沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

今のところ16万語

2006-12-27 | 映画・テレビ・本・英語
半年前に、 めざせ100万語と書いた。
目指していることには変わりはないけど、なかなか進んでいない。
今のところ、24冊読み終わって合計15万7000語。
この調子だと、100万語まであと3年…。

最近読んだ本の備忘録。

「Emil and the Detectives」 11,000語
エミールと探偵たち。ドキドキしながら読んだ小学生の頃を思い出す。

「The Ring」 13,000語
なぜ狂人になったのか、追求し意外な事実が判明して面白かった。

「The Interpreter」 13,700語
映画なので登場人物が多く大変だった。結末も映画的だなぁ。

「The No.1 Ladies' Detective Agency」 15,600語
アフリカのボツワナが舞台。女性私立探偵が様々な民事の難題を解く。
土地が違えば、起こる事件も違う。

「The Boxers」 9,000語
殺人事件の裁判。検事側、弁護人側の証言を基に無実か有罪か読者に問う。
劇で生徒が各役割を演じる。陪審員制度のある国ではこんな教育をしている。

事件、探偵物が続いているなあ。
結末が楽しみで、最後まで読む気が持続するからね。
単語数を制限しているので、確かに辞書は引かずに読める。
本の後ろにある設問を解いたら、英語力がつくんだろうなあ。やっていないけど。

***********************************************************

今年も訪問してくださいまして、どうもありがとうございました。
加えて、数々のコメントをお寄せいただいた方に、感謝します。

正月は東京に帰らずに、沖縄で過ごします。
少し早いですが、皆様、よいお年をお迎えください(^^♪

島らっきょうの浅漬け

2006-12-19 | 料理
道の駅許田で、島らっきょうを350円で売っていたので、2束ゲットです。
美味しくできるかな。

ヒゲ根と青い部分を包丁で切り取ります。
薄皮を取って、水できれいに洗います。
フツーのらっきょう作りより、ずーと簡単です(^^♪

島マースをかけて、一晩置きます。
マースとは、方言で「塩」です。
黒潮のぶつかる沖縄県粟国島の、カルシウムミネラルたっぷりの塩です。
これも、道の駅許田で仕入れました。

水で塩を洗い流して、完成です。

おいしいーっ(^^♪

名護の街並み(7)

2006-12-16 | 名護市
名護博物館に行ってきました。
ひんぷんガジュマルの近くにあります。
入館料150円。
古いタイプの博物館ですが、内容は充実しています。
沖縄の生活文化がよく分かります。

家畜も展示してあります。
これは、アグーという沖縄在来種の黒豚です。
今では100頭程度しかイナイそうです。

山羊です。ヒージャーと呼ばれています。
山羊料理は、山羊薬(ヒージャーグスイ)といわれ、貴重な栄養補給源でした。

これが山羊料理です。
ヒージャーの刺身。山羊汁。
食べたこと、ありません。
臭みは、ヨモギやショウガで消したそうです。

「認知症の患者に効果がある植物を調べていたら、沖縄の人にはヨモギが効果があった」と、園芸療法で著名な東京農大浅野教授が話していました。
こういう原体験が治療に役立つし、食べた植物が体の回復を助けてくれるんですね。

これは、見たことあるような…クロトンです。(黒ブタじゃないよ)
観葉植物が、博物館の外周にフツーに植えられていました。

向かい側にある売店です。
工場直送の生ビールが飲めます。

帰り道です。山羊が自分で「おいしいよー。」と呼びかけています。

名護の街並み(6)

2006-12-14 | 名護市
今の季節の沖縄は、暑くも寒くもなく、過ごしやすいです。
ちょっと曇りや雨の日が多くなった気がするけど。
この気候は、人間だけではなく、植物にもいいのかな。
街には花の数が増えたような気がします。

鮮やかに、ピンク色の花が咲いています

トックリ・キワタといいます。
幹が、バオバブのように、トックリの形をしています。

しかも、街路樹には適さない特徴が…

鋭いトゲを持っています。
でも、良くみたら、人が触りそうなところは、きちんと除去してありました。
でも、なんでトゲが必要なんだろう。
花や実を取られないようにしているのかな。

この家の門は、黄色い花のトンネルです。

この家も庭が花ですごいんだろうなあ。
コンクリートブロックを緑化しています。
花がいっぱいの沖縄です。

門の上には、シーサー君。

名護の街並み(5)

2006-12-12 | 名護市
今日も、沖縄は暖かいです。
若い人は、沖縄は夏が好きという人が多いですが、年配の人は、12月の沖縄が好きだと聞きます。
寒くないし。神経痛にもいいし。
内地の10月くらいの、ちょうどいい気候です。

それで、名護の街並みの続きです。
名護は、沖縄北部地方の大きな街で、新しい住宅地が出来ています。
街路樹が、南国情緒です。

新しい家に、煙突があります…エッ?
暖炉用の煙突では、ナイです。
古い家にもありますが、この煙突みたいなものは何か、分かりますか?

分かった人は、コメントくださいね。

そして、家に欠かせないものといえば…

シーサー君。
場所を取られて、ネコ君の居場所がないね。

赤い瓦屋根の休憩所。

ここにもシーサー君が乗っています。
鳥が、止まりにくいね。

この辺りは、山を切り開いて住宅地にしました。
先月まで、鳴いていたセミの声…。

耳を澄ましても、もう聞えません。残念。
代わりに、秋の虫の声が聞えてきます。
今年産卵したセミの卵は、数年後、地上に出て鳴くことができるだろーか。

あれ、この道路。赤土が溜まっています。

先日の豪雨で、住宅予定地の裸地から流れたのでしょう。
悲しいです。ちゃんと対策をして欲しいです。

名護の街並み(4)

2006-12-10 | 名護市
沖縄は今日も暖かいです。
ぶらりと、街を散歩してみました。
沖縄らしいものを見つけに出かけます。

お、吉野家がある。しかも…

牛丼屋なのに、沖縄限定のタコライスが380円なり。
うーん、食べてみたいけど、食後なので、またの機会だね。
沖縄で、アイスと言えば…

ブルーシールだよね。
しかも、ドライブ・スルーって書いてある。
フツーの売店に見えるけど。
窓口に、車を横付けして、買うのかなあ。

何か石で出来た三角形があるよ。
りゅうぎん…だって。

りゅうは、竜じゃなくて琉球で、琉球銀行のATMでした。
この形、何の意味があるんだろう。
沖縄の都市銀行は、他に沖縄銀行と海邦銀行があります。

全国転勤だからとみずほ銀行にしたのですが、沖縄では県庁前に1店舗あるのみ。
したがって他銀行経由で、普通で105円。土日には210円も取られる。
やっぱ、便利なのは郵便局かなあ。手数料ゼロだし。

あれ、なんか文字が変だぞ…。

逆立ちしてます。
ノンノンだって。
何のお店だろう。
鏡を使う店?それとも写真屋さん?

赤い海

2006-12-09 | 沖縄の海
前線が通過して、12月7日、名護では1時間に54mmの集中豪雨があった。
沖縄の土は、こうした豪雨には弱い。
赤い土が、雨に流されて川に流れ込み、海へ運ばれる。
河口近くの海では、海の色が赤く染まる。
海に、赤と青の境界ができている。
1日も経つと、落ち着いて元に戻るのだが。

(12月7日17時沖縄自動車道許田インター出口付近の名護湾)

那覇⇔羽田

2006-12-07 | 沖縄のくらし
急用が生じた。仕事を終えて夜の飛行機で、那覇から羽田へ向かった。
東京は、空気が冷えた街だ。
「さぶっ!」
すれ違う人は、みんなコートを着てる。女性はマフラーも。

今の沖縄は、最高気温が25度、最低気温は20度もある。
コートやマフラー姿の人は、沖縄にはいない。
沖縄から現れた私は、そもそもコートなど持っていない。
着ぶくれラッシュというが、電車で隣席の人のコートの温もりが暖かかった。

東京での仕事を終えて、羽田空港に向かう。

チェックイン後、30分だったが時間があったので、ヤフーのネットカフェに寄った。
1ドリンク頼めば、インターネットが自由にできる。便利なものだ。

那覇⇔羽田は、時速200kmの偏西風のため、行きは1時間50分だが、帰りは2時間20分もかかる。
なつかしい流水算だね。ところが今日は、3時間15分も費やした。

今日の沖縄地方は前線が通過したため、気温は25度だが悪天候。
乱気流で上下に揺れる機内で、ジェットコースターのようにバンザイして遊ぶ脳天気な客もいるが、前方が見えなく無重力状態というのは、私は気分が悪い。

那覇空港は視界が悪く、何回も着陸を試みるが、諦めてしまう。
石垣島や奄美大島に緊急着陸することはあるのかな。
でも、こんな巨体だと内地まで戻されるのかなあ。など考えておりました。
上空を40分間も旋回して、3回目の進入で、無事に着陸できました。
さすがJALだ(^^♪
1919便の機長さんに、心から拍手しましたョ。

琉球のお菓子

2006-12-05 | 琉球・首里城
琉球のお菓子を食べる機会があり、行ってきました。
お茶をいただきながら、ちょっとずつ試食してみました。
中国から伝わったもの、大和にも似た物があるものなど様々ですが、「与那城御殿御菓子并万例帳(よなぐすくうどuん おかし ならびに よろずためしちょう)(1879年)」など古文書に記載され、琉球独自に発展し根付いた御菓子のようです。

琉球料理の研究を続けている安次富 順子(あしとみ じゅんこ)さんが、古文書を分析し、古老の話を聞いて再現してくれました。

「大鶏餃(たいちーちゃお)」
胡麻あんを、ラードに小麦粉を混ぜた皮で包んだ揚げ菓子です。
香りがあり、これは美味しいです。


「松風(まちかじ)」
表面に胡麻を散らした焼き菓子です。
赤く染め帯状にして大きく結んでいます。
結納のときに縁起菓子として使われるそうです。
これはパリパリと食べやすいお菓子です。


里桃餅(りとうぺん)
袋を開けると、可愛い桃の形をした焼き菓子です。
名前に餅がついていますが、中国の小麦粉を使った餅(ぺん)です。
桃は中国では長寿のもとで、おいしさよりも形が優れています。


「桔餅(きっぱん)」
カーブチーなどの柑橘類を砂糖で煮詰めた菓子です。
中国への使者が持ち帰ったお土産が始まりのようです。
このように切り分けていただいた方がいいと思います。


このほか、「きんそ糕(ちんすこう)」など有名な焼き菓子もいただきましたが、珍しいものを紹介しました。

ゴーヤーカレー

2006-12-03 | 料理
「ゴーヤーカレーって食べたことあります?」と地元の人に聞くと、「ゴーヤーとカレーは別々に食べる。」と返事が返ってきました。
ならば、作らねば。

タマネギとニンジンとゴーヤーをよく炒めます。
それ以外の材料を加えると、ゴーヤーの味が分かりにくくなると思って、これのみです。
水を加え煮て、ルーを溶いて半日置いて出来上がりです。

食べてみました。
「にがっ!」
ゴーヤー(にがうり)の苦さが、そのまんまカレーに溶け出して、実に苦いカレーです。
それで、道の駅許田で買った、「与論島のおにのソース」を加えてみました。
与論島の唐辛子は、鬼も裸足で逃げ出す、と書いてあります。

「からにがっ!」
ネットで調べると、ゴーヤーカレーは酢を混ぜるといいと書いてあります。
カレーに酢とは思いつきませんでした。確かにまろやかになります。
料理は冒険だぁ。

首里金城の大アカギ

2006-12-02 | 琉球・首里城
首里城の南側にある金城町の石畳。
近くに、うっそうとした森があります。
樹齢200年の大アカギが6本群生しています。
琉球の人はこうした森を大事にして祈りの場所にします。

下から見上げると、空を葉が覆い尽くしています。
右の樹と左の樹が、太陽の光を求めて、隙間なく枝葉を伸ばしています。

大アカギから石畳の道に続く道路は、発掘調査中でした。
昔の道路が復元されると、もっと行きやすくなります。

石畳の道に出て、南側に下りていきます。

村屋では、おじいが観光客に説明をしていました。

村屋のそばには大きなガジュマロがあります。

道沿いには沖縄の木々の名前が書いてあります。
自治会の人々が、樹名板を出しています。
こういうのは珍しいです。

いろんなところにシーサーがいます。
シーサーは、獅子の沖縄方言で、守り神です。