脱走し学校まで戻ってきてしまう。
その繰り返しにとうとう400マイル離れたスコットランドまで連れて行かれるが、ラッシーは再び脱走し荒野を南下し始める。生きるための大変な旅が始まる。少年がラッシーを必要としているのではなく、ラッシーが家族を求めている。犬のひたむきな本能に、家族愛に惹かれる作品。
1940年に単行本が発刊され、1943年に映画化されたが、数ヵ月後に作者は第二次世界大戦で逝去した。

English Fairy Tales(英国童話集)
英国に伝わる童話・昔話の短編集。ジャックと豆の木、三匹のこぶた、親指トム、シンデレラ姫の原作?など31編が出てくる。古語も使われてます。
巨人、魔女、残酷な話だとか、これって単に泥棒じゃないの!童話かな、結末もなんで?とか感じるところがありますが、それもまた当時の英国の様子を反映させるものとして魅力です。

Charlie and the Chocolate Factory (チャーリーとチョコレート工場)
こういう展開になるとは…。
目次からストーリーをある程度は予測したのですが、それ以上で、なかなか面白いと思います。
後で知ったのですが、映画化されたロアルド・ダールの有名な作品でした。

アイロン君

2009-03-14 | 浜松のくらし
お気に入りのアイロン君です。
軽くて、コードレス。

背広やズボンのシワも、吊るしたまま霧吹きのように、シュッと一吹きできれいに消えます。
お出かけ前の忙しいときにも、簡単です(^o^)丿
障子張りにも、役立ったし。

アイロン台の上では、軽ーく滑ります。

くるくる、アイロン掛けも楽しくなります。

うしろ姿も、カワイイ。

アイロンかけはストレス解消になるってホントですね。

花粉対策マスクの意外な使い方

2009-03-12 | 生活
花粉が、ぶんぶん飛んでますね。
マンションの6階ですが、朝から花粉を感じます。

ところで、壁の換気口は、ダイジョウブですか。
換気扇を回すと部屋内の気圧が低下し、ドアが重くなります。
そのため、壁には吸気口がついています。
窓を閉め切っていても、花粉は、そこから部屋に入ってきます。

換気口フィルターという製品があったのですが、今や入手困難。
こういうときに、花粉症マスクが素晴らしく役立ちます。

右側が使用前、左側が使用後。2週間でこんなに。
バス・トラックのジーゼルエンジンの排気ガスに含まれているようです。
こういうススを気づかずに吸い込んでいると、花粉症になりやすいらしいです。

プロジェクト・ワイルド全国大会

2009-03-07 | 環境教育
野生生物の保全のための環境教育「プロジェクト・ワイルド」。
日本に導入されて10年、指導者は1万5千人を超えました。
毎年1回開催される指導者の全国大会に行ってきました。

生物多様性の保全の必要性を環境省の室長が講演してくれました。
分かりやすく、土曜日なのにありがたいです。

「生き物かくれんぼ」関西から来た人が作ったカードゲームです。
地球温暖化がテーマで、文字が書かれたバラバラのカードを組み合わせて、4種類の生き物を見つけ出す…

ナガサキアゲハ、セアカゴケグモ、シロクマ、イワシ、見つかった生き物はどれも温暖化に関係してました。
関西の方は、トークが抜群で、楽しいですね。

北海道から来た理科の教師が作った活動です。
北海道の希少種ニホンザリガニの生息環境を考え、保全のために何ができるのか、みんなで考えています。

これは北極サバイバルという活動です。
資源を取引していますが、希少種の方が取引価格が高いことが印象的でした。
経済原理では、希少種が少なくなる方向に向かいます。

生物多様性をテーマに新しく開発された活動の課題等を確認した後、教育現場や企業との協働について、意見交換が行なわれました。


冒頭の写真は、アイス・ブレイク(参加者をリラックスさせるために最初に行なうもの)です。
みんなで手をつないで蝶の形を作ってます。
子供達は喜びそうですが、大人はちょっと…。